27.11.16

Gnocchi Board 作り

好きではない買い物に出かけ、好きではない料理を頑張ってし続ける毎日。

夕食に、同じ献立を2週間以内に出すことは滅多に無い私だが、自分が美味しそうだなと思って作っても、同居人たちには不評なものがあり、せっかく用意してもガッカリされることがあったりして、増々料理が嫌いになって行くというのが現状だ。



一昨日は長芋とオクラのネバネバ系和えもの(+鰹節/わさび醤油味)が喜ばれ、昨日はハワイに居た頃よく食べたポキ(Poke)と呼ばれるマグロの刺身の醤油漬けが喜ばれた。
今回のポキには、玉ねぎのみじん切りとコリアンダー(家で栽培)を刻んだものを入れ、庭で採れたレモンを絞り、醤油とオリーブオイルに赤唐辛子少々とニンニクのすりおろしを一かけ分入れた。(玉ねぎを入れるのは定番だが、その他に入れるものは適当に家にあったものである)


そんな料理嫌いな私が最近製図し、作っていたのは、ニョッキ(gnocchi)を作る際に使用する洗濯板のような波形のギザギザがついたボードだ。
ニョッキを作ったこともなければ、食べたこともないので、サイズも、波形の間隔も深さも想像で作るしかなく、使い易いかどうかさっぱりわからない。

試作品として作るのにわざわざ板を買うのももったいないので、先日ベンチ作りをした際に余ったパイン材を使って、取りあえず2つほど作ってみた。


今回は手間暇かけて手彫りでギザギザを作るのはやめ、しばらく眠っていたままだった電動ルーターを使ったのだが、楽をしたとは言え、一つ一つの溝の間隔を揃えながらの作業で、慎重に幅を揃えるのにけっこう時間がかかった。


角を丸くし、サンドペーパーで溝の一つ一つまできれいに磨き、アクセントにKwila を細長く切り、上部になる面に丸みを持たせたものを、溝を掘ってはめ込んでみた。


仕上げは、植物油を塗っては乾かし、塗っては乾かし…


だが、ニョッキを作っても、もしかしたら同居人たちは好きではないかも知れない…

チーズ フォンデュセットを買い、「材料を切るだけでいいから、楽チン!」と思っていたら、不評で、一度しか食べなかったし、次にRaclette グリルを買ったものの、「一度食べれば充分かな」という評価だったため、二度目に挑戦できずにいるような家だ。
(チーズ料理が嫌いなわけではないが、チーズだらけの料理は胃がもたれるのと、全ての食材がチーズ味になってしまうというのがダメらしい)

そんな具合なので、目新しい料理をしても「何これ?」と思われるだけで、美味しいと思ってもらえることは非常に稀なのである。


さーて、これから初ニョッキでもひとつ作ってみることにしようか…



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