28.12.17

2017年の師走


昨日、『白く長い雲のたなびく地』であるNZでは珍しく、空一面が細切れの雲で覆われていたので、思わず窓を開けて写真を撮ってしまった。

ここ数日気温は低めで、最高気温は20〜24℃にしかなっていない。
最低気温は13〜15℃... 真冬の最高気温程度だ。

朝ベッドの中で寒くてたまらず、思わず冬用の掛け布団をたくし上げ、肩まで包まってからスマートフォンに入れてある天気情報ガジェットを開いてみると、気温は13℃と出ている。(予想最低気温は15℃になっているんですが... )


オバカなお天気ガジェットは、数字に弱いだけではなく、状況判断力も鈍いと見えて、シャワー(にわか雨)と出ているのに、降水確率 0% と平然と書き並べてしまう。




家の窓際ですくすく育っている観葉植物だが、中には、朝になると水滴をいくつも付けているものがあり、地中から吸い上げた水分を蒸発分以上に積極的に放出するこのような植物を観ていると、性質が異なる様々な植物は、それぞれに環境に順応するよう上手くプログラムされているのだろうなといつも感心してしまう。



また、一昨年だったか、どこぞの不動産会社がポストに入れて回った百合の花は、今年も綺麗に花を咲かせた。すっとポットに植えたままだが、球根は死ぬこと無く、夏になるまでじっと土に埋まったままでいるというのは、考えてみたらすごいことだ。



ベランダのブルームーンの手入れだけは、どういうわけか同居人Tが行っている。
Tがケアしてくれていたおかげで、今年は沢山花が咲き、香しく咲き誇っていた。



裏庭に生っているリンゴは次第に赤みが差して来た。
数年前、日本に住む長男がここに遊びに来た折りに、庭を綺麗に作ってくれ、記念にと植えて行ったこの木は、今年はいっそう大きくなり、見る度に彼は元気でいるだろうかと皆で思いを馳せている。



私たちが日本に住んでいた頃、年末は28日頃が仕事納めとなっている会社が多かったように記憶しているが、ここNZではクリスマスが国民の祝日となっているため、クリスマス前に今年の仕事を終える人が結構な数居るように思う。

我家の同居人達ももう既にクリスマス〜新年にかけての休暇(この時期に有給休暇を2週間ほど消化するという恒例のパターン)に入っていて、のんびりと家中の掃除をし、植物の手入れをしたりなんぞして過ごしている。

同居人達とのんびり一緒に過ごすことのできる年末は、私にとって一年で最も嬉しい時期である。



14.12.17

注意を要すること

1. ジャガイモの買い置き
私はこれまでの人生で、買い置きしてあるジャガイモに芽が生えてしまったという経験は幾度かあるが、腐って異臭を放つジャガイモにはお目にかかったことが無かった。
生まれて初めて、洗った状態でパックされているジャガイモを買って、1週間ほど常温保存しておいたら、芽も生えずに腐っていてびっくり仰天。
こんなにも痛み易いとは想像だにしていなかった。
金輪際、洗ってあるジャガイモは買わないと心に決めた。

2. レシート確認
全く混雑していない薬局の一角に設えた CLINIQUE のブースには、目も覚めるようなどぎついピンクの口紅を塗りたくった "ビューティー アドバイザー" が居たのだが、注意力が完全に欠如したその女性は、たった一つのファンデーションを、レジ打ちする際に2度もカウントし、倍の値段を何の迷いも無く請求して来た。
私は化粧品はたまにしか買わない為金額をチェックしておらず、ファンデーションって高いのね... くらいにしか思っていなかったのだが、一緒に居た同居人Hが「やけに高くないか?」とレシートをチェックして初めて店員のミスに気付いた訳だ。Hは、「そこでだけ働いているのに、商品の金額(定額)を全く把握していないんだね」と呆れ返っていた。

そしてもっと驚いたのは、間違えて倍額徴収したことに対する謝罪をするでもなく、何食わぬ顔でただ Thank you! と非常に軽く挨拶しただけで、反省の欠片も見られなかったことだ。(Thank you. じゃなくて、Sorry. だろうが...)
私だったら平謝りし、何故そんな間違いを犯してしまったのかと、しばらく落ち込んだに違いない。
若いのに、コテコテに塗りたくるメイクに心血を注ぎ、他の事にはお構い無しか...
あぁ、嘆かわしいことよ...



間違ったキャビネットのノブが送られて来た件は、eBay のカスタマー サービスが全額返金という判断を下し、業者が返金してきた額の不足分を埋め合わせたのは、何と eBay のカスタマー サービスだった。eBay と業者との間にどんなやり取りがあったのか知らされていないので、eBay が業者にその額を請求したのかどうなのかわからないが、全くもって迷惑な話だった。

業者は、もっと頭のキレる人を雇って、製品及び出荷管理を徹底して正しく行えるようスタッフをしっかりトレーニングし、誠実な商売を心掛けるべきだ。初めからそうしていれば、商品を送料無料で送った上で全額返金などという馬鹿げたことをしないで済むようになる。

同居人達の会社のHRのボスだけではなく、世の中には低賃金でスタッフを雇うことにしか頭を働かさない "権力者" が驚くほど多く、お世辞にもきちんと仕事ができているとは言えないスタッフ達が犯す数多くのミスによって、実質的な損失だけではなく、商売に不可欠な信用も失っていることすら気付かないでいる有り様だ。

この世はどこまで "質" が落ちていくのだろうか...





12.12.17

箴言27:11

ー 我が子よ、賢くあって、わたしの心を歓ばせよ。
わたしを嘲弄している者にわたしが返答するためである。ー



同居人達の働く会社は、今年いっぱいで最大手の一つであるクライアントとの契約を終了することになり、その後そのクライアントに匹敵するほどの大手企業との契約を獲得できずにいるため、今年いっぱいで解雇する職員を大量に選び出した。

仕事ができないわけではないのに、長年働いていてそこそこの給料をもらっていたであろう同居人Tの部署の同僚も肩を叩かれた内の一人で、おそらくその給料の多さから首を切られる候補に上がってしまったのかも知れないとTは言っていたが、3週間ほどするとHR(ヒューマン リソース=人事課)のボスの気が変わったようで、今度は「シニアを残して若手を切ることにした」と、TとTよりも後に入った新人をターゲットにした。

HRのボスは、「二人のうちのどちらかに辞めてもらうことになる」という話の中で「仕事ができるかどうかに関係無く人員をカットする」と言い切っていたようで、それを聞いたTは、仕事ができない人を残してどうするんだ?そんなバカなことをしているからクライアントを失くすんだよと、呆れ返っていた。

雇用条件は「仕事ができるかどうかは無関係」と宣うHRのボス... 
そういうことが口から飛び出す人が有能な人に見えるだろうか?頭のキレる人だったら絶対に口にしないだろう言葉だ。裏を返せば、自分が有能ではないのにそのポジションに居座っていられるからこそ、そのような言葉が出て来るに他ならないのだとわかってしまうということすら気付かない、愚か者である。

『有能+責任感』というのは仕事をする上で求められる必須条項だと思っていた私は、「そのHRのボスを真っ先に首にすべきだね」とTに言った。そんな輩が人事を牛耳っているから会社が左前になってしまったに他ならない。
方針が定まらず、取りあえず誰かに辞めてもらわなくちゃというだけのお粗末な人事... それを牛耳るHRのボスが首にならない限り、あの会社は成長することはないだろうし、そんな会社に居ても将来何のベネフィットも無いかもな... と、今回の大量解雇で声を掛けられた職員達は『お先真っ暗』な行く末の会社に見切りを付け、他の会社を探し始めているというのも充分頷ける。

そんな中、同居人Hの関係する部署では親睦会と称して(こともあろうに)ウィークデーの午後3時頃からスタッフ全員で映画鑑賞に出かけ、その後ボーリング+食事会+飲み会で遊び呆けていたようで、もぬけの殻になったその部署の仕事を代行できる人などもちろん居らず、おかげで他の部署の人はその日仕事が滞り、「大量解雇して出費を押さえる傍らで、仕事そっちのけで "会社の経費で" 遊びに出掛けるなどあり得ない」と憤慨している人が多数居たようだ。

私が社長だったら、そのような状況を把握できない人/仕事に対して責任感のほとんどないように見える人たちを先に解雇することを考えるだろうが、あの会社はそうではない。

「一体、年に何回変えれば気が済むんだ?」と憤りを覚えるほど頻繁に、全く必要がないと思える社内の模様替え(大掛かりな工事を必要とする規模)をしてみたり、機能性の低い新品のデスク購入に多額の出費をしたりするのは厭わないのに、社員の給料は最低限に押さえ、会社は緊縮財政だとほざくような会社だ。

一体誰が指揮を執っているのだ?

Tは、明らかに労働基準法に違犯しているHRのボスの解雇工作を指摘し、これと同じケースで裁判で敗訴した雇用主の記録が残っている旨を呈示し、解雇に対する正当な理由を提示してくるよう要求したらしいが、他に考えつく『狡賢い』手口は見つけられなかったようで、労働基準法に違犯しているのを承知の上でTを解雇すると決めたのだそうだ。
解雇理由はただ一つ、もう一人の候補者よりも若干給料が高かったということ。(そんなに年棒を気にするのなら、なぜシニアを残すと気を変えたのだ? Tともう一人の給料を合せてもシニアの給料には追いつかないだろうに...  辻褄が合っていないことすらわからないのか?)

Tの直属のボスは、これまで雇ったスタッフの中でTが最も有能な人材で、おそらくこの先もTを越える人は出て来ないだろうと常に高い評価をしてくれていた。そして、会社の全スタッフのミーティングの折りに、Tを One-man band と称し、一人で何でもこなしてしまう優れた才能を持っているスタッフとして表彰したほど技量を高く買ってくれていたので、当然の如くHRのボスの裁決に異議を唱え続けていたらしいが、現場の意見はことごとく無視された恰好となってしまった。

今回解雇には至らなかった新人は、自分が "ただ単に給料が安かっただけで残された" ということをどう受け止めているのだろうか?
「会社があなたを雇っているのは、安く済むからだよ」と正面切って言われたら、この先も給料はほぼ上がらないと思って間違いない。
更に、今月いっぱいで会社の契約駐車場が無くなるらしく、残った職員はほぼ倍額を支払って少し離れた所にある一般駐車場を借りなくてはならなくなるようで、「実質的な賃金カットだ」と、辛うじて残った職員からも不平不満の声が上がっているとのこと。
明らかに落ち目になった "かつて" の大手企業がこの先生き残れるかどうか、見ものである。

ちなみに、Tの現場でフリーランスのワーカーを短期雇った場合、一日NZ$800〜$2,500支払われるのが相場の職種だとのこと。最低でも一日 ¥62,000 強の稼ぎになるわけだが、多くのフリーランサーは NZ$800 で仕事を受けると言うと質を疑われるらしく、高額を提示した方が雇われる確率が高くなるらしい。だが、一日 ¥194,000強 も稼ぐ人がかつて職場に来て仕事をしていたが、別に仕事が早い訳でもなく、仕事内容は何ら変わりが無かったとTは言っていた。(Tにフリーランサーになることを勧める同僚が圧倒的に多いのは、オバカな会社に振り回されることに皆嫌気がさしているからだろう。しかも、安い給料でだ)

自分に全く非がないのにも関わらず解雇通告されたTは、sick leave を何十日も残したまま、今週いっぱいであの会社を後にすることになる。


昨年末か今年始め、会社のNo.2 だった人が首になった。
正真正銘の "チャラ男"(無節操男) だったことは誰もが知っているが、その節操の無さを見るに見かねた社長が、全職員の前で実体を明らかにし、反論の余地無く首切りに至ったとのこと。
しかし、それからというもの、大きな仕事が入って来ていない。それどころか、今までのクライアントも失い始めている始末だ。

どのような方法を取ったにせよ、チャラ男に匹敵するほどの実績を挙げられる人が居ないというのは、裏を返せばその業界がモラルの上に成り立っていないということに他ならないかのではないかと、そんなことをふと考えた。

そんな会社にしがみついている価値は無いだろう。また、そのような業界のために心血を注ぐ意味も無いだろう。

「きっと、他にもっと良い所があるってことだな」

超ボジティブな私たちは、Tの解雇を憂いること無く、次にTが歩むことになっている道が目の前に現れる日を、楽しみに待っているところだ。



これは人生に於いて『最悪』なことではない。
私たちはもう既に、人生に於いて最悪なことを経験してしまっている。
私たちはその最悪な状況を、必死で歯を食いしばって乗り越えて来たのだ。

こんなことでは潰れない。


2.12.17

eBay カスタマーサービスとのオンラインチャット

狡猾な販売業者とのメッセージのやり取りは平行線に終わり、仕方がないので eBay のカスタマーサービスとライブ チャットし、このケースがどのように扱われて然るべきか聞いてみた。

事の成り行きをかいつまんで話し、販売業者と私とのこれまでのメッセージのやり取りを確認することができるかと聞くと、全て確認してくれた上で、問題を解決するためにeBayがこの件に介入する必要があるだろうと判断し、専門部署に報告し、できるだけ早くemailで連絡をくれるとのこと。

まさか苦情を申し立てるのにライブチャットを使用するとは、これまで思ってもみなかったが、チャットが終わった時、ふと雲の上のお師匠さんとの朝4時のチャットを思い出してしまった。

真っ暗な中鳴り続ける携帯電話を手探りで見つけ、ベッドに入ったまま寝ぼけ眼で「何事だ?」と開いた画面に目がくらんだこと。
「ごめん、起こしちゃった?」というお師匠さんに、「夢の中でヒバリが鳴いてた」と返した後、またウトウトしてしまった私を尻目に、数行打っては送信し、また数行打っては送信しを繰り返していたお師匠さん... 耳元でポロン、ポロンと鳴り続ける受信音に、終いには笑い出した私...

何だかとても懐かしく、そして切ない想い出となって心に残っている。


はてさて、eBay カスタマーサービスはどのようにこの件を解決してくれるのだろうか?
まぁ、販売業者のお粗末な実体をきちんと把握していてほしいという私の意図は通じたようなので、その点についてはよかったかな...


1.12.17

何故こうも間違いが多いのか...

eBay で注文を入れたキャビネットのノブが届いたのだが、5個注文した内の4個が間違ったサイズのノブで、含まれているはずのスクリューは1本も入っていなかった。


私は、どんな作業場で、どんな人が働いているのだろうかと、思わず想像せずにはいられなかった。




明らかに大きさの違うノブであるのに、バーコードの下に書いてある番号は同じ。その下の1006A-00 というのもそれに続くプロダクト名も同じ。
違ったのは私が黄色の枠で囲んだ箇所の列だけであるが、それが何を意味しているのか定かではない。



この業者のどの部分で大きなミスを犯しているのかわからないが、大きさの違う製品が同じ番号のバーコードを付けられて一緒くたにされていることに誰一人気付かず、そのまま梱包し、発送してしまうのだから、製品が破損していてもおそらく気付くことはないだろうなと、容易に想像できる。
業務がしっかり管理されていないのは他ならぬボスの責任だ。頭のキレる人でないことが手に取るようにわかってしまう。

eBay 経由で、間違ったサイズのノブ4個を注文したサイズのノブに交換し、しっかりスクリューも送って欲しいとメッセージを送ったところ、「また製品を送るのはお金がかかり過ぎるし、返品にかかる送料も商品代以上にかかるので、£3 の返金で良しとして欲しい。そちらに届いた商品は送り返す必要は無いから」との返事が来た。私が支払った総額は £6.50 だ。

あぁ、またか... 

1つのキャビネットに取り付けるのに、サイズが揃っていない物を持っていても役に立たないじゃないか... 別の業者に(全く同じ物かどうかも定かでないまま)足りない4個分を注文しろとでもいうのか?? 交換商品を送る気が無いんだったら、全額返金でしょうが...
ちなみに、それらは借家のバスルームに備え付けのキャビネットの把手が壊れたので、この際総取り替えしようと注文したもので、このような把手を他に付ける所など無いのだ。

そちらのミスなのに、何故私が不必要な物に半額以上の金額を支払わなければならないのだ?と怒りのメッセージを即刻送ったのは言うまでもない。

私は、そういう商売の仕方が本当に嫌いだ。


余談だが、同居人Tは車を磨く為のスポンジ5個セットをeBay経由で頼んだところ、超安っぽいオモチャのようなネックレス1個が送られて来て唖然としていた。どうやったら間違えることができるんだ??? 中国語じゃ、スポンジとネックレスは簡単に間違える可能性があるほど似通った漢字を使った言葉なのか??? しかも、個数も間違っているぞ...
その企業は苦情にも全く応答せず、返事の一つもよこさない、とんでもなく無責任な企業のようで、Tは呆れ果てていた。


30.11.17

外壁+屋根塗り替え & Advent Spiral

10年以上手入れをされていなかった家の外壁+屋根を塗り替えることにしたと、大家さんから連絡が入ったのは数ヶ月前のこと。
この数ヶ月の間に幾つかの業者が見積りを出す為にやって来たが、どうやら、納得できる金額を提示した業者がいたらしく、ようやく作業に着手する時が来たとのことで、大家さんご夫婦がやって来て、「明日の朝から業者が来るのでよろしく」と伝えてくれた日には誰も現れず... それから数日経って安全対策のフェンスを設置しに来たが、作業に取りかかったのは数日後だった。

予約した日に現れない業者...
彼らの設定する日時は単に "予定" であって、"約束" ではない。

当然の如く工事はいっこうに進まず、敷地の至る所に立つ邪魔なポールを避けながら歩かなくてはならなかった私達にとっては、至極迷惑な話だった。

クーリエ(宅配業者)に限ったことではなく、予約した日時に来ないというのは、おそらくこの国に住む人にとっては珍しいことではなく、日常のありふれた出来事でしかないのだろうが、「約束は必ず守れ」「守れないなら約束はするな」と口を酸っぱくして子供達に『責任感』というものを植え付けて来た私にはけっこうなストレスとなっている。

オークションで売れた物を発送するのに、集荷予約日に集荷に来ないことが90%以上... 予約日の翌日にやって来る業者もいれば、こちらから催促しなければ来ない業者もいるという誠にお粗末な状況なので、落札してくれた人への通知は、「ピックアップの予約は明日になっているが、クーリエの都合で翌営業日になるかも知れない」と書いて送らなくてはならなくなった。(集荷日と配達に要する日数を相手にemailで伝え、アテにならないクーリエに振り回されて、何度も自分の意に反して遅延の謝罪emailを書かなければならなかったことにウンザリした末の対策だ)

オークションの販売業者の中にはトラッキングナンバーすら送ってよこさない人もざらに居るのだが、買った荷物が何時頃届くのか、おおよその日付がわかっていれば、輸送途中で紛失した場合にも早急な対処が望めるだろうし、受取人が外出中に荷物が届けられてしまい盗難に遭うというようなことも最小限に食い止められるかも知れないと思い、私は常に配送状況と配達予定日を相手に通知することにしている。(おそらく、日本では常識だろうと思うが...)

大手企業はもちろん認識しているだろうが、取引というものは信用の上に成り立っていなくてはならないということを、しっかり認識している小規模企業が、この国にはどれほど存在しているのだろうか?


屋根のクリーニング、修理、塗装業者は、足場を建て、サージ プロテクションを施し、転落防止の柵を設置して作業にあたっていたが、大量の泥で排水パイプが詰まることを予想せず、丸一日かけて高圧洗浄し続けた結果、アトリエを水浸しにしてしまったり、塗装作業の前に、駐車場に置いてある車にシートカバーをかけた方がいいかどうか(塗装が飛び散る作業か?)と聞かれなければ、そのままスプレーしてしまうところだったし... 私はもちろん念のためにシートを被せたが、「シートを被せるのもいいかもね」くらいにしか返事をしなかった業者が帰った後で、シートの上に信じられないほど大きな雫痕が無数に付いているのを見た時には、家に居て車にシートをかけることができて本当にラッキーだったと心底思った。(車は白、屋根の塗装は黒... ダルメシアンになってしまうところだった)

しかも、塗装業者が来る日を前もって知らされていたわけではなく、電源を貸してくれと言って来た際に、「今日は何をするの?」と聞いてようやく屋根の塗装だとわかった有り様だ。
もし万が一、留守中に塗装され、車の再塗装をしなければならなくなった場合、塗装業者は責任を持って費用を負担してくれるのだろうか? 何年その商売をしているのだ? これまで苦情や損害賠償請求されたことはなかったのだろうか?
気の利かない/気の回らない業者という以前に、作業員自身が他人のことを何も考えない人であることがよ〜くわかった。また、作業マニュアルもしっかりできていない企業であることも付け加えておこう。

さて、屋根の全ての作業がようやく終わったようで、数日前足場は撤去された。
パイプ同士を繋いでいた頑丈なクランプを、屋根に昇った作業員が上からコンクリートの上に次々落として行くのを見て、「他に方法は無いのか?」と私はついつい思ってしまったが、その方法でこれまで破損物及び負傷者が出なかったとしたら、それはそれでお見事だと言えるかも知れない。

やれやれ、これで一つ片付いた...

次は外壁の塗り替えだが、はてさて、何時から始まるのだろうか? また、今付いているペイントはどのようにして落とすのだろうか?
まずは高圧洗浄機で汚れを落とすことになるのだろうが、所々ペイントが剥がれかけている部分はおそらくそれで剥がれてしまうので問題は無いだろうと思うものの、高圧洗浄でペイントが残った部分はどのようにして落とすのだろうか... スクレイパーを使って手作業なんてことはおそらくしないだろうな...

残ったペイントを削り取らないまま重ね塗りしてしまうのか、はたまた薬品を使ってペイントを落とすのか... ペイントを溶かす薬品は通常非常に強烈な臭いがする場合がほとんどなため、できればそのようなものは使って欲しくはないし、家の周りに生えている植物への影響も心配だ。

このように大掛かりな家の修復があると、気分的に落ち着かず、これまでの超平穏な日が早く戻って来ないかなと、そればかりを願ってしまう。


オークション サイトで Lucet とともに注文のあった Advent Spiral のボード作りは、苦労してパターンを作ったものの、板をカットする直前になってリクエストされた板の厚みが、予想を遥かに上回るものであったため、その厚みにした場合十分な手持ちの板が無く、また、新しく分厚い板を調達するとなるととんでもなく高額になってしまう旨を相手に伝え、私にはこの仕事は受けられないと断った。
もちろん、薄い板を何枚か貼付けて使うこともできなくはないが、出来上がりが美しくなくなってしまう以上に、費用がかかり過ぎてしまうことが充分予想できたため、その選択肢は相手に伝えるまでもなかった。

半日以上掛けたパターン作りは無給作業に終わったが、板を切り始めていなかっただけマシだったなと思った。
また、私に会ってみたいので、出来上がったら取りに来たいというリクエストにもおそらく答えなくてよくなり、それに付いては幸いだったなと安堵した。
人と会って話をすることには、私は全く興味は無い。








27.11.17

本日の気温 22℃

風もあまり無く、暑い一日になった。

鉋がけをしていると汗が噴き出す。外に出かけることが滅多に無い私にとっては殊の外良い運動になってはいるが、暑くてたまらない。

22℃で悲鳴を上げているようでは、とてもじゃないが日本の夏には帰省できないな... やはり帰るとしたら秋から春先にかけてだな... などと、次の帰省時期を考えながら作業をしていた。




裏庭のリンゴの木はまた一段と成長し、既に幾つも実を付けている。


レモネードは美味しそうな色になってきた。


例年になく沢山実を結んだサツマ(蜜柑)だが、もう病害虫にやられているような傷が付いている。
上手く、美味しく育つかな?



Hの部屋の窓辺にある植物には変わった形の蕾ができ、数日前、それがようやく開いたよとHが教えてくれた。
真っ白な花の中に更にピンクの花が咲いているような、凝った作りの :) とても綺麗な花だ。




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夕方になり、出品している Lucet に質問が来て、早急に追加の Lucet を作ることになった。
ほんの小さな物だけれども、出来上がるのを心待ちにしていてくれる人がいることを、心から嬉しく思った。



19.11.17

Oh, dear.......

昨日、家の屋根を綺麗にする人が来て、丸々一日かけて高圧洗浄して帰った。

夜になって雨が降り出し、キッチンが雨漏り... 
家族総出で急場凌ぎをしたものの、寝ている間に雨が降り続いたらダメージが広がってしまうかも知れないと昨夜は気が気ではなく、私が眠りについたのは明け方5時過ぎだった。

朝起きて、キッチンの状態が悪くなっていなかったことにホッと一安心したのもつかの間...

Oh, dear...

予想だにしていなかったアトリエのキッチンの水害。
どこから雨漏りしたのかと同居人Hと探して回ったが、カウンタートップも、壁にも雨漏りの痕は無く、隣りのトイレを見てみると床が真っ黒な泥で覆われていて唖然とした。
おそらく、トイレの便器に繋がる配管部分から泥が流れ込んでしまったのだろうと予想したが、配管がどうなっているのかなど、専門職ではないのでわからず、取りあえず大家さんに電話連絡し、現状を見てもらうことに...




Oh, dear...

大家さん夫婦も唖然とし、しばらく言葉が出なかった。
トイレの床に広がっている泥は明らかに雨樋から落ちて来たものと同じで、大家さんもやはり配管部分から侵入したに違いないと判断し、すぐに修理してもらうよう連絡するとのことで、「ひどいことになっちゃってごめんね」と言って帰った。

床はコンクリートにタイルもどきのカーペットを張ったものだったので、タイルのグルーが剥がれ、見るも無惨になっていたが、それでもカーペットの床とか、木の床でなかっただけマシだったねと、大家さんと話した。(一部カーペットの床まで浸水していたが、乾けば大丈夫なのか、それも取り替え無くてはならないのか、まだわからない)


それから間もなく、昨日屋根の洗浄にやって来た人が現れ(来る予定ではなかったが)、昨日やり残したベランダの洗浄をしに来たというので、もちろんアトリエの中の惨状を見せたところ、彼は「なんてこった!!」と、手で顔を覆った。
その人にとっても考えてもみなかった出来事であったようで、当惑し、困惑し、すぐに何とかするよと約束してはくれたが、掃除に来るとは言わなかった。

屋根の破損部分の修理とともに、アトリエの配管部分も要修理となり、修理は明日とのことだったが、しっかり明日来てくれるのだろうか...





溜まった大量の水を吸わせるよう新聞紙を敷き詰め、それを何度か取り替えたが、細かい泥をきれいに拭き取るのは手間がかかり過ぎるため、乾かしてから掃除機をかけることにした。
数センチ水に浸かったストックの無垢板は乾かせば使えるだろうが、合板はどうかわからず、MDFは水を含んだ部分はもう使い物にならない。



キッチンに備え付けのキャビネットはほとんどがMDFでできているため、もう既に膨張し、外側のコーティング部分がめくれ上がって来ていた。
新しいものに交換ということになるのだろうか... 果たして屋根のクリーニング業者に弁償してもらえるのだろうか?


私が出費しなければならないわけではないが、掃除は私の仕事か...

あぁ、難儀なことだ...



6.11.17

魂が無くなるまで...

日本では小学校しか出ていない同居人Hは、日に日に日本語を読むのが大変になってきている。

「犬も歩けば」に続く言葉は?と聞くと、
「猫も歩く」と答えたような子だ。

まぁ、諺としてではなく、単なる日本語としてとらえた場合は、何ら間違った使い方ではなく、「猫も」と同格にしたのは大正解だ。
「犬も歩けば、猫は歩く」だの、「犬も歩けば、猫が歩く」、「犬も歩けば、猫と歩く」などという、文章として成り立たない助詞をくっつけなかったのはさすがに日本人である。

そんなHが、先週末の朝食にパンケーキを食べたいと言って来た。
パンケーキのレシピを見つけたHが材料を私に読んでくれ、私は計量し、ボールにそれらを入れて行った。

H: 「粉類の中に溶かしたマーガリンとミルクを合せたものを入れて、魂(たましい)が無くなるまでかき回すんだってー」

私は笑い過ぎて動けなくなった。

私: 「それ、塊(かたまり)😂 」「魂が無くなるまでかき回してたら、焼く前に死んじゃってる」

たまらなく笑えた週末の朝であった。



5.11.17

木工、洋裁、そして邪道なマドレーヌ

先週木曜の朝、車を運転していて迷子になる夢を見た。そして、夢の最後に10年来の知り合いが出てきて、「あー、久しぶりー」と言ったところで目が覚めた。

迷子になって神経をすり減らし、グッタリ疲れた状態で目覚まし時計に起こされたため、しばらく頭がボーッとしていた。

ボーッとしたまま朝食の支度をし、同居人達を見送った後、アトリエに降りて行き、内側になる面を二度塗りしておいたレシピ ケースの組み立てをしていた時に電話が鳴った。

電話の主は、朝夢に出て来た10年来の知り合いだった。
何とも不思議な感じがした。

簡単に近況報告をし合うと、彼女は用件を話し始め、ジーンズとかスラックスを何着か買ったが、丈をつめて欲しいというので、お易い御用だと引き受けた。

彼女は翌日の午後アトリエに現れ、3本のパンツと、代金は要らないと断ったのに、律儀に$50+美味しいチョコレートを置いて帰った。

服の直し、とりわけズボンの裾上げはいい商売だ。ミシンとアイロンと糸と鋏さえあれば、ほとんどのことができる。
消耗品の糸代など微々たるもので、ほとんどが労働代金だ。『丸々儲け』と言っても差支えないほど、私には美味しい商売に思えて仕方がない。
丁寧に仕上げればもちろん時間はかかるが、私の他の仕事に比べたら遥かに楽で、尚且つ収益を見込めるかなり『割の良い』仕事である。

だが、直しの仕事は楽だが楽しくない... 全く楽しくないため、商売にする気が無い。


無給労働と言っても差支えないような、私の木工やらステンドグラスの作業は、お金にはならないが楽しいよな... と、そんなことを考えながら、底板の際をぐるりと削り取り、グルーを付け底にきっちりはめ込んだ。


外側にステインを塗り、拭き取り、乾かし...


この後、付け忘れていた強力マグネットを背面に埋め込むための穴をあけ、サンディングし、二度目のステイン塗装。

マグネットはエポキシ グルーで接着した。

キッチンで使う為、仕上げにコート剤を塗って、油汚れ対策をしておくことにした。


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昨夜遅くになって小腹が空き、マドレーヌを焼こうとキッチンに行ったのだが、仕舞い込んであるマドレーヌ型(貝型)を取り出すのが面倒で、「これでいいや...」と取り出したのは、Ginger Gem 型。


この Ginger Gem Iron は設定温度に達するのが早いオーブン トースターに入るサイズなので、すこぶる使い勝手が良い。しかも、使い終わった後洗うのも簡単だ。

どんな型で作っても、味はマドレーヌ。
マドレーヌ好きの同居人Tのみならず、辛党のHも夜中に幾つかつまんでいた。

Ginger Gem Iron は面倒臭がり屋にはもってこいの、二口サイズのケーキ型。
マフィンでも、ミニ フルーツケーキでも、なんでもこれ一つでいけそうだ。


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追記:up し忘れていた写真があった。

通常ズボンの裾上げは、片方の丈のみを測り、裾を合わせてもう片方を同じ丈(+縫い代分)に切り揃えるという方法を取るのだが、今回頼まれたジーンズの内の1本は、測る度にカットする幅が明らかに違って見えた。(私は間違いを起こさないよう、布をカットする前に数回サイズを確認する癖がついている)

このジーンズを前に、「目が悪くなったのかな?」と、しばし当惑してしまったが、それぞれ単独でピンを打ってみると、1.5cm 以上もの差があり仰天した。
通常の仕方で丈をつめてしまっていたら、どちらか片方がやけに短い(或はやけに長い)ものになってしまっていたに違いなく、私の技量を疑われかねない結果になるのは予想がつく。(長い場合は直せるが、短い場合はお手上げだ)


大量生産品は、一度に何枚もの布を重ね、機械で一気にカットし、流れ作業で縫製をするという方法を取ることがほとんどなため、元々のパターンが間違っていると、このような不良品が製造過程で誰にも気付かれること無く、大量に世に出回る結果となってしまう。
例え最終段階で誰かが気付いたとしても、そのロット全てを廃棄処分することも、やり直すこともおそらく無いだろう。

預かった他の2本のズボンに付いては、左右の丈を最初に測ったのは言うまでもない。

ズボンの丈直しの鉄則:左右の丈(股下のサイズ)が同じであるかまず最初に確認すること。

日本に荷物を送る準備

YouTube で犬のコートの製図を教えてくれているのを見つけ、早速製図し、まずは試作品を作り、その後超個性的な生地を使って本番に臨んだ。 製図はいたって簡単だったが、最初に使用した布は手持ちのやや厚手のフリースだったため(緑色の布は、以前作ったもののほとんど着用しなかった自分用...