14.11.16

Hide Glue と Bottle Warmer

日本語で言うとすれば『膠』になるのだろうか…

かねてから使いたいと思っていた Hide Glue を eBayに注文し、古い鉄製の Hot Glue Pot を探していたのだが、よくよく考えたら、アトリエには温度調節できる電熱器のようなものは無く、使えるとしたらカセットコンロくらいしかない。

カセットコンロで温め→温度を計り→火を止め→冷めたらまた温めを繰り返すのは想像しただけで面倒だ。しかも、場所を取る。

YouTube で Hide Glue について少々勉強したところ、赤ちゃんのミルクやら離乳食を温めるのに使うような、ボトル ウォーマー が使えるという人がいた。
おー、そういう手があったかと、早速国内のインターネット オークションで『哺乳瓶温め器』を探すことに...

ボトル ウォーマーは幾つも出品されていて、ほとんどが良好な状態のようだった。
幾つか機能を見比べ、その中で最も使い易そうな物に入札しておいたところ、リザーブ価格で落札できたのはいいのだが、その日からオークションサイトに表示される"お薦め商品"は育児用品ばかりになってしまった。

自動検索機能というのは、誠に単純である。
探しているものがしばらく見つからない場合には有効かも知れないが、検索履歴を全てチェックされているというのは、決して気持ちのよいものではない上に、全く興味のない広告ばかりが毎回のように出て来て、「いいかげん止めてくれないか…」と感じてしまうことも多々ある。

次第に移り変わって来た"広告"に対する考え方は、果たして購買者に取って大きな利益をもたらしているのだろうか…



Hide GlueはUKから送られて来ることになっているため、未だ届いていないのだが、届いたらすぐに使えるようにと、ボトル ウォーマーの温度設定を先に確かめておくことにした。


最新式のボトル ウォーマーの中には、温度がデジタルで表示されるようになっているものがあるようで、それだったら便利だろうなと思いながらも、まぁ、私の場合は、ただ一回だけ温度をほぼ正確に測り、ツマミの位置をどこに固定すればいいかを印しておけばいいだけのことなので、これで全く問題は無い。

設定温度は145°F (62.7778℃)
通常私は摂氏表示(℃)を使うのだが、たまたま観たYouTube ビデオの中で華氏で説明されていたため、そのまま°Fで測った。(パン生地を醗酵させる際にも、私は華氏で温度を計る。お手本とした手引書が華氏表示で、一々摂氏にし直す必要の無い、摂氏/華氏両用温度計を持っているためだ)

パン作りの際に使用する温度計を、水を張ったボトル ウォーマーの中に入れた水の入った小瓶(確か、豆板醤が入っていたと思われる空き瓶)に差し込み、待つこと数分… その温度まで達すると赤く光ったライトが消え、その温度よりも2°F下がるとまた加熱が始まったが、再度赤いライトが消えた後に2°Fほど上昇してしまうのは、おそらく致し方ないことなのだろう。
多分、そこまで厳密に温度管理する必要は無いに違いない。


遥か昔から使われて来た Hide Glue を早く使ってみたいものだ。




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