5.7.17

ブックシェルフの飾り


注文のあった本棚のトップを飾るためのピースを、大急ぎで作った。

今回はペイントは依頼主が自ら行うということだったので、スクロールソーで希望のデザインをカットし、カットした部分のギザギザをサンドペーパーで滑らかにしておいた。

このような作業をしたことがない人には予想がつかないだろうが、サンディングにかかる時間は透かし彫りをカットする時間よりも遥かに長く、また退屈でもある。
だが、サンディングしないと、優雅さとはほど遠いシロモノになってしまうので、手を抜くことはできないのだ。


梱包するための段ボール箱は、サイズが少し大きかったので小さくしたところ、送料が 2/3 弱になったため、その旨を依頼主に告げ、送付の手続が整った知らせとともに、過払い分を返金したいので銀行口座番号を教えてとemailを送っておいた。

オンラインで荷物の集荷を予約でき、家まで取りに来てくれるというシステムは、私にとっては本当に有り難い。(きちんと予約した日に取りに来てくれればの話だが… これまでのところ、3回に1回は予約した日に宅配業者が取りに来ず、email 或は電話で問い合わせ&催促をしている。日本ではあり得ないことだろうと思うが、私は声を大にして言いたい。この国ではどの業者を使ってもその程度だ!)

きちんと身なりを整え、時間もガソリン代もかけて荷物をポストショップに出しに行く努力は、『身体を強制的に動かす』という極限られたメリットしか無いように思えたが、決められた日に集荷に来ない宅配業者に苛立つことが無いというメリットも、ここに付け加えておこう。(今日も集荷をすっぽかしたクーリエ… どうしようもない😠)



依頼主からは返事がすぐに来た。
添付した写真を見て非常に満足しているとのこと。きっと、実物を手に取ってみたらもっと感動してもらえるに違いない。表面は合板とは思えないほどスベスベになっているのだ。

親切にも、送料の過払い分は返金する必要は無いとのこと。
何だか、申しわけない気持ちになってしまったが、有り難く受け取った。


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