4.4.16

世界にたった一つのTarakihi 、二つは作らないだろうな...


パターンを作り終えた後、少々拡大コピーし、A4サイズよりも若干長めの魚になった。


スクロールソーで切り取る部分にドリルで穴を空ける。
あまりに小さな穴が多くて、はぁ、これをこれから切って行くのかとため息が出た。
上の写真中央の胸びれ… スクロールソーで切り取るのは不可能だとようやく気付いたのは、胸びれを途中まで切ってしまった時だったため、苦肉の策で、胸びれの一部を切り落とさずに残し、何とかデザインに添った形を残すことができ、ホッとした。(マヌケな私…)


小さな穴を切ってはブレードを外し、次の穴にブレードをさし、切っては外しを何度繰り返したことだろう… ここまで切るのに 6 時間以上かかっている。


その後も切り続けること数時間… ようやく尾びれの部分に入った時には、「あともう少しだ、頑張れ!」と、自分に言い聞かせ、先が見えて来るというのは何と嬉しいことかと、毎度のことながらやり遂げられる喜びに浸った。



周囲を切り終え、ホッと一息ついた後、表に貼ったパターンを剥がし、裏面のガサガサを竹串に巻いたサンドペーパーで取る作業に入った。



全てのガサガサを取り除くのに1時間以上かかり、げんなりした。


そのようにして出来上がったタラキヒ。
せっかく板の色目を考えて配置したので、濃い色に塗ってしまうのはもったいない。
やはり、仕上げにはオイルとシェラックがいいかなと考えている。


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