8.7.17

梱包の達人 :)

長い年月ガラス製品を扱ってきたので、木製品を梱包/発送することは、私にはとても簡単なことだ。だが、買ってくれた人が余分な送料を支払わなくて済むよう、可能な限り小さくまとめるため、たとえ細心の注意を払って梱包してあっても、輸送中に破損していないかとやはりいつも心配になる。

オークションで私の作品を買ってくれる人は、梱包を褒めてくれることが多い。
中には、「信じられないほど素晴らしいパッケージングだ。あなただったら、生卵を無傷で送ることができるよ」とまで書いてくれた人もいたが、配送業者の中には、品物を "無事に" 届けることが責務だと思っていない輩が少なからず居り、たった6段ほどの階段を昇ることも面倒がり、階段の下から荷物を放り投げて良しとしている配達員が確かに居ることを私は知っているため、手荒に扱われることを想定して慎重過ぎるほど慎重に梱包をしても、無事に届くという100%の確信は無い。

無事に届いたよと、買手がオークションのフィードバックに書いてきてくれるとホッとする。

今日も初めて取引した人からの嬉しいフィードバックが届いた。

Thank you kindly for the fabulous trade. And many thanks for the love and care taken to package so nicely :)

たとえ$1.00でも、更には落札後1週間経っても入金も何の連絡も無く、「落札したことを忘れてるかな?」とemailを送ると、「ゴメン、もう入金してあると思ってた」と返事をくれるような人に対しても、購入してくれたことへの感謝の気持ちを忘れてはならないことを、温かいフィードバックの文面がいつも再確認させてくれる。

私は裕福な人を対象に物作りをしていない。
裕福な人は幾らでもお金をかけて、大量生産の "ブランド品" やら、お誂えの超高級品を買って喜んでいればいい。

私はそういう人のためにはもう仕事をしないと決めたんだ。


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