16.9.16

shooting plane は要らない


シューティング ボードを使う際には、これまで西洋鉋(stanley #4 or #5)を使用していたのだが、私にはどうにもそれらが使い辛く、途中で掌が痛くならないようシリコン シーラントでパッドを作ってみたものの、やはり使い辛いことに変わりはなかった。多くの人が使い辛いと感じたために、shooting plane なるもの(シューティング ボード専用の鉋)が Veritas やら Lie-Nielsen から発売されたのだろうが、"それ専用(=それしかできない)"なのに、恐ろしく高価だ。

今回、日本の鉋を使い、西洋鉋用のシューティング ボードで削ってみたところ、これが想像を遥かに超えて使い易く、何故今まで使わなかったのだろうと、自分のバカさ加減に呆れてしまった。
私は日本の鉋用のシューティング ボードは作ってなかったので、取りあえず、板が動かないよう西洋式のシューティング ボードのストッパーに押し当て、手で押さえただけで削ったのだが、そのような状態であっても、非常に使い易いと感じるほど安定していて、掌も全く痛くならず、正確に素早く直角面を削り取ることができたのだ。

お高い shooting plane の購入を考えている人に、是非とも日本の鉋の存在を教えてあげたいものだ。

今後はもう西洋鉋を使わず、シューティング ボードは日本の鉋用に作り直すことにしよう。




そのようにして、正確にサイズを揃えた slats(細長い板)の両端にほぞを作り、仮組み立てをして、次の作業に入った。



先日購入した bench vise のおかげで、快適に作業ができて何よりだ。

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