ここ最近ハードウッドばかり扱っていたので、久々にソフトウッドを削ったら、こんなに鉋がけが楽だったのかと驚いた。
ハードウッドの中には鉋がけに四苦八苦するものがけっこうあり、特に Purpleheart などは板目に沿って鉋をかけていても所々逆目で鉋がけをしてしまったかのようにざらついた部分ができてしまい、ひどい時には部分的にザックリとえぐれてしまうこともあって、難儀なことこの上ない。
どのようにしたら綺麗に鉋がけができるのだろうと調べてみても、未だ効果的な解決策は見つけられず、カード スクレイパーとサンドペーパーに頼っている次第だ。
板厚を半分にした Macrocarpa の表面を scrub plane でザクザクと大まかに均し、その後は日本の鉋で仕上げ。
鉋がけがスムーズに行くとすこぶる気持ちが良い。
急きょ作ることになったのは、ミシン回りに置く洋裁小物を入れておくトレイで、ミシンの押さえ金やら、目打ちやら、ハサミ等々、ミシンがけをしている時に手元にあると便利な物を入れておくためのもの。ただの細長い箱で、強度はさほど重要ではないのだが、板厚が 1cm 弱と薄いので、接着部分が剥がれてしまわないよう、ダブテイル ジョイントで組み立てておいた。
ダブテイル ジョイントのように細かい部分にグルーを塗る際には、薄く細長い板の端切れか、この下の写真のグルー ブラシ/ヘラを使うのだが、これまでグルーの付着したブラシの置き場所に困ることが度々あったため、要らない板切れで超簡単な専用の置き場所を作っておいたら、今回は快適に作業ができた。
また、このガラスの器にグルーを必要なだけ出し、そこからへら等ですくって使う方が、グルーの容器をその都度傾けて出すよりも効率良く作業ができ、便利である。
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