6.11.13
Isle Of Man の3本足
国内のオークション・サイトでリクエストが来た Isle Of Man のシンボルを配した鍋敷きは、先週末オークションにリスト・アップし、Buy Now Price にて即完売。
速攻でクレジットカード支払いを済ませてくれた為、厳重に梱包して急いでポスト・ショップまで車を走らせ、投函後落札者にお礼のメールを書き、既に送ったこととトラッキングNo. を知らせておいた。
落札者はダニーデンという南島でも最南端の方に住んでいる為、到着までには3営業日以上かかるかも知れないなと思っていたのだが、予想していたよりも若干早く届いたようで、届いたその日にはオークション・サイトにフィードバックを書き込んでくれてあった。
とても喜んでくれているのが伝わってくるフィードバックで、それを読みながら、「制作者冥利に尽きるな」と、おそらく私の方が喜んでいたに違いない。
特に、円形のものは良しとして、同時にリクエストされた四角形のものは、「3本足のデザインをどうやって四角に収めたらいいんだ??? しかもデコレーションも付けなくてはならないし…」と考えあぐね、デザイン画を眺めては、配置を若干動かしを繰り返すこと1日半… もうこれ以上動かしようが無いという境地に至って始めて木をカットすることに取りかかった次第である。
それぞれの踵に付いている星はカットする部分を変えて変化を付けたが、正直なところ、どちらを気に入ってくれるか皆目見当もつかず、かといって、オークション・サイトのQ & Aには電話番号やemail アドレスなど個人的に連絡を取る可能性のある書き込みは禁止されているので、細かい点まで要望を確認できず、「本当にこのデザインでいいのかな?」と終始悩みっ放しの製作…
「まぁ、気に入らなかったら買ってくれなくていいや(=売れ残る可能性大)」と、ある意味開き直らないと出品できなかった作品である。(それ以前に、リクエストは来たが、何処の誰とも知らない人が、本当に買うかどうかも定かでないシロモノを、何日もかけて一生懸命に作るということは『賭け』以外の何ものでもない)
万が一『作り損』だったとしても、知識が一つ増えたことには違いないし、面白かったからそれだけで良しとしようという気持ちであった。
wow .. excellent Trader to deal with.. Very Happy with trivet..
Many Thanks .. :)
27.10.13
二寒五温というところかな?
暖かくなり始めてきたオークランド。今日の最低気温は13℃、最高気温は18℃と出ていた。気温を見るとさして暖かくないような気がするが、日向にいるとジリジリと焦げるような感覚である。
一冬越したリンゴの木が一気に芽吹いた。主張し過ぎていない、可憐なとても美しい花だ。
最近はステンドグラス用にライトボックスも作り始めたが、クリスタルの置物の方が光り輝いて綺麗に見えた。おそらく今回使用したLEDライトのせいだろう。
今朝、オークションに出品してる木工品の一つに質問が来ていた。
「ハーイ、あ〜、馬鹿げた質問なんだけど... 特別なデザインでカットしてもらえるかな?外側は似たような感じで、まん中に Isle Of Man の3本の足を配したの、できるかな? よろしく!マイク」
Isle Of Man って何ぞや???とgoogleで検索してみると... お〜、確かに3本の足だ。
面白そうだなと思った。
質問者はそこの出身の人だろうか、はたまたバイクレース好きか...
Isle Of Manはとても美しい小さな島で、のんびりと島を一周する旅というのもなかなかいいなと、Youtubeのビデオを観ていたらいつの間にかうたた寝してしまっていた。
バイク好きだった彼の人を思い浮かべながら、3本足のシンボルを配した作品をデザインし始めた今年の Labour Weekend。
明日10月28日(月)はNZでは国民の祝日 Labour Day のため、ほとんどの企業やら商店が休みとなり、営業しているレストランなど飲食店では surcharge(サーチャージ:割増料金)を客に請求するのが慣わしになっている。これは、国民の祝日に労働させた場合には、経営者が労働者に祝日出勤手当を支払わなければならない法律になっているためなのだが、この国では経営者が収入から手当を捻出するのではなく、客が労働者の祝日出勤手当を負担しているという面白いシステムになっている。
「面白い」と書いたが、外食はけっこう高い上にサーチャージまで加算されたら面白い筈がないので、我家は祝日に外食するなんてことは滅多にない。
明日は、天気がよかったら久々にパンでも焼こうかな...
オレンジの木にも満開の花。こちらは地味な花だな。
花に囲まれながらサンディング、ペインティング... そしてペイントを乾かしている間に次の作品を作り始める。
最近はステンドグラス用にライトボックスも作り始めたが、クリスタルの置物の方が光り輝いて綺麗に見えた。おそらく今回使用したLEDライトのせいだろう。
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「ハーイ、あ〜、馬鹿げた質問なんだけど... 特別なデザインでカットしてもらえるかな?外側は似たような感じで、まん中に Isle Of Man の3本の足を配したの、できるかな? よろしく!マイク」
Isle Of Man って何ぞや???とgoogleで検索してみると... お〜、確かに3本の足だ。
面白そうだなと思った。
質問者はそこの出身の人だろうか、はたまたバイクレース好きか...
Isle Of Manはとても美しい小さな島で、のんびりと島を一周する旅というのもなかなかいいなと、Youtubeのビデオを観ていたらいつの間にかうたた寝してしまっていた。
バイク好きだった彼の人を思い浮かべながら、3本足のシンボルを配した作品をデザインし始めた今年の Labour Weekend。
明日10月28日(月)はNZでは国民の祝日 Labour Day のため、ほとんどの企業やら商店が休みとなり、営業しているレストランなど飲食店では surcharge(サーチャージ:割増料金)を客に請求するのが慣わしになっている。これは、国民の祝日に労働させた場合には、経営者が労働者に祝日出勤手当を支払わなければならない法律になっているためなのだが、この国では経営者が収入から手当を捻出するのではなく、客が労働者の祝日出勤手当を負担しているという面白いシステムになっている。
「面白い」と書いたが、外食はけっこう高い上にサーチャージまで加算されたら面白い筈がないので、我家は祝日に外食するなんてことは滅多にない。
明日は、天気がよかったら久々にパンでも焼こうかな...
5.10.13
25.9.13
木工にハマるオヤジの気持ちがよくわかる
日毎に口数が減ってきている。
元々オシャベリ好きではなかったが、日中一人で作業している時は一言も言葉を発せず、ほんのわずか、食事の時にだけ同居人と言葉を交わす程度で、食事が終われば自分の部屋で本を読んだりYoutubeで木工の勉強をしたりして一日が終わるという生活...。
おそらく私は寡黙な父に似たのだろう。
さて、日本のステンドグラス・クラフターの方々が簡単に手に入れられる(購入できる)木枠とか、パネル・スタンドとかは、NZではほぼ手に入らない状態なので、かねてから木工もプロ並みにならないとな...と考えていたのであるが、scroll sawを手に入れてからは、キャンドルホルダーの台座作りも難無くこなすことができるようになり、サイズ、形など制限なく作れる上に、既製品にはない装飾まで入れられて嬉しい限り。
また、木枠、box作りなどもプロの技術を家に居ながらにして習得できるのは、Youtubeのおかげである。
ちなみに、私の使っているリョービのテーブルソーは手頃な値段のこじんまりしたもので、ステンドグラスのスタジオからゴロゴロと裏庭に引っぱり出して使うのにちょうどいいサイズなのはいいのだが、テーブル面が狭過ぎて大きな合板などの板をジグを使って切ることができないのが難点。補助テーブルまで作る元気が無いので、仕方なく、大きな板はジグソーで大まかに切って、テーブルソーに乗る程度のサイズにしてから正確な寸法に切り直している。
テーブルソーに取り付けて使うmiter sled も最近作った。フレーム作りには欠かせないジグ(jig)である。(日本語の『治具』は当て字だったんだ...)
今まではノコギリを使って切っていたため、正確な45°を切り出すのにそれはそれは苦労していたが、これからはこのジグであっという間にプロ並みの美しいフレームが出来上がるのだと、製作を殊の外楽しみにしていたのに、昨日も今日も雨、また雨... よって、庭にテーブルソーを出せなくて作業できず。(狭いスタジオの中では木屑が舞い上がってとんでもない状態になるので、やはり使いたくない)
仕方なく、今日もスクロールソーで鍋敷き作りとなった。
裏庭に植えた安い花は元気に一冬越して満開になっている。
昨年植えたリンゴの木は、ビロードのような芽を出し始めた。
同居人達がはるばるHamiltonまで車を走らせ買って来た梅の木も、すこぶる元気だ。
庭の其所此処に生えてしまったイタリアンパセリ... 抜いても抜いても色んな所から出てきてしまう。
コリアンダーも水菜もよく育った。
育ち過ぎたパイナップルセージはどうしよう... パイナップルセージを使った料理のレシピを探さなくては...
明日は晴れてくれるといいなぁ...
元々オシャベリ好きではなかったが、日中一人で作業している時は一言も言葉を発せず、ほんのわずか、食事の時にだけ同居人と言葉を交わす程度で、食事が終われば自分の部屋で本を読んだりYoutubeで木工の勉強をしたりして一日が終わるという生活...。
おそらく私は寡黙な父に似たのだろう。
さて、日本のステンドグラス・クラフターの方々が簡単に手に入れられる(購入できる)木枠とか、パネル・スタンドとかは、NZではほぼ手に入らない状態なので、かねてから木工もプロ並みにならないとな...と考えていたのであるが、scroll sawを手に入れてからは、キャンドルホルダーの台座作りも難無くこなすことができるようになり、サイズ、形など制限なく作れる上に、既製品にはない装飾まで入れられて嬉しい限り。
また、木枠、box作りなどもプロの技術を家に居ながらにして習得できるのは、Youtubeのおかげである。
ちなみに、私の使っているリョービのテーブルソーは手頃な値段のこじんまりしたもので、ステンドグラスのスタジオからゴロゴロと裏庭に引っぱり出して使うのにちょうどいいサイズなのはいいのだが、テーブル面が狭過ぎて大きな合板などの板をジグを使って切ることができないのが難点。補助テーブルまで作る元気が無いので、仕方なく、大きな板はジグソーで大まかに切って、テーブルソーに乗る程度のサイズにしてから正確な寸法に切り直している。
まぁ、延々とノコギリで切らなければならなかった父の時代のことを思えば、ずいぶんマシである。
テーブルソーに取り付けて使うmiter sled も最近作った。フレーム作りには欠かせないジグ(jig)である。(日本語の『治具』は当て字だったんだ...)
今まではノコギリを使って切っていたため、正確な45°を切り出すのにそれはそれは苦労していたが、これからはこのジグであっという間にプロ並みの美しいフレームが出来上がるのだと、製作を殊の外楽しみにしていたのに、昨日も今日も雨、また雨... よって、庭にテーブルソーを出せなくて作業できず。(狭いスタジオの中では木屑が舞い上がってとんでもない状態になるので、やはり使いたくない)
仕方なく、今日もスクロールソーで鍋敷き作りとなった。
裏庭に植えた安い花は元気に一冬越して満開になっている。
昨年植えたリンゴの木は、ビロードのような芽を出し始めた。
同居人達がはるばるHamiltonまで車を走らせ買って来た梅の木も、すこぶる元気だ。
庭の其所此処に生えてしまったイタリアンパセリ... 抜いても抜いても色んな所から出てきてしまう。
コリアンダーも水菜もよく育った。
育ち過ぎたパイナップルセージはどうしよう... パイナップルセージを使った料理のレシピを探さなくては...
明日は晴れてくれるといいなぁ...
22.9.13
Name in Hebrew
政治的なこと、宗教的なこと等々抜きにして、最も感覚的にギャップ(隔たり)を感じる国から来た友達が私に付けてくれた名前...
その名前をその国の文字のまま透かし彫りにした手鏡を作って、facebookにupした。
おそらく、それを見たイスラム教徒の多くは離れて行くことだろう。
その名前をその国の文字のまま透かし彫りにした手鏡を作って、facebookにupした。
おそらく、それを見たイスラム教徒の多くは離れて行くことだろう。
私達は何を基準にして物事の善悪を判断しているのか...
自分の身辺に起こったことが独自の判断基準になっているのならいざ知らず、日常的に目にしたり耳にしたりする極めて"定かでない"情報(真しやかになされる報道)によって、非常に偏った意見を持たされてしまっている危険性が全く否定できない世の中にあって、何を信じろと言うのであろうか。
生きるのに困難な時代になると、宗教というものが勢力を拡大するというのは言わずと知れたことだが、私には宗教というものがどうにも無用な敵対心を煽るものにしか映らず、全ての悪の根源がそこに根ざしているように思えてならないのだ。
かといって、『無宗教』を声高に叫ぶ気にもならないのは、『無宗教』という名を盾に、したい放題を働くことを正当化する輩が鼻についているからなのかも知れない。
昔、聖書を熱心に勉強する人たちと共に居たことがある。
誠実を絵に描いたようなその人たちは、常に穏やかで、戦闘的なところなど一つも無く、お金に対する執着も無く、ありとあらゆる権力に媚びることも無く、すこぶる礼儀正しい集団であったが、私は最終的にバプテスマを受ける気持ちにまで至らず、次第にその集団とは距離を置くようになってしまった。
どの宗教団体にも言えることだが、自分達の神の教え以外は受けつけることは無い。(当たり前のことだが)
その差別化するという行為が、私にはどうにも受け入れられなくなったのは、ここに来て様々な国から来た人たちと暮らすようになってからだ。
聖書を勉強している人たちがあれほど忌み嫌っていた"教会のクリスチャン"の中にも、素晴らしく善良な人が居て、ムスリムの中にも誠実で何の欲にも支配されていない人が確かに存在している。ムスリムとの終わらない争いに嫌悪感を抱き、国を出てきたジューイッシュも居る。
そんな人たちと腹を割って話しをするようになった時、私は何を教わってきたのだろうと思った。
この世に存在する"人が作り上げた"宗教というものは、人を戦闘に向かわせる為に作り上げられたもののように思えてならない。
誰かの悪意によって作り上げられたものに振り回され続けることを阻止できるほどの、偉大なるパワーを持った何ものかが、この先現れると確信できる人は幸せである。しかし、そのパワーが宗教の名の下に発揮されることがないようにと、私は心から願っている。
5.8.13
11.7.13
磨いては塗り、磨いては塗り...
木工に熱中していたら7月も半ばに差し掛かってしまっていた。もうすっかり冬本番となっているNZ。今日は日中も気温が上がらず、一日中暖房が必要だった。
片や、こちらは合板で作った羽根であるが、この写真を撮る前に一度目のサンディングを終え、写真を撮った後にアンティーク オークで全体をくまなくステイン(&拭き取り)。そして、充分に自然乾燥した後二度目のサンディングをし、表面を二度目のステイン(拭き取らず)。翌日裏面の二度目のステイン(拭き取らず)。
そして、裏面が乾いた後に、透かし彫り部分と周囲のステインをし、今回はマット仕上げにするため、そのまま乾かして終了となる。
ちなみに、表面/裏面/周囲のサンディングに電動のサンダーを使うことは可能だが、細かな線が引っかかって折れたりでもしたら、これまでの作業が水の泡... ということになりかねないので、私は手で丁寧にサンドすることにした。
内側の透かし彫り部分は電動工具を使わず(使えず)、これまた手でサンドしたが、一番細い隙間はサンドペーパーを二つに折ったものが入らないほどの細さで難儀をした。
板からこの羽根を切り出すのに2時間半強かかり、その後の仕上げにそれ以上の時間がかかっているが、はてさて、幾らで売れるのだろうか?
毎日々こんな細かな粉の舞うスタジオで作業していた為か、はたまた偶然か、一昨日から左目の白目が内出血し、少々異物感を覚えているが、ネットで調べたら、このような症状は網膜下出血といわれているそうで、治療の必要も無く、放置しておけばその内に治るとのこと。あ〜そうなんだと、いつも通りスタジオに隠って作業をした。
最近は機械に振り回されることもなくなり、細かな透かし彫りも難無く切ることができるようになってはきたが、こと合板に限っては、ステインを使用しての仕上げに恐ろしく時間がかかり、透かし彫り → サンディング → ステイン → 乾燥 → サンディング → ステイン → 乾燥 → ステイン → 乾燥 と、何だか一日中ずっとそんなことをしているだけで終わってしまっているように感じる。
表面、裏面、及び周囲はもとより、透かし彫りの部分もラフな仕上がりにならないように若干サンディングが必要な箇所がどうしても出てくる。細かな部分のサンディングは竹串にサンドペーパーを巻いたもので行っているが、竹串さえも入らないような細い隙間にはサンドペーパーを半分に折って差し込み、細い部分がポキンと折れてしまわないように注意深くサンドしなければならない。
左はビクトリアン デザインのフリーパターンで作ったオーナメントで、これは無垢のマツ材で作ったため、透かし彫り部分のサンドはほとんど必要なく、とても楽に出来上がった。
片や、こちらは合板で作った羽根であるが、この写真を撮る前に一度目のサンディングを終え、写真を撮った後にアンティーク オークで全体をくまなくステイン(&拭き取り)。そして、充分に自然乾燥した後二度目のサンディングをし、表面を二度目のステイン(拭き取らず)。翌日裏面の二度目のステイン(拭き取らず)。そして、裏面が乾いた後に、透かし彫り部分と周囲のステインをし、今回はマット仕上げにするため、そのまま乾かして終了となる。
ちなみに、表面/裏面/周囲のサンディングに電動のサンダーを使うことは可能だが、細かな線が引っかかって折れたりでもしたら、これまでの作業が水の泡... ということになりかねないので、私は手で丁寧にサンドすることにした。
内側の透かし彫り部分は電動工具を使わず(使えず)、これまた手でサンドしたが、一番細い隙間はサンドペーパーを二つに折ったものが入らないほどの細さで難儀をした。
板からこの羽根を切り出すのに2時間半強かかり、その後の仕上げにそれ以上の時間がかかっているが、はてさて、幾らで売れるのだろうか?
12.6.13
ただいま練習中
私の父と祖父は大工仕事の達人だった。
パワーツールなど使わなくとも、見事なまでに美しい家具/調度品を作り上げることができた。
私はその傍らで、いつまでも飽きることなく作業を見ていて、「すごいなぁー、かっこいいなぁー」と、ただただ目を丸くして見入っていたものだ。
写真にも納まっていない、そんな幼い頃(小学校に上がる前)の記憶が、木の香りを嗅いでいると蘇ってくる。
先月末、遥か昔から欲しかった scroll saw を購入した。
何件か店をハシゴし、これだと決めたものは、中古の EXCALIBUR EX-21 。
私の主要目的である透かし彫りをする際、ブレードを頻繁に取り外し/取り付けたりする為、その都度一々テンションを調節しなければならないタイプのものは論外だったが、国内で売られている物のほとんどがそのような不便な作りで、たった2機種が条件を満たしているだけだった。
この機械、中古と言えどもここNZでは結構な値段で、アメリカで新品が買えるほどではないかと思われるほどだったが、何せ超品薄のNZでは他に選択肢は無く、そこに居合わせたどこぞの学校の先生が、もう一つの機械もとてもいい機械だが、これはエクセレントだよと褒めちぎっていたのも手伝って、悩みに悩んだ末、清水の舞台から飛び降りた気分で「買う」と決めたのだが、購入を決めた直後に、一旦店を後にしたその先生がこの中古の EXCALIBUR EX-21 を買いたいと言って戻ってきたため、店の店員は皆で「残念だったねぇ〜、一足遅かったよ」と大笑いしていた。
この機械は私の所に来ることになっていたんだろう(笑)
このスクロール・ソーというもの、もっと簡単に操れるものだと高をくくっていたのだが、最初の内は木の堅さとブレードの太さ、そしてスピードに慣れておらず、所々型紙の線から微妙に外れ、「どうしたら上手く切れるんだ?」と首を傾げる日が続いた。
夜はベッドの上でYouTubeのビデオを見て勉強し、ようやくほぼ満足できる仕上がりになってはきたものの、まだ板の節目部分に当たるとブレードが微妙によけてしまうのを上手くコントロールできず...
写真のチェスの駒は、縦3.5cm、台座2.2cm × 2.2cm 。このような3Dのものも作ることができるというのは面白い。(ちなみに、これは同居人がペンダントにするそうだ)
5.6.13
焼きたて Za'atar Flatbread は最高!
のんびりパン作りをする余裕のない時、或は明日の朝食用のパンがないと夜になって気付いた時などには、捏ねないで簡単に美味しいパンが作れるArtisan Bread in Five Minutes a Day の本が非常に役に立つ。
夜、プラスチック製のコンテナにぬるま湯とイーストと塩、粉を入れて木べら等(私はDanish Whisk を使っている)で5分ほど混ぜ、常温に2時間ほど放置した後冷蔵庫に放り込んでおけば、翌朝には一次醗酵済みのパン生地が出来上がっている。
コンテナからグレープフルーツ大程度のパン生地を切り出し、簡単に丸めて、バゲットなどにする場合は二次醗酵は40分ほど。このようなフラット・ブレッドの場合は、二次醗酵は20分程度で充分な為、先にオーブンを230℃にセットしておく。
パン生地を簡単に丸めた後、オリーブオイルを塗ったクッキーシート(又はベーキングペーパー)の上に乗せ、パン生地の上にもオリーブオイルを少量垂らし、 1cm 厚程度に延ばして指で凹みをつけ、Za'atar Mix をふりかけて、オーブンが設定温度になるのを待つ。
オーブンの一番下に耐熱性の容器を置き、そこに熱湯を1カップ程度注いで、蒸気を出すようにしてから、二次醗酵済みのパン生地をオーブンに入れる。
焼くこと15分程度。(生地の厚さによって若干時間が違ってくる)外側はこんがりパリパリ、内側はモチモチのこのパンは、焼きたてを食べるのが一番だ。
多分、日本では Za'atar (ザータル)は手に入り難いのではないかと思うが、これはオレガノ、タイム、バジル、マジョラム等の乾燥ハーブ類とスパイスをミックスしたもので、私の使っている Za'atar Mix はそれに胡麻や塩を加えてあり、これぞ『正に中東の味』なのだが、これが何とも言えず美味しいのである。
24.5.13
サフランといえばイラン
NZ国内のインターネットオークションでサフランを手に入れた。
サフランは超高級香辛料で、スーパーマーケットで売られているもののほとんどが 1g 以下であり、私がこれまで買っていたものは 0.5g で NZ$9.90 もしていた。(日本円にして820円強)
中東/北アフリカ料理が好きな私は、サフランを使う度に「地元の人って、こんな高いスパイスを毎日使っているの?」と不思議でならなかったが、その収穫から製造工程までを考えると、決して安くは手に入れられないだろうこともよく理解でき、一体相場は幾らくらいなのだろうとかねがね疑問に思っていた。
インターネットオークションで探してみると、何人かがイラン産のサフランを売っていて、価格は 4.6g でおおよそ NZ$25.00〜$30.00 ほど。重さは9.2倍。同じ量だけスーパーマーケットで買うとなると、NZ$91 以上になってしまう。
歴然とした差を見た上で、まだスーパーマーケットで買おうと思う人がいるのだろうか?
確かに1本1本の長さは短く、より選った一級品ではないというのはわかるが、私は煮込んだり炊き込んだりしてしまうので、別に長さにこだわる必要も無く、迷わず(おそらくイラン人であろう人から)サフランを購入した。
移民の国では、世界中の色んなものが安価で手に入り易いというメリットがある。
ここでは英語さえできればそういった恩恵に与ることができるのだ。
これで、これからはサフランをケチらなくてもよくなった。
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