4.8.17

天然コルク到着

ポルトガルで先月19日に発送されたコルクは、16日かかって無事我家に到着した。

US$55.99 (NZ$75.29)で送料無料だったが、送料の実費は €25.20 (US$29.94、NZ$40.22)もかかっていたので、現地ではおそらくこのロール一巻きでUS$26.05、NZ$35.07、日本円にして約¥2,870ほど(或はそれ以下)で購入できるに違いない。


何故ポルトガルから、品物より高額な送料を上乗せされたものを輸入しなければならなかったのかといえば、国内では見つけられなかったからで、もしあったとしても、おそらくひどく高額で、買うのもバカバカしいほどだろうと想像できるからだ。

NZは風光明媚で、原発も無く、多くの移民が暮らすとても良い国だが、欲しい物/必要な物が国内では入手困難か、はたまた常軌を逸した金額になっているかのどちらかということが多いというのは、数少ない欠点の内の一つだ。


この太巻きのコルクのほんの一部を切り、早速サンディング ブロックの底に貼って使ってみた。
適度に弾力があり、予想以上にスムーズにサンディングできるようになっただけではなく、サンドペーパーの保ちも良くなったように感じた。

コルクの使い道を色々と考えた末に購入したのだが、一昔前には使われていたコルク ボード... 今でも使っている人がどれだけ居るだろうか?

今の時代、メモを書いて貼っておくよりも、スマートフォンに情報を入れておいて、通知機能をONにしておいた方が使い勝手が良いと思っている人の方が多いだろうし、デジカメではなく、スマートフォンで撮った写真をわざわざ印刷してコルクボードに貼っておくこともまず無いだろう。 以前は家を留守にする時には「何処底に出掛けてくるね」と、家族にメモを残して行くのが常だったが、それもトンと無くなったしな... などと、昔を懐かしく思い出しながら、閃いた。
ただプラスチックの枠を付けただけのいかにも安っぽい物ではなく、もちろん装飾を施した趣のあるコルク ボードを作ってみよう。

一昔前のたいして便利ではなかった時代にタイムスリップしたような気分になるのも悪くないじゃないか...





コルクは何からできているのか、はたまた、どのようにして採取されるのかなど、これまで考えたことはなかったが、Wikipedia に詳しく載っていたので、興味があったら見てみるといい。

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