24.3.23

白髪染めをやめてから1年5ヶ月...

 友人は、白髪染めをやめてから染めた部分が完全になくなるまで 、3 年の月日を要したと話していた。

私は元から髪が伸びるのが比較的早い方だったが、更に早く伸びるようにと、隣国オーストラリアから育毛剤が含まれているらしいヘアケアセットを取り寄せ、数ヶ月前から使っているおかげか、肩くらいの長さまでが全て染めていない自然な白髪頭となり、すっかり面倒な白髪染めから解放された生活を送れるようになっている。

2022年12月15日

2023 年3月23日

美容院で染めてあった部分をほとんど切り落としてもらったのが昨年 12 月半ば。ショートヘアに違和感を感じること 3 ヶ月... ようやく何とか許せる程度の長さになったことが、非常に喜ばしい。


白髪頭と言っても、黒い髪がまだ生えて来ているため、ソルト&ペッパー状態だ。遠目で見ればグレイ ヘアということになろうか...
白髪染めをしていた頃は、伸びて来た髪が全て真っ白に思え、染めなくなったら完全な白髪になるだろうと漠然と思っていたが、決してそうではなく、友人が言っていたように、依然として黒い髪が生えて来ているというのも、これまた驚きだった。



これまで持っていた服の中には、色がまるで似合わなくなってしまったものがある。
髪の色一つでこんなにも違って見えるものなんだと驚くと同時に、今度は服選びが面倒に思えるようになって来た。

面倒なので、(外出時は)ほぼどんな色の服にも合うだろう黒のスカーフで、髪に接する部分を覆えばいいかと、そんなことを考えながら、寒くなるのを待っている今日この頃である。





9.3.23

卵を買いにコスコへ

 大手スーパーマーケットの棚から 20 個入りの卵が無くなって久しい。
しかも、12 個入りでさえも、数えるほどしか置いていないという店も多く、これまで買っていた中国系スーパーの 30 個入りは以前の 2 倍以上の価格($18.99〜$19.99)となっていて、もはや卵は高級食材となってしまっている感がある。

そんな中、溢れんばかりにストックがあるコスコ...




30 個入りのみならず、30 個 × 2 パック(60個 $28.99)一括りで売られているものが、複数箇所に山積みされているのだ。しかも、中国系スーパーの価格よりも格段に安い。

高速で 25 分近くかけても、コスコに買いに行くしかないかと、先月初旬店に出向き、メンバー登録をし、肉、魚、調味料、世界の菓子類等々も大量に買って来た。

そして、1 ヶ月後、 2 回目のコスコでの買い物... (前回買った菓子類のほとんどはまだ残っている)
そろそろ買わなければならないなと思っていた食品用ラップフィルムは、一般のスーパーマーケットにあるようなサイズではなく、業務用かと思われるほど "バカでかい" 物しかなく、仕方なくそれを購入。これまでの置き場所には当然収まらず、置き場所を再考しなければならなくなった。
品質は GLAD WRAP よりも若干厚いように感じる。(GLAD WRAP はマイクロウェーブにかけると溶けることがままあるため、うんざりしながらも、これまで他にマシな選択肢がなかったため、渋々使い続けて来たのだが、他に選択肢ができただけでも、私にとっては嬉しいことだ)



「600m って、陸上競技場 1 周半だ。すごいな」と、T も驚いていたが、重量もかなりのものだ。(↑ VitaFresh - 600m $22.99、Glad Wrap - 30m $4.45 〜$4.99)


T が自家製ピザやらハンバーガー等に乗せて食べるハラペーニョピクルスは、冷蔵庫に入らないほどの大きなサイズの物(1.8kg)しかなかったが、それしか無いので購入...
メキシコ産で、これまで買っていた物よりもペッパーのサイズは大きく、辛さも一段階上のような気がするとのこと。

開封後は要冷蔵とあったので、別の容器数個に移し替える必要があった。

ちなみに、1.8kgで $15.99($0.88/100g)。一般のスーパーマーケットで買っていた Delmaine Sliced Jalapeños 280g は $3.89〜$4.90($1.38〜$1.75/100g)だったので、コスコで買えば約半額ということだ。



牛乳は 3ℓ入りしか見つけられなかった。さすがにそんなに大きな容器を冷蔵庫に入れることはできず、購入断念。


大きなものばかりのコスコの商品の数々...

肉類は仕分けしてチェスト フリーザーに入れ、パントリーにはこれまで無かった "お手軽ミックス粉類" などが並ぶようになった。
これらがあるおかげで、調理が少しだけ苦痛ではなくなったように思うのは、私だけだろうか?



購入した物を全て消費してしまうまでには、かなりの月日がかかるのは間違いない。
あとは日常生活に必要な野菜やら牛乳などを買い足すだけなため、一度それらを買っておけば、毎月の出費は徐々に減っていくだろう。

特に菓子類は、もう一般のスーパーマーケットで買わなくてもいいと断言できる。(一般のスーパーマーケットで、もはや買いたいものは無い)


何はともあれ、コスコでの買い物は目新しいものばかりで結構楽しく、当初予想していたよりも頻繁に買い物に行くことになりそうだと思い始めたところである。




8.3.23

ステンドグラス...

 先週末朝、玄関のベルが鳴った。

日曜の朝に我が家を訪れるのは、この家の大家さんか、はたまた隣の大家さんの家と間違えて来たワーカーやら遠い親戚くらいなもので、私や T の知り合いの可能性はほとんど無いと思っていたのだが、その日は違った。

玄関に立っていたのは、10 年以上前に短期間ステンドグラス教室に通ってくれていた日本人の男性で、連れの男性は息子さんだと紹介してくれた。
息子さんも時々ステンドグラス製作を楽しむようになったと笑顔で話してくれたのが、何よりも私の心を温かくしてくれ、私の存在を忘れずにいてくれたことを、心からありがたく思った次第だ。

そして同日、数時間後にまた来客があった。
次に会いに来てくれたのは、この周辺で奉仕活動を再開したばかりだという、某宗教団体に属する女性で、すこぶる気立ての良い彼女とは、こちらに来て間も無くからの知り合いであり、コロナの影響で長らく顔を見ていなかったため、非常に懐かしく、玄関先で長々と立ち話をしてしまった。

依然コロナ下ということも大いにあるが、私は基本的に、突然訪れた来客を家の中に人を招き入れる習慣が無い。暇を持て余して、誰か知り合いが来ないかと待っているということなど、これまでの生涯で一度も無く、家でやらなければならないことも当然のことながらある為だ。

もちろん、事前に来る旨を連絡して来た人については、予定を組んでおく為、家の中に招き入れ、飲み物やら食べ物を用意し、持て成すのは言うまでもない。


玄関先での短い会話ではあったが、誰も知り合いのいないこの地に来て、この地で知り合った人たちが、こうやって思いもよらない時に顔を見せにやって来てくれるというのは、なかなかいいものである。




15.2.23

Cyclone Gabrielle: Tens of thousands remain without power in Northland |...


今度はサイクロンの被害に見舞われた北島。

全ての場所で不自由のない生活ができるようになるには、相当な時間がかかるだろう。

今年に入ってから、大きな災害に見舞われ続けている NZ。この先、更なる試練が待ち受けていないことを、ただただ祈るのみである。




5.2.23

パスポート及び永住ビザ更新完了

 丸々 3 週間経って、ようやく永住ビザのラベルが貼られたパスポートが手元に届いた。(クレジットカードでの代金引き落とし日から推測するに、申請を受理してから処理に 2 週間、発送になんと 1 週間もかかっていたようだ)
配送を手配した後、移民局からトラッキング ナンバーが送られて来たものの、配達予定日の記載はなく、3 営業日内に配達されるだろうとのこと。

運よく、配送業者から翌日テキスト メッセージが送られて来て、受取人のサインが必要なクーリエで受け取ることができた。

何はともあれ、オークランドの洪水による紛失等の被害に遭わず、また、申請中に母に何事も起こらなくて良かったと、ほっと一安心した次第である。


パスポートのページ デザインは大幅に変わっていた。
葛飾北斎の富嶽三十六景の内の幾つかが、各ページ違った絵柄で印刷されていて、これまでの味気無いデザインよりはよほど良い。https://www.traicy.com/posts/20200203143301/


今回、写真は白髪頭ということもあり、前回のパスポートと比べると、違う人物かと思えるほどの変わり様で、パスポート更新受付の領事館の担当者も、また、ビザラベルを貼った移民局の職員も、一瞬戸惑ったに違いない。(目、鼻等の特徴をしっかり見比べてみないと、パッとみただけでは分からないほどの違いがある)

改めて、歳を取るというのは恐ろしいものよと、再認識するに至ったが、かなり前に運転免許証を更新した際に撮られた写真よりはまだマシに思える。

まぁ、証明写真などどうでもいいか... と、速攻で諦めることができるようになったのも、歳を取ったおかげだろう。


年寄りに見えるというのはなかなかいいものである。
無料のバス、電車、フェリー... 加えて、ID を見せなくとも、乗り降りし易い場所の、ほぼ確実に座れるだろう "指定席" に、違和感無く座ることができる。

動作が少々鈍くても、仕方がないなと容認される(諦めてもらえる)確率がグンと高くなったことも、まぁ嬉しいことの一つだ。


最近、運動のために努力して続けている VR のテニス ゲームでは、アーケード対戦でランク 1 位となった。実際にボールを打つ衝撃もなく、部屋中を走り回ることもなくゲームを楽しめるが、45 分も続けるとさすがに疲れて、50 分でもう止めようと自己ストップがかかってしまう。

まだ運動神経(反射神経?)は奈落の底までは落ちていないようだが、体力は確実に落ちたことを実感する今日この頃である。





29.1.23

オークランド 大洪水



オークランド アニバーサリー デイで 3 連休となっているオークランドだが、先週末からの豪雨により、市内の至る所で大洪水、崖崩れ/土砂崩れが発生し、悲惨な状況となっている。





昨年暮れ、H の家に行った際にも集中豪雨が発生し、たった 1〜2 時間ほどの豪雨でさえ、帰り道が川のようになってしまい、迂回しないとならない箇所があったほどだった。
高速道路でさえも、かなり深い水溜りができ、通れるのかと不安になるほどひどかったのだ。

豪雨が一日続いたらどうなるかは、少なからず想像がついたが、ここまで悲惨な状況になるとは、正直思ってもみなかった。


今回、私の住む家の目と鼻の先でも、土砂崩れによる死者が出てしまったようで、T の元居た会社のある辺りでは、おそらく床上浸水は免れられないだろうと思えるほどの洪水の様子が、ニュース映像に映し出されていた。

今日も時折雨が降っている。
この先雨が止んでも、復旧までには相当な時間がかかることだろう。

自然災害というのは本当に恐ろしい。







19.1.23

最悪な癖毛のショートヘア&ビザ トランスファー

 昨年暮れ、パスポート(更新)写真のために、ほぼグレイヘアとなるべく髪をショートにした私だが、予想だにしていなかった『強い癖毛』のせいで、毎日ヘアアイロンのようなものでハネ&うねりを修正しなければならないという、超面倒な事態に陥ってしまっている。

毎日ヘアアイロンをあてたのでは髪が痛むだろうと思い、プロテクトスプレーを買っておいたものの、痛んでいる感は拭えず、早く伸びないかと、そればかりを願う毎日である。

YouTubeで観るカリスマ美容室(?)は、強い癖毛を縮毛矯正で素晴らしく扱い易い髪にしてくれるのだが、そこを訪れる客の話を聞いていると、"カリスマではない美容師" の手にかかった人の散々な結果が、ここ NZ では十分予想できるなと、やはり縮毛矯正を断念せざるを得ない。

遅かれ早かれ、髪は伸びるというのは大きな救いである。



T に iPhone で撮影してもらったパスポート用写真の背景は、グレイヘアが背景に溶け込んでしまわないようフォトショップで水色にし、規定のサイズに縮小してから印刷した。
フォトペーパーは家にあったが、食料品であったらもうとっくに賞味期限が切れているような、遥か昔に買った物... どのみち、パスポートには印刷された写真が出て来るのだから、申請時点で品質が劣化していなければいいと、迷うことなく古い紙を使用した。

既に、写真写りを気にするような歳ではなくなっている。
パッと見悪人に見えなければいいだけという、非常に低レベルな要求を満たした写真は、見るからにもうすっかり『年寄り』で、母に言わせると『全然変わらない』はずの私は、『相当変わっている』を通り越して、『変わり果てている』域に入っていることを、グレイヘアの写真で思い知らされることとなった。

パスポート更新は、多くてあと 2 回...
85 歳になっても、生きていたらやはり更新しなければならないのだろう。NZ から何処にも出る予定はなくても、パスポートの有効期限が切れたままにしておいたら、NZ の永住権が失効してしまい、不法滞在となってしまうのだ。

さすがに 95 歳の更新はないよな... と、そんなことを考えながら、領事館で出来上がったパスポートを受け取り(NZ$ 211.00 支払いは現金のみ)、その足で DX Mail のオフィスに向かった。
Immigration New Zealand, DX Box: EP71514, 20 Fairfax Avenue, Penrose, Auckland 1061, New Zealand と宛名を書いた封筒に新旧パスポート及び記入済みの申請書類を入れて、DX Mail オフィスの外に設置されたドロップ ボックスに投函。クーリエ料金はかからず、無料(で、多分いいのだと思う)。 もし料金がかかるようだったら、後で請求されるだろう。




マヌカウという地域には移民局が設置したドロップ ボックスがあるのだが、ビザ トランスファーの申請方法については、送付以外の選択肢は書かれておらず、郵便で送るための NZ 移民局の PO Box のアドレスか、クーリエとして送るための DX Box のアドレスが書かれていただけなため、移民局のドロップ ボックスに投函していいものかどうか、しばらく悩んでいたのだが、T が ネットで(誰かが投稿してくれた)写真を見つけてくれて、DX Box も移民局の指定したドロップ ボックスのようだというので、安心して DX Box に投函することができたというわけだ。

移民局は利用者の便宜を図って、もう少し丁寧な説明を載せるべきだろう。


これまでは移民局のオフィスに出向き対面で手続きをしていた各種申請は、コロナが始まってから、オンラインでの申請か申請書の郵送のみの扱いとなってしまった。かつて一日で終わっていた手続きが、1 週間以上の時間を要し、ひどい時には数ヶ月もトランスファー ビザが発給されないという時期もあったようで、これもCOVID-19 がもたらした不便な環境の一つである。

老齢の母の体調を心配しつつ申請したパスポートの更新及び NZ 永住権のトランスファー。
現時点では 90% 以上の申請が 10 営業日以内に処理済みとなっているということなので、おそらく今週、或いは来週早々には、永住権のラベルが貼られた新しいパスポートが届くことだろう。

ちなみに、ラベルを貼らない eVisa というものが登場し、eVisa は無料で発給されるのに対して、従来通りのラベルを貼ってもらうという選択をすると、NZ $150.00 の費用がかかるようになってしまっていた。(日本のパスポートに関しては、かつてはラベルを貼るのは無料だったが)
eVisa だけでおそおらく問題は無いのだろうが、各種 "手違い" の起こり得る確率がゼロではない NZ (まぁ、何処の国でもそうだろうが)。念には念を入れて、目に見える形で証明を残す方を選んだというわけだ。(10 年のパスポートだから、1 年にたかが $15.00 の出費だと、気休めをしつつ...)





29.12.22

レスキュー ドッグ


 先日、スーパーマーケットに買い出しに行く用事があったので、ついでに H の家に届け物をして来た。届け物は、オンラインで肉専門店から買ったペット用の鶏切り落とし肉。ペット用と書いてあったが、もちろん人間が食べても全く問題ないグレードの肉である。


H たちは昨年レスキュー ドッグをもらい受け、1 年 2 ヶ月ほど一緒に住んでいるのだが、その犬が一匹だけではかわいそうだと、つい先日二匹目を飼うことにしたと、写真が送られて来ていた。
どちらも、オーストラリアン ケルピーと(何か)のミックスで、顔はほぼケルピーである。



写真左が生後 4 ヶ月ほどの子犬で、右は 1 歳半〜 2 歳というところだろうか。
右の J は引き取った時からとても大人しく、利発で、非常に育てやすかったと言っていたが、左の L は、まだ幼いせいか、人に飛びついて喜びを表し、軽く噛むことや、吠えることも、J に比べて多いようで、これからトレーニングを頑張る必要があるとのこと。

初めて会った私と T にもよく懐き、T の足元に身体をすり寄せて座る J と、その横で遊ぶ L ...

何の事情があって捨てられたのか分かるよしもないが、かわいそうな境遇だったことは間違いない。


数ヶ月前、ドッグ レースのドーピング問題が浮上したのを目にした。
レース ドッグに麻薬を与えていた関係者が摘発されたと記事には書かれていたが、全く持って許し難い行為である。
レース ドッグは薬物投与以外にも、酷使され、お金にならないとなったら使い捨てという、到底容認できるものではない扱いをされ続けている。

怪我をしリタイヤしたグレイハウンドの引き取り手を探すサイトもあるが、獣医の費用は恐ろしく高額で、なかなか引き取り手が見つからないのは容易に想像できる。

お金に目が眩んだ人間によって、完全に "道具" 扱いされ、無責任にただ捨てられるだけの犬たち...

賭博に動物を使うなと、憤りを露わにしている人も多いだろうに、未だに無くならないのは何故なのだろう?






26.12.22

「すごいね」の意味

 誰かが精魂込めて仕上げたものに対して、格別興味が無い場合、意気揚々とそれについて話す人に、姉は『すごいね』と言う。

この『すごいね』は、褒めているというよりも、『よくやるよ』の意味合いが強いことを、同居人 T はよくわかっているが、そうコメントされた本人は成し遂げたものをけなされたわけではなく、その労苦に対して相応の評価をしてもらったと解釈し、気分が悪くなることはない。

姉は、誰かが言った意見に対して納得はできないが、別にその事に対して興味も無いという場合には、「ほー、そうなんだ」と言うだけで、賛成でも反対でもない反応をすることが多い。
自分の気持ちに反して安易に相手に同意したりしない態度は、すこぶる強固なものであるのに、『いや、それは間違っている』と真正面から対決姿勢を剥き出しにして食ってかかることがないのは、八方美人なのではなく、ただただ『面倒臭い』からに他ならない。自分にはどうでもいい事に首を突っ込む(或いは関わる)気は更々無いねという意思表示のようなものなのだ。
実際、姉には『八方美人』的な部分が全く無い。
相手がどう考えていようが、自分に火の粉が降りかかりさえしなければどうでもいいことで、どのみちそのような人とは深いつながりを持つ気もないのだから、『勝手にどうぞ』という、ただそれだけのことで、作為も悪意も全く無い。


世の中には、他人の目ばかり気にして生活している人がいる。
特に日本ではそのような傾向が強く、"出る杭は打たれる" のを恐れて、周囲に同調する道を選ぶ人が、おそらく、他国よりも多いに違いない。
善悪に関係無く、周囲に同調する道を選ぶ人々に、『責任感』というものはあるのだろうか?
おそらく、あったとしても薄っぺらなものだろう。


姉は、徹底して、誰に対しても媚を売らない。
そのためか、非常にクールな人、悪く言えば冷たい人と取られることもあろうが、心根は優しく、面倒見の良い人なのである。

そんな姉が年老いた母の面倒を一人で担っていてくれるおかげで、私は何の心配も無く、こうして NZ で暮らしていられるのだ。

本当に有難いことである。


先日、日本に居る長男が私の母の所にプレゼントを持って行ってくれた。
義兄はコロナに感染してしまったのだが、母屋の二階に隔離されており、母は一日のほとんどを離れで過ごすようにしているとのこと。
姉の優れた判断/処理能力のおかげで、姉も母も感染することなく過ごせているようで安心した。(ちなみに、義兄はワクチン接種 5 回と、他の誰よりも多く接種していたのにも関わらず、感染したらしい)

LINE のオンライン ビデオ チャットで、気丈な母の姿も見れ、長いこと会っていない長男や、H の元気な顔も見ることができた。

同居人 T を除いては、髪を短く切り、ほぼグレイヘアになっている私を見ている者はいない。それぞれのスマートフォンの画面の中に映っている私を見つけるなり、一様に『オー!』と驚きの声を上げた家族たち... H のパートナー R に至っては、私が誰だか一瞬わからなかったらしく、画面を食い入るように眺め、その後のリアクションが誰よりも大きかった。

会話の最後の方にビデオ チャットに現れた姉の反応は、「オー、良いね! 良い感じに白髪になったじゃん! 長さもすごく良いよ!」と、想像を遥かに超えたものであった。

ここに書いたように、姉は決してお世辞を言う人ではないので、私は、この今の(自分では全く気にいっていない)髪型が似合っているのか?と非常に戸惑いを覚えた。


年始にパスポートの更新を控えている私。
姉が良いと言ってくれているこの髪型で、パスポート用の写真でも撮るとしようか...



余談だが、義兄の具合はどうかと尋ねた私に、姉は、「夕食のおでんに、『辛子が欲しい』と言ってきたから、大丈夫だら」と笑って言い、それに対して全員で大笑い...

食事は二階まで運ばず、階段の中ほどに置いて来る姉と、階段の中ほどまで取りに来る義兄の姿を想像し、皆で笑ったのは言うまでもない。



追記:
義兄からうつったのかどうか定かではないが、90 歳を超えた母が 26 日夕方から発熱し、コロナ陽性とのことで、自宅隔離しているとの連絡が入った。
食欲は無いが重症ではないとのこと。
姉はまだ症状が出ていないようだが、ずっと母の面倒を見てくれているので、完全に濃厚接触者だ。

悪化しないことをただただ祈るのみである。




5.12.22

クレーム(claim)ではなくコンプレイン(complain)

 苦情を申し立てることを、日本では『クレームをつける』と言うようになって久しいが、それは間違いである。

claim は(当然のこととして)要求する、請求する、返還を要求する、(要求によって)獲得する、(矛盾や異議があっても自信をもって)(...を)主張する、主張する、言い張る、引く、値する と定義されている。

complain は、不平を言う、愚痴をこぼす、泣き言を言う、訴える、苦情を言う などの意で使われるので、苦情を申し立てるという時には、こちらを使わなければならない。



さて、これまで幾度となく、様々な場面で "コンプレイン" して来た私だが、日本語でならまだしも、全て英語でなければならないというのは、今でもやはり気が重い。

スーパーマーケットのオンラインオーダーは、配達されたものに不足があったり、間違った商品が配達されたりするケースが驚くほど多く、ほとんど毎回のように連絡をしなければならず、心底うんざりしてしまった。特に間違いの多いのは Countdown Supermarket。どんなスタッフを雇っているんだ?スタッフにどんな教育をほどこしているんだ?と、開いた口が塞がらないほどひどい有り様である。
返金手続き完了の email を送ってもらえるかと聞くと、『もちろん送りますよ』と言っていたのにも関わらず、音沙汰無し...  きちんと返金手続きが取れているかどうかを再度オンライン上のチャットで確認し、返金確認 email は通常送られてこないものなのかと聞くと、通常送ることになっているが、最近何らかの不具合で送られていない事案もあったという... 全くの嘘である。1 年以上前から返金に関する通知は届いていない。

割引クーポンに釣られてオーダーしていたが、もううんざりだ。


最近シャンプー&リンス等を注文したオーストラリアの会社も、毎日のようにキャンペーンを打ち、これでもかというほどの email が送られて来てはいるが、配送に関しては誠にお粗末で、注文を受けて発送するまでに 1 週間以上かかった。しかも、発送したと通知は来たものの、荷物の追跡番号はそれから 5 日経っても送られて来ず、本当に送ったのかどうかと、疑いたくなるほどである。

もちろん、そちらにも苦情の email を送ってある。返事はすぐに来たものの、苦情を受けて作業の速度が早まったかというと、そうでもなさそうで、一体いつになったら届くのやら、という困り果てた状況...


中国の大手通販サイトでオーダーした物の内、幾つかは出荷したと通知が来たのに、初めから追跡不能のままで、私の注文した荷物は今どこにあるんだ?と、問い合わせをするに至った。
一社は追跡不能のままであるが輸送途中だと言い、期限内に届かなかったら返金するので問題ないはずだと返事をよこした。送ったかどうかもわからないものを、2 ヶ月半も待っていなければならないのか... イイカゲンにも程があると、腹が立った。

もう一社は、全く同じ状況でも対応がほんの少しだけマシだった。
「まことに申し訳ありません。こちらの手違いで、送られていない可能性があるので、再度このリンク先から注文してくれませんか」との返事だった。
リンク先を見てみると、商品金額 1 円としてあったが、送料と税金はしっかり取られるようになっていて、何で余分に支払わされるんだと、納得できなかったため、その旨書き連ねて、メッセージを送り返しておいたが、5 日経った今の段階で返事無し。
前回支払った分を返金した上で、お詫びとして最低金額でお送りしますというのならいざ知らず、再度注文する商品名も書かれていないオーダーを、払う必要のない追加料金まで払った上に、言われたままに発注するなどという、理不尽且つ危ないことは、できるわけはない。
きちんとしたオーダーでさえも満足に処理できないような部署が、内容の書かれていないオーダーを間違いなく処理できる保証などどこにもないではないか。
送っていなかったのなら、カスタマーサポートから再度送るよう指示を出せばいいだけの話だ。わざわざ面倒な方法を取る必要がどこにあるのだ?
道理に合わない方法で、顧客の手を煩わせて、わずかでも利益を得ようという姿勢は全くもっていただけない。

あぁ、面倒臭い...


少し前、しばらくぶりに日本に住む知人と FaceTime でチャットしたのだが、最近、どうしようもなく仕事ができない輩がやたらと多くいるように感じると言った私に、彼女は、日本でも全く同じだよと速攻で反応していたのを思い出した。

教育の質の低下?

一昨日観た日本のニュースで、静岡県裾野市にある保育園で園児を面白がって虐待していた保育士の話題を大きく取り上げていたが、何もわからない 1 歳児に対して何を要求したかったというのだろう? 刃物をチラつかせ脅したとも報道されていたが、1 歳児が刃物を怖がって言うことを聞くと考えること自体、間違ってやしないか?などと、私の中で?が点灯し、保育士の頭の程度を疑ってしまった。
保育士ではなく暴力団組員かと思えるほどのおぞましい行為を、何も考えることなく平然と行える大馬鹿者が、その園だけで 3 人もいたというから驚きだ。そういった報道を観ると、人間としての "質" の全体的低下を否めないように感じてしまう。


物事の善し悪しを考える能力を備えないまま成長した者に育てられる幼い子供たち...

そういえば、私の子供たちがまだ幼かった頃、近所に住む『幼稚園で働く "先生" 』と称する女性がやって来て、私の子供たちをその幼稚園に入園させるよう勧誘されたことがある。
その女性曰く、「子供たちが家に居たら日中何もできなくて邪魔でしょう。幼稚園に入れれば自由な自分の時間が持ててすごく楽になるわよ」とのことだったが、私は、「あなたは自分の子供を邪魔だと思いながら育ててるの? 私は子供たちを邪魔だと感じたことは一度も無いし、自分の子供さえ邪魔だと思うような "先生" に面倒をみてもらうつもりも更々無いので、お引き取りください」と、非常に不愉快だという意思表示をした上で追い返したのを思い出した。

保育士になる人の中には、子供が好きだからなったのではなく、ただの収入源としてしか考えていない人がいるのは想像がつく。しかも、子供相手なので、イイカゲンな扱いをしても、それが判明して訴えられる可能性は低いと考えている人もおそらくいるだろう。

子供がいたら邪魔だと考える人が、愛情込めて他人の子の面倒をみるだろうか? 答えは火を見るよりも明らかだ。

今日、そのような善悪の判断もできない保育士 3 名が逮捕されたとの報道があった。当然だろう。その極悪な行為を放置/隠蔽していた園長もまた、それ相応の処分を受けるべきである。


それら虐待行為を、何も理解できないまま頭に叩き込まれた園児たちは、この先どのように育っていくのだろうか...

考えただけで身の毛がよだつ。



21.11.22

コスコ出店による効果 / NZ の治安

 オークランドにコスコ (Costco) がオープンしたのは、今年  9 月 28 日。
その日から、連日たいそうな賑わいであるようで、それが故にまだ行く気にならないでいる。

行く気にならない最大の理由は、我が家から遠いということ。高速で 25 分程かかる。
わざわざ高いガソリン代を払ってまで、行く価値があるのかと思ってしまう距離だ。
NZ $ 60 の年会費を支払って、果たして年に何回買い出しに行くだろうか...

もう一つ躊躇してしまう大きな理由は、全てにおいてサイズが大きいということ。
いつも買っている Real Mayo は、一般のスーパーマーケットより格段に安いのは魅力だが、1.9ℓ 入りの容器は我が家の冷蔵庫には入らない。それを買ったら別の容器に詰め替えないとならなくなるのは必至で、詰め替える手間も面倒... そして、詰め替えた容器数本は、狭い冷蔵庫内のスペースをかなり占領することになるのだ。

我が家では、コロナが流行してからというもの、肉/魚類は専門店でキロ単位で買うようになっており、配達されたものを1 回分ずつに仕分けして冷凍するという方法を取っているので、コスコで大量に買うことに違和感は無いが、これもチェスト フリーザーをもらったおかげでできることで、それがなければ、間違いなく、そんなに大量の肉/魚類を一度に買うことはできなかっただろう。
(オーストラリアに引っ越した T の友達が、引っ越す際に我が家に置土産としてプレゼントしてくれたこのフリーザーは、今や、我が家にとってはなくてはならないものになっている)

コスコに買いに行けるのは、そのチェスト フリーザーがほぼ空になった時だけだ。

買って来た肉/魚類を1回分ずつに仕分けするのは結構時間がかかり、いつもうんざりしてしまうが、食費を安く抑えるためには避けては通れず、おまけに、後日、冷凍した塊肉は薄切り肉に加工しなくてはならないという手間まで付いて回る。
日本に居たらおそらくは一生買うことなどなかっただろう『ミート スライサー』は、我が家では今や必需品だ。


オークランドにコスコが出来て以来、多くの人が Facebook に商品と価格の紹介をしてくれるようになったが、それを見ていると、これまで NZ では売られていなかった魅力的に映る商品の数々を、こぞって買っているように思える。
これまでは必要無く過ごして来たのに、皆が良いと言うと、買いたくなってしまうような商品が、大量に家の中に貯蔵されることになるというわけだ。
私たち家族も、コスコに行ったらそれらを買い、ステーションワゴンが満杯になるほどの "大人買い"をすることになるのだろうか...



未だコスコに出向いてはいない私たちだが、既に少なからずその恩恵は受けている。
コスコができてくれたおかげで、これまで "殿様商売" をしていた多くの企業は、否応なく価格競争の渦の中に巻き込まれることになったからだ。

大手スーパーマーケットは挙ってフリー デリバリーの頻度を増やし、使用期限は少々短いものの、$20 引き、或いは $30 引きのバウチャーが Eメールで送られてくることも珍しく無くなった。
目玉商品は売値の半額になる物まであったりする。決して多くはないが。

オンラインで注文し、無料配達の恩恵に与る機会が増えたのはありがたいことだ。だが、依然として食料品の価格は高く、特に魚介類、野菜の価格はまだまだ多くの市民の許容範囲にはなっていない。ほとんどの商品は、やはりコスコの価格に勝てていないようだ。

*これら割引については、おそらく、オークランド住民のみが享受できる細やかな特権で、コスコの無い他の都市ではこれまで通りなのではないか... 定かではないが...


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私たちがここ NZ に来た当初は物価も安く、円高でもあり、治安も良かったが、この 19 年の間に物価は異常なほど高騰し、円安は加速度を付けて進行し、治安は目を疑うほど悪くなってしまった。

白昼堂々と、武器を持ってショッピングセンター内にある貴金属店を襲撃するのが、10 代前半と思われる子供であったりすることが珍しくないというのは、以前のクリーンな NZ のイメージからは信じ難い。

夜、車で、リカーショップやらブティックやら、デイリー(コンビニのようなもの)のガラスドアに体当たりし、ドアや窓を破壊した上で金品を強奪するという行為が後を経たないのは、警察が機能していないことの現れだと、国民の多くが憤っているのがよくわかる。
自衛するしかないのかと、ショッピング モールに店を構える人たちは協力し合い、犯人に立ち向かう体制を取っている所もあるが、本来受けなければならない法の裁きは、『未成年』という囲いを未だ打ち破ることができず、商店主は恐怖を抱えたまま生活せざるを得ない状況となっている。

今でも、NZ は風光明媚で、平和で、安全というイメージを持っている人は多いだろう。
だが、実際は惨憺たる状況である。

NZ に限らず、おそらくどこの国でもそうだろうが、特にコロナが蔓延してからというもの、経済は破綻し、貧困世帯は激増... それが要因で治安は悪くなる一方で、良くなる見通しなど立たないという、悪循環に陥ってしまっている。

果たして、元の生活レベルまで戻る時が来るのだろうか...

少し前、久しぶりに電話をくれた日本人の女性は、既にNZ に国籍を変えていると言っていたが、私よりも遥かに長くこの国に住んでいる彼女もまた、近年の治安の劇的な悪化に辟易していることを残念そうに話していた。

コロナ ウィルスの蔓延、大規模な各種自然災害の激増、ロシアによるウクライナ侵攻(とそれによる物価高騰)、北朝鮮のミサイル問題、etc...


聖書を学んでいた時、『終わりの日』の印として挙げられていた項目の数々を思い出し、終わりの日はいつ到来するのだろうかと、改めて考えている今日この頃である。



日本に荷物を送る準備

YouTube で犬のコートの製図を教えてくれているのを見つけ、早速製図し、まずは試作品を作り、その後超個性的な生地を使って本番に臨んだ。 製図はいたって簡単だったが、最初に使用した布は手持ちのやや厚手のフリースだったため(緑色の布は、以前作ったもののほとんど着用しなかった自分用...