12.7.17

Centre Finder

これまで、板厚を半分にする際には、定規で板厚を測り、半分の幅にマーキング ゲージをセットして線を引いていたのだが、1ミリ以下を正確に測ることはできず、テキトウに約半分の位置に線を引いて良しとしていた。
まぁ、鋸で全くぶれずに正確に切ることなど私には無理なので、その程度の線の引き方で充分と言えば充分なのだが…

それでも、やはり細い幅を定規で測るのは結構面倒だし、板の角を丸く落としてあると更に測り辛いし… と、Oak の切れ端でセンター ファインダーを作ることにした。(歳を取って定規の目盛が見難くなったというのが大きな要因だ)

端切れ板3枚と、ボルト&ナット2セット、それにねじ釘だけでできている、非常にシンプルなツールなので、作っておいて損は無い。


下になる板は上の板の幅を半分にしたもので、鉋をかけて2枚の板の幅を揃えたため、中央に隙間ができているが、隙間が有っても無くても、どちらでも差支えない。(* 2本の細い板を同じ幅にしておくことが重要)


要するに、この2本の細い板(同サイズ)に空けたボルトを差し込むためのそれぞれの穴から、中央のネジ穴までの距離&位置が正確であればいいわけだ。



↑ この "Z" の中に中心線を引きたい板を挟む。

作ったセンター ファインダーのサイズによって、挟むことのできる板の幅が変わってくるので、自分の必要に応じてサイズを変えて作ればいい。



広めの板の中心線を引く時には、ベンチ バイスに中心を出したい板を固定すると、より楽に線が引ける。
板に傷を付けたくなかったら、鉛筆を使用できるよう、中心の穴を大きくする必要があるが、その場合は、差し込んだ鉛筆がぐらつかないよう、板厚を調整する必要が出て来るだろう。


7.5cm 幅の合板の端切れで試してみると、みごとに3.75cm付近に線がついていた。



これで、中心線を引くのはわけもなくできるようになった。

めでたし、めでたし

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