15.12.16

アサヒペン 多用途用ハケ は最高!


朝、綺麗なダブルの虹が出ていた。
虹を見る度に、彼の人が最期に訪れた地の光景を思い出す。
そして、次にハワイにあった家を思い出す。

この国に来たのは、もしかしたら虹が関係していたのかなと、ふと思った。


今年10月半ば過ぎ、同居人Hが日本に居る間に、日本のAmazonでペイント用刷毛を購入しておいた。その時にはこのセットは266円だったが、今はどうかわからない。



今日初めてこれでシェラックを塗ってみて、あまりの使い心地の良さに驚いてしまった。
毛質は柔らかく、液の含みも程よく、拭きムラになり難く、柄の角度はボックスの角を塗る際にすこぶる使い易い。
何の欠点も無いと思えるほど、素晴らしい刷毛だ。

日本の百均でも同じ物を売っていると、Amazonのコメントにあったが、百均でこんなにも上等の刷毛が手に入るなんて、羨ましい限りである。

NZのDIY ショップとかペイント専門店で売っている安いブラシは、どれも使い勝手が信じられないほど悪く、毎回のように毛が抜けるか、一度使って洗浄すると毛がガッサガサになってしまうか、ブラシ跡が残らないようにペイントするのが不可能なほど毛質が硬いか… と、数え上げたらきりがないほどお粗末なものばかりである。

ペイントする度に苛立つので、高いブラシを買わなければダメなのかと、画材用品専門店で探すと、今度は高過ぎて買うのがバカらしくなってしまう…

低価格で品質の良いツールにお目にかかれないNZ…



このシェラックを塗った合板のボックスは、たまったロックミシン&地縫い用の糸を入れておくためのもので、ミシン台にしている机に引き出しとして据え付けた。

"チープな組み立て家具"の机なので、引き出しも品質の悪い、他に使い道が無いような合板で充分だ。だが、組み立ては頑丈なハンド カット ダブテイル ジョイントで、壊れる心配はまず無いようにしておいた。

2年前には四苦八苦していたダブテイル ジョイントにも、もうすっかり慣れ、失敗することはなくなった。






アトリエの外から、寒梅に巣を作った鳥のヒナがピーピーと鳴き、親鳥にエサをせがんでいるのが時折聞こえてくる。

ヒナは、大きくなるに従って、一日に何回もエサを食べるようになってきているようで、親鳥は一日中忙しくエサを求めて飛び立っている。
親鳥が飛び立った後、望遠で写真を撮ったら、ヒナが上を向いて、おとなしく親鳥が帰って来るのを待っている様子が写っていた。
かわいいものである。


このヒナたちが巣立ったら、親鳥もそこから居なくなるのだろうな…
巣に帰って来る野鳥も居るのかな?

居なくなったらちょっと寂しい。



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