21.11.22

コスコ出店による効果 / NZ の治安

 オークランドにコスコ (Costco) がオープンしたのは、今年  9 月 28 日。
その日から、連日たいそうな賑わいであるようで、それが故にまだ行く気にならないでいる。

行く気にならない最大の理由は、我が家から遠いということ。高速で 25 分程かかる。
わざわざ高いガソリン代を払ってまで、行く価値があるのかと思ってしまう距離だ。
NZ $ 60 の年会費を支払って、果たして年に何回買い出しに行くだろうか...

もう一つ躊躇してしまう大きな理由は、全てにおいてサイズが大きいということ。
いつも買っている Real Mayo は、一般のスーパーマーケットより格段に安いのは魅力だが、1.9ℓ 入りの容器は我が家の冷蔵庫には入らない。それを買ったら別の容器に詰め替えないとならなくなるのは必至で、詰め替える手間も面倒... そして、詰め替えた容器数本は、狭い冷蔵庫内のスペースをかなり占領することになるのだ。

我が家では、コロナが流行してからというもの、肉/魚類は専門店でキロ単位で買うようになっており、配達されたものを1 回分ずつに仕分けして冷凍するという方法を取っているので、コスコで大量に買うことに違和感は無いが、これもチェスト フリーザーをもらったおかげでできることで、それがなければ、間違いなく、そんなに大量の肉/魚類を一度に買うことはできなかっただろう。
(オーストラリアに引っ越した T の友達が、引っ越す際に我が家に置土産としてプレゼントしてくれたこのフリーザーは、今や、我が家にとってはなくてはならないものになっている)

コスコに買いに行けるのは、そのチェスト フリーザーがほぼ空になった時だけだ。

買って来た肉/魚類を1回分ずつに仕分けするのは結構時間がかかり、いつもうんざりしてしまうが、食費を安く抑えるためには避けては通れず、おまけに、後日、冷凍した塊肉は薄切り肉に加工しなくてはならないという手間まで付いて回る。
日本に居たらおそらくは一生買うことなどなかっただろう『ミート スライサー』は、我が家では今や必需品だ。


オークランドにコスコが出来て以来、多くの人が Facebook に商品と価格の紹介をしてくれるようになったが、それを見ていると、これまで NZ では売られていなかった魅力的に映る商品の数々を、こぞって買っているように思える。
これまでは必要無く過ごして来たのに、皆が良いと言うと、買いたくなってしまうような商品が、大量に家の中に貯蔵されることになるというわけだ。
私たち家族も、コスコに行ったらそれらを買い、ステーションワゴンが満杯になるほどの "大人買い"をすることになるのだろうか...



未だコスコに出向いてはいない私たちだが、既に少なからずその恩恵は受けている。
コスコができてくれたおかげで、これまで "殿様商売" をしていた多くの企業は、否応なく価格競争の渦の中に巻き込まれることになったからだ。

大手スーパーマーケットは挙ってフリー デリバリーの頻度を増やし、使用期限は少々短いものの、$20 引き、或いは $30 引きのバウチャーが Eメールで送られてくることも珍しく無くなった。
目玉商品は売値の半額になる物まであったりする。決して多くはないが。

オンラインで注文し、無料配達の恩恵に与る機会が増えたのはありがたいことだ。だが、依然として食料品の価格は高く、特に魚介類、野菜の価格はまだまだ多くの市民の許容範囲にはなっていない。ほとんどの商品は、やはりコスコの価格に勝てていないようだ。

*これら割引については、おそらく、オークランド住民のみが享受できる細やかな特権で、コスコの無い他の都市ではこれまで通りなのではないか... 定かではないが...


-----------------------------------


私たちがここ NZ に来た当初は物価も安く、円高でもあり、治安も良かったが、この 19 年の間に物価は異常なほど高騰し、円安は加速度を付けて進行し、治安は目を疑うほど悪くなってしまった。

白昼堂々と、武器を持ってショッピングセンター内にある貴金属店を襲撃するのが、10 代前半と思われる子供であったりすることが珍しくないというのは、以前のクリーンな NZ のイメージからは信じ難い。

夜、車で、リカーショップやらブティックやら、デイリー(コンビニのようなもの)のガラスドアに体当たりし、ドアや窓を破壊した上で金品を強奪するという行為が後を経たないのは、警察が機能していないことの現れだと、国民の多くが憤っているのがよくわかる。
自衛するしかないのかと、ショッピング モールに店を構える人たちは協力し合い、犯人に立ち向かう体制を取っている所もあるが、本来受けなければならない法の裁きは、『未成年』という囲いを未だ打ち破ることができず、商店主は恐怖を抱えたまま生活せざるを得ない状況となっている。

今でも、NZ は風光明媚で、平和で、安全というイメージを持っている人は多いだろう。
だが、実際は惨憺たる状況である。

NZ に限らず、おそらくどこの国でもそうだろうが、特にコロナが蔓延してからというもの、経済は破綻し、貧困世帯は激増... それが要因で治安は悪くなる一方で、良くなる見通しなど立たないという、悪循環に陥ってしまっている。

果たして、元の生活レベルまで戻る時が来るのだろうか...

少し前、久しぶりに電話をくれた日本人の女性は、既にNZ に国籍を変えていると言っていたが、私よりも遥かに長くこの国に住んでいる彼女もまた、近年の治安の劇的な悪化に辟易していることを残念そうに話していた。

コロナ ウィルスの蔓延、大規模な各種自然災害の激増、ロシアによるウクライナ侵攻(とそれによる物価高騰)、北朝鮮のミサイル問題、etc...


聖書を学んでいた時、『終わりの日』の印として挙げられていた項目の数々を思い出し、終わりの日はいつ到来するのだろうかと、改めて考えている今日この頃である。



6.10.22

24年目の記念日

24 年前の今日は火曜日。最高気温は 27.7 ℃もあり、晴れだったと、今朝長男から Line に送られて来たのを見て、全く何も覚えていないことに気が付いた。
覚えていないのはそれだけではない。 
どんな服装をしていたのか、どんな物を用意して異国の地に向かったのかさえも、全く記憶に無い。


17 歳だった子が 41 歳になり、14 歳だった子が 38 歳になり、8 歳だった子が 32 歳になった今、当時の状況を思い返してみると、ある日突然、一人で全てを背負わなければならなくなった自分が、必死の思いで、ただただ気丈に振舞うよう踏ん張り続けていたのは、『壮絶』の一言に尽きたなと、懐かしく思い出した。

『懐かしい』と書きはしたが、決して楽しい思い出ではなく、できることなら一生経験することなく終わりたかった類の思い出である。


私たちの最大の記念日は、同時に私の母の誕生日でもある。
今年、90 歳の誕生日を迎えた母は、外見はひどく歳を取ってしまったが、ボケることもなく、今でもしっかりしていて、Line で時折連絡を取り合うこともできている。(孫とも Line でやり取りをするようになった。email でのやり取りよりも楽なんだそうだ)



姉が送ってくれた写真には、今でも何も変わらない『日本の団欒』が写し込まれていた。
私たちの生活は、海外ということもあるだろうが、同じようにダイニング テーブルで食事をとる風景でも、雰囲気はまるで違うなと感じる。そこに居る人ではなく、漂う "空気" が違うのだ。
私たちは、違う道/生活を選んだのだと、送られて来た写真を見て痛切に感じた。


日本に帰っても、年々減り続ける日本の年金だけでは暮らしてはいけない事が明白になった今となっては、永久的に日本に帰るという選択肢は完全に無くなった。
この先日本に一時帰国する機会は、ごく限られたものとなるだろうことは容易に想像がつく。


母が 90 歳の誕生日を迎え、外見的な衰えを目の当たりにすると、元気な内に会っていっぱい話をしたいという思いは強くなる。だが、未だ感染の脅威が無くなってはいないだろう飛行機等での移動は、やはり気後れがするのは否めない。その上、航空運賃は目が飛び出るほど高騰してしまっていて、おいそれと旅行を計画することができなくなっているというのも、非常に痛いところである。

コロナが収束して、何も案じることなく日本に一時帰国できる日が早く来てくれることを、ただただ祈り続ける毎日である。




5.10.22

食べ過ぎ注意! 手作りグラノーラ

歳を取ったためか、少し前から夕飯に白米のご飯を食べると胃もたれするようになったため、主食の白米をオートミールに変えてみた。
速攻で胃もたれは解消されたが、便通が良くなり過ぎ、しばらくは頻繁にトイレに行く日々が続いていた。オーツ麦に含まれている豊富な食物繊維のせいだ。 

食べ続けている内に、体が慣れて来たのか、ひどい下痢状態は治り、特に運動もしないのに、体重も徐々に減って来て、これはなかなかいいぞと、オーツを使ったレシピを探すまでになった。

最近では、小腹が空いた時のおやつ代わりにと、ロールド オーツとナッツ類、ココナッツオイル、蜂蜜、シナモン、塩少々でグラノーラを作るのが習慣になっている。

グラノーラは出来合いを買うと結構な値段だが、自分で作れば安くでき、家計を圧迫しないおやつとなる。
ロールド オーツは 1.5kg で高くても NZ$ 8.00(¥650前後)以下で手に入る。1.5kg で NZ$ 5.00 以下という安いものもあるが、そちらはかなり小粒であり、粉が多く混じっているため、私は粒の大きなものを選ぶようにしている。


そのまま食べても、ミルクを注いで食べても美味しいこのグラノーラであるが、食べ過ぎると確実にお腹を下すため、注意が必要だ。

1 回の摂取量はカップ 1/4 程度(約30g)で、1 日 2 回までに抑えるようにと、摂取量が書かれているサイトがあったが、どうやらそれは守った方が良さそうだ。




28.9.22

思いがけないプレゼント


同居人 T が、私のために新品の iPhone 13 Pro を買ってくれた。機種落ちなのに、最新の iPhone 14 (普通版)よりも高かったと、苦笑いしつつ嘆いていた。

古くなった私の iPhone 7 plus は数年前にもらった H のお下がりで(その前に持っていたのは H が買ってくれた 6 plus )、今でも何ら支障無く使えているのだが、近い内に OS をアップデートできなくなり、様々な APP が使えなくなることを懸念した T が、しばらく考えて、私が使い易いだろう機種を買ってくれたということだった。

誕生日でも、クリスマスでも(元々我が家では祝わないが)、何かの記念日でも何でもない日に、想像だにしていなかった高価なプレゼント... T はいつでも私のことを気にかけてくれていることを、心から有り難く思い、私はなんと幸せ者だろうと、胸が熱くなった。

T はスクリーン プロテクターも注文してくれてあり、早々に取り付けてくれた。
セットアップも全て T にお任せの私がした事は、MagSafe Charger やらケースやらを注文したくらいなもの... 歳を取って、できることがどんどん減って行くのを、もはや笑うしかない。

iPhone 13 Pro になって何より嬉しいのは、マクロ撮影ができること。


これまでは外付けのレンズを装着して花などを撮っていたのだが、被写界深度が非常に浅く、正確にピントを合わせても、手持ちでグラつかずに、その状態を維持したままシャッターを押すのは至難の技だった。
iPhone 13 Pro のマクロ撮影は遥かに楽だ。手ブレの心配などもう無い。


Line で他の子供達に私の新しい iPhone の写真を送ったのは、T がしっかり私の面倒を見ていてくれることを伝えるのと同時に、他の子たちが(私が持っているのを)知らずに買ってくれるのを防ぐためでもあった。

彼の人が居なくなって丸 24 年...

Line でチャットしながら、子供たちが皆とても優しく、明るく育ってくれたことを、何より嬉しく思った次第である。




10.9.22

Pizza Peel

 10 年以上も前に買った大きいオーブン用のピザ ピールは、薄い合板でできた安い物だったが、今でも割れる事なく使えている。(何度かオイルを塗ってケアして来たため、既に飴色になっている)

ピザ ピールと呼ばれるシロモノであるが、私はピザではなく、専らパンを焼く際に使用しているため、滴った油によるシミなども無く、まだ綺麗な状態を保っている。




だが、オーブン トースターで使用するのには、これは大き過ぎ、しばらく前からサイズの小さな物が欲しいなと思っていた。

手持ちの余り板の中に、ピッタリなサイズ&厚みのものがあったので、適当に持ち手を描き、チャチャッと作った物がこれ...


裏側には、上に乗せた食材を熱いオーブンに滑り込ませたり、出したりする際に便利なように、差し込む側に傾斜をつけておいた。



板端から 25mm の所に線を引き、鉋で傾斜を付けて削って行く方が、テーブル ソー を引っ張り出して来て、削ぎ落とす角度を調整し、7mm 厚ほどしかない薄い板を恐る恐る回転する刃に沿わせて行くよりも、(私に取っては)遥かに楽である。
しかも、鉋を使った方が綺麗に仕上がるのは言うまでもない。

(私はあのテーブル ソーのけたたましい音が大の苦手なのだ)



無垢板でファンシーな物も売られてはいるが、薄い合板で充分役目を果たせる事は実証済みであるし、誰に見せびらかすわけでもないので、こんなもので充分だ。

水に浸しっ放しにしなければ、何十年でも使い続けられるだろう。

仕上げは osmo TopOil (Food safe) を 2 コート。このオイルはごく薄く塗るだけでいいので、楽で、非常に気に入っている。





7.9.22

Braun Hand Blender Holder(試作品)



少し前、安くなっていたハンド ブレンダーを購入した。

その店のウェブサイトには、この(上の写真の)箱の上に乗っている小さなフードプロセッサーが 付属されている型番の写真が掲載されていて、しかも、店に行くと正にそのものが展示されていたので、それを購入する旨店員に伝え、待っていると、店員は型番の違う物を持って戻って来た。

店員に、入っている付属品が足りないことを指摘し、展示品と同じセットを買いたいと伝えると、再度探しに行き、結局見つけられなかったということで、店長が呼ばれて説明に来た。

店長曰く、その型番は既に販売されておらず、その小さなフードプロセッサー を除いた型番の物を同価格で販売しているという説明だった。
ウェブサイトの管理者が写真を差し替えるのを怠り、以前使っていた写真を、確認もせずそのまま掲載してしまったとのことだったが、目の前に在庫があるのに、それを売ることはできないという店長としばらく話をし、それでは別の型番の物があるかと尋ねると、横にいた店員が「ここでは扱っていないけれども、他の店ですごく安く売ってるよ!そこに行くといいよ」と、"店長の前で" その店の広告を見せ、助言をしてくれた。ご丁寧に、『すごく安い』を連発していたのには笑えた。
その展示してあるセットをどうしても売れないというのなら、別の店で安いのを買うことにするよと諦めかけた私に、店長は、その小さいフードプロセッサー には保証を付けてあげられないが、それでもよかったら、おまけで付けてくれるというので、それでは他の店に行くまでもないかと、合意に至った次第である。
店長は、「他の店には行って欲しくなかった」と笑いながら言っていたが、あの助言をしてくれた店員はお咎め無しだったのだろうかと、心配するよりも笑えて仕方がなかった。

スープを作りたくて買ったハンド ブレンダーだが、狭いキッチン カウンターに使用直後の具の付いたブレンダーを横にして置くのは抵抗があり、縦置きできるホルダーを製作するべく、しばらくデザインを考えていた。

全てのアタッチメントを装着した状態で使えるようにするには、一番上のスイッチ下の出っ張っている部分を引っ掛ける必要があるが、そのようにすると、やたらと背の高いホルダーになってしまい、不安定になりはしまいかと考え、真ん中のくびれた部分を引っ掛けるものを取り敢えず製作してみることにした。

使ったのは、オークの端切れ。




直角を確認しながら、ダブテイル ジョイントで固定し、osmo TopOil (Food Safe) を二度塗りして仕上げ。安定していて使い易く出来上がった。



数日してから、ホイッパーを着けた場合に使えるようにと、アタッチメントを作ってみたのだが、上が重すぎて若干不安定なため、無造作に差し込むと倒れる危険性がある。




まぁ、ホイッパーはあまり使う機会はないだろうが、使い勝手が悪くてどうしようもなかったら、また何か方法を考えないとならない。

このハンド ブレンダー、コーン スープとかパンプキン スープの類を作るのに非常に便利だ。

また、冷凍フルーツとミルク、バニラ アイスクリーム、プレーン ヨーグルト等を混ぜて食後のデザートにしたりと、思った以上に使う機会が多い。

おまけで付けてもらった小さなフード プロセッサーは、(長ネギが手に入らないため、代用している)リークのみじん切りやら、ハーブ類を細かくするのによく使う。

しっかりしたフード プロセッサーを持ってはいるが、野菜を切るのに使ったことはなく、専らパン生地や 餃子/焼売の皮生地捏ね、餅米粉砕(電子レンジ餅用)、ハモス(フムス)作りに使うのみだ。


歳を取って、面倒だと感じることが更に多くなった。
やらなければならない事は必要最低限な労力でできるよう、日々考え続けていれば、ボケる事なく人生を追えられるだろうか...




7.8.22

白髪を伸ばすこと 10 ヶ月...

白髪染めを止めてから 10 ヶ月が経った。

あと 10 cm ほど髪が伸びれば、肩までの長さが全て染めてない髪になる... ということは、少なくともあと半年は待たないとならないということだ。

あと半年...  染めた部分との差を極力目立たせなくさせるべく、髪留め(バレッタ)で上半分の髪を束ねているうちに、バレッタに興味が出始めた。
これまで持っていたものは、ごく普通の、そこらの薬局とかで売っているようなアセテート製の物で、飾り気の無いものだったが、中国の通販サイトを見ると、それはもう数え切れないほどのデザインやら、様々な素材やらが溢れんばかりに掲載されていて、しかも日本円にして 300〜500円も出せば、送料込みで手に入るときていた。

いつ届くかわからない(更には届くかどうかもわからない)という大きな欠点はあるものの、急ぐわけではないので、試しに幾つか注文してみると、その内の 1 個は信じられないほど早く届いた。(届いた物がダメージ品だった場合、或いは配達期限内に届かなかった場合は、報告すれば速やかに返金してくれるシステムになっている)




3 個注文した内の、2 個は品質も悪くなく、大変満足しているが、1 個(すずらん)は作りがやや雑で、色も掲載されているものとは少々異なっていた。まぁ、安いので、損をした感は余り無いのが救いだ。

白髪に合う色 & 素材をイメージするのは、私にとっては初めてのことで、最初は今持っているようなアセテートの物ばかり探していたのだが、これまで安っぽいと思って敬遠していた、キラキラ光るヘア アクセサリーを身に付けたグレイヘアの人を見て、グレイヘアにはメタリックで光る素材が似合うのだと納得し、そういう物を中心に探し始めた。

それでも、ケバケバしく光を放つものは避け、やや大人し目の色合いを選んだのは、ひとえに "年齢" を考えてのことだ。歳を取ったら派手目の物を身に着けるといいと、遥か昔に誰かが言っていたが、ただケバケバしいだけだと、単に気がふれた年寄りにしか見えなくなるのは想像がつく。


同じ髪留めでも、バックグラウンドをグレーにして写真を撮ってみると、雰囲気が違って見えるのがわかる。グレーの髪にはゴールドよりもシルバーの方がしっくり来るのは、まぁ当然といえば当然だが、果たして赤系の物は似合うのだろうか?などと、暇な時にはよく通販サイトを覗くのが習慣になってしまった。

お洒落に目覚めたわけではないが、たまにはこんなささやかな気分転換も悪くない。




1.8.22

H の転職 / ランチ ボックス キャリー バッグ


 NZ の冬は、雨の降らない日の方が珍しい。

日本の梅雨時と違って暑くはないものの、湿気によるカビの発生はやはり頭の痛い問題であったが、ここ数年は、バスルームとランドリーに除湿機を置き、シャワーを浴びる際/洗濯時には必ず除湿することにしているおかげで、壁やら天井にカビが発生することは無くなった。

除湿機は、雨が多く、多湿になる地域には必需品である。



H は 9 年働いた会社を 7 月いっぱいで退職し、今日から新しい会社で働き始めることになった。
欧米諸国と同様、この国でも、能力に応じてどんどん待遇の良い職場に移るのが当たり前で、いまだに終身雇用が定番となっている日本とは大きく異なり、勤続年数 9 年は『すごく長く働いたね』と言われるレベルなのである。
当然、賃金は上がり、32 歳にして月収(日本円にして)約 70万円を貰えるまでになった。労働時間は週 36 時間(4 日半?)日本のように通勤費/交通費はこの国では支給されないのが普通なため、車で出勤する場合は駐車場を会社で用意してくれてあるかどうか(無料で使えるかどうか)がけっこう大切なポイントとなる。H は、抜かり無く、契約交渉時にその点も要望に入れておいたようだ。
幼かった H の印象は、"非常に恥ずかしがり屋" で、いつも私の後ろに隠れているような子だったが、この国に来てその面影は微塵も無くなり、もう私の出る幕は完全に無くなっている。

私がこの世から居なくなっても、子供たちのことをもう何も心配することはないだろう。

フリーランサーである同居人 T は、最近は元居た会社の仕事を受けている。
コロナが蔓延してからは、外食するのを避けているため、お弁当持参である。

私は朝少し早く起き、T のランチを用意するのだが、ほとんどの場合、前日の夕食で余ったもの(もしくは余らせて作ったもの)が一品入っている。

先週...

朝 6:45 から、お弁当作りと同時進行で朝食を作り、水を入れた水筒 & コーヒーを入れたサーモ マグを持って出かける T を見送りながら、お弁当とコーヒーマグを入れて持ち運べる袋を作ってあげた方が良さそうだと思い立った。

手持ちの(使うあてのない)布でとりあえずプロトタイプを制作...



ポイントは、袋に入れたコーヒーマグが持ち運びの際倒れないこと。

まずは、マグが入るだけの間隔を開けて、仕切り布をバッグ本体に縫い付けてみた。これはけっこう安定していて、大丈夫そうだった。(実際に持っていくのは下の写真のマグ)

そして、2個目はコーヒーマグを収めるための仕切りを本体に縫い付けるのをやめ、袋の脇に輪っかにした布を綴じ付けただけにしてみたのだが、底が柔らかなため、不安定極まりなく、マグが傾く可能性が大きかったので、スタジオに降りて行き、底に敷く薄い板を探し、3mm 厚の化粧合板の端切れでちょうど良いサイズの底板を作ってみたところ、大正解。



揺れてもマグが傾かないバッグが出来上がった。
これで一安心...




4.7.22

急に年寄りになった気分が味わえる SuperGold カード


数々の割引特典に与れるスーパーゴールド カード(年金生活者の特権)が、ようやく手元に届いた。
小冊子の中を見ると、当然のことながらお爺ちゃん、お婆ちゃんしか載っておらず、自分がえらく歳を取ったのだと思い知らされた。(まぁ、グレイヘアになって、何処から見ても『正真正銘の年寄り』の風貌には違いないのだが...)


年寄りになって得られる特典の一つに、銀行口座の月額料金が無料になるというものがあり、早々に問い合わせをした。
だが、問い合わせるまでもなく、年金の振り込み口座に指定されており、入金も確認されているのだから、最初の入金があり次第、自動的に月額料金無料にしてくれるシステムにしてあれば尚親切であるのにと思うのは、私だけだろうか。
多くの "お役所手続き" がそうであるように、申告しなければ恩恵に与れないようになっており、その情報を自ら探す努力をしなければ、いつまでも知らないまま損をし続けることになる。世知辛い世の中である。

何はともあれ、問い合わせをした翌営業日には、全ての恩恵に与れるようになっている旨の email が届き、支店に出向く手間が省けたのは何よりだった。


さて、そのスーパーゴールド カードを持って、AT (Auckland Transport) の営業所に赴き、滅多に乗らない公共交通機関(バス、電車、フェリー)の無料パス/カード(平日は時間制限有り)を発行してもらって来た。コロナが蔓延してからは全く利用していない公共交通機関ではあるが、パンデミックが収まれば、最寄りの電停まで 20 分程度歩き、そこから電車に乗って小旅行をするようになるかも知れない。

これまで持っていた AT HOP カードを無効にしてゴールドに切り替える際には料金はかからないのだが、私は、この先日本にいる家族が遊びに来た場合のことを考え、これまでのカード(↓ 写真右下)を手元に取っておくことにし、自分専用のゴールドカードを新しく買い求めることにした。
幸いなことに、来月末日まではカード発行手数料は通常の半額の $5.00 (+必要入金額 $1.00)ということなので、負担は少なく抑えられ、更には、家から最も近い所にある電停にはキー タグ の在庫があったため、バッグなどにぶら下げておけば、一々カードケースから取り出す手間も省け、便利であろうと、迷わずそちらを選択。

窓口の職員の女性は、ご丁寧にも、全ての手続きをその場で完了してくれ、家に戻ってからオンラインで入力しなければならなかったはずの項目全てを確認することなく済んだのは有り難かった。



今後、外出時には忘れることなく、これらを携帯していることだろう。




24.6.22

Matariki celebrations begin with Hautapu ceremony



今日は、新たに NZ の国民の祝日となった『マタリキ』を祝う日。

オークランドは午後から時折激しく雨が降る、あいにくの天気となってしまった。


16.6.22

ようやく受理された申請

 4 月 22 日から手続きを始めた NZ Superannuation(老齢年金)の申請は、6 月 13 日になってようやく、受理された旨の連絡が届いた。しかも、大変温情のある裁定であった。
苦情申し立てが認められ、誕生日から前回の支払日までの未払い分も即座に振り込まれていたので、これで一件落着となったわけだ。
今後、生きている限りは無審査で受給資格が継続されるというのは、誠にありがたい限りである。(頑張って英語で苦情を書き綴った甲斐があった)


-----------------------------------


コロナの新規感染者数は少しずつではあるが減少して来ている NZ だが、コロナで死亡する人はまだ無くなってはおらず、毎日々途絶えることなく報告されているのは憂いる限りである。
だが、世の中はもう既にコロナ前の生活に戻るべく、様々な方面で規制緩和の動きが活発化して来ていて、ワクチン接種証明などもう何の要も足さなくなってしまったように思える。

我が家関係では、先月半ば過ぎ、H のパートナー R が感染し、数日後 H も陽生反応が出たという知らせがあった。
R の症状が出始める前の日、私は H に頼まれて犬を一日預かっていたため、H は私たちにうつしてしまっているかも知れないと、殊の外心配していたが、私たちは間一髪感染を逃れたという感じで、何事もなく済んだのは幸いだった。単に運が良かったとしか言いようが無い。
とは言え、H と接触してから一週間以上は外出もせず、家で過ごしたのは言うまでもない。


-----------------------------------



真夏並みの暑さになってきている日本とは反対に、このところ、オークランドの気温は日中 15 ℃前後となっており、靴下無しでは過ごせないほどひんやりした日が続いている。

ほとんど外に出ない生活をしていたため、運動不足がたたってか、坂道を登り始めた途端に息切れがし、最近は特にひどく心臓がバクバクするようになってしまった。
運動不足解消に、毎日 30 分以上は VR で身体を動かすようにしているが、少しの時間でも外に歩きに行った方が良さそうなので、近々日課に散歩の時間を加えようと考えている。

私が外出する際に欠かせないのが、ヒジャーブ...

老齢年金をもらうような歳になったのだから、もう面倒な白髪染めはやめることにしようと決心したのが昨年 10 月...
半年して、長かった髪を肩あたりまで切ったが、demarcation line(染めた髪と白髪との境界線)まで切り落とすまでにはまだ半年以上はかかりそうだ。

白髪染めをやめて半年経つまでに、少しでも色のギャップを少なくさせようと、カラーシャンプーなるもので色をつけていたのだが、ほとんど功を奏さなかったどころか、それが災いして、エスプレッソ カラーのカラーシャンプー使用後の白髪が薄い青緑色になってしまっていた。



その色を何とかできないものかとネットで探し回り、ピンク色のカラーシャンプーが効果があるというので、ダメ元で購入。



緑色はほぼ消えたが、薄い水色は消えず、白、水色、ライトブラウン、ダークブラウン、黒の混じった髪になってしまった。(もうどうでもいいやという気持ちになっている)

出かける用事がある時には、自作の帽子を被ったり、最近ではスカーフをヒジャーブのように被り、頭を覆うようにしている。



この国にはムスリムが多く住んでいるため、ヒジャーブを被っていても特に目立つということはなく、極々普通の光景...
だが、日本に行かざるを得なくなる前に、グレイヘアに完全移行したいという思いは非常に強く、ヒジャーブを被らないで過ごせる日を心待ちにする毎日である。




日本に荷物を送る準備

YouTube で犬のコートの製図を教えてくれているのを見つけ、早速製図し、まずは試作品を作り、その後超個性的な生地を使って本番に臨んだ。 製図はいたって簡単だったが、最初に使用した布は手持ちのやや厚手のフリースだったため(緑色の布は、以前作ったもののほとんど着用しなかった自分用...