今日も暑い一日だった。
暑い中、オークションで落札し今朝届いたばかりの鉋の手入れをしていた。
私には、ステンレスにしか見えないのだが… 違うのだろうか?
暑い中、オークションで落札し今朝届いたばかりの鉋の手入れをしていた。
一つは少し前に買った斧と同じドイツのメーカーのもので、もう一つはイングランド製。
欲しかったのはもちろんドイツの鉋だ。
このサイの角のような把手が付いた方がドイツ(Boker) 製で、ほとんど新品に近いボディの底にはいまだスタンプが残ったままだった。
ブレードは錆び止めと思われるペイントが付いており、厚みもあり、どっしりと重たかった。(ステンレスのように硬い刃で、研ぐのが非常に大変)
一つガッカリしたのは、ブレードの裏側が平らではなかったことと、裏のエッジを研いでしまってあったこと。電動グラインダーを持っていない私は、汗だくで裏を平らにしなければならず、ほとんど一日それに費やしたようなものだった。
私には、ステンレスにしか見えないのだが… 違うのだろうか?
もう一つのイングランド製の鉋は、其所此処にヒビが入っていたので、今朝はまずそのヒビをグルーで接着することから初め、ドイツ製の鉋の刃と格闘している間中クランプで留めておいた。
刃は錆びてはいたものの、この錆は簡単に落ち、刃を研ぐのも非常に楽だった。
このドイツ製の鉋には、刃を緩める時に叩く箇所に金具が付いていた。
サイの角のような把手もユニークだが、この金具も面白いなと思った。
最後に底を平らに均し(鉋がけし)、丸一日かけて満足に使える状態に仕上げた、西洋の古い鉋たちで、手近にあったパイン材の端切れを削ってみると、このコフィン(棺桶)型の何だか分厚い鉋は、思ったより使い易く、切れ味は想像していた以上に良かった。
さて、大きな期待を持って購入したドイツ製の鉋だが、切れ味が他の鉋と全く違うのだ。
切れ味はいいのだが、削った感触が違うので非常に違和感がある。
このブレード、本当にHenry Boker のものなのだろうか???
うーん、気になる…