28.6.15

一度目の塗装(下地塗り)




何とも露出不足な写真だが、最近、何故だかクッキリし過ぎている写真よりも、靄がかかったような写真の方が好きになってきて、わざわざ露出不足になる条件で撮ったりしている。

天板をサイズ通りに切り出し、鉋がけは終わったものの、天板の周囲をシンプルなままにしておこうか、はたまた飾り彫りを施そうかと、いまだに悩んでいるため、取り付ける前にペイントに突入してしまった。
色は、以前注文して作ってもらったアンティーク オークっぽい色。意図してムラに塗っている。

けっこう重いのだが、作業台の上に何とか持ち上げることができたので、屈んだ体勢でペイントせずに済んでかなり楽だった。
一番下になる段には同居人のハーフブーツが入るよう高さを 25cm 取り、その他の段は 15cm の高さにしてあるのだが、15cm 間隔の棚板を塗っている時、大きな刷毛の長い柄が邪魔になって非常に塗り辛く、何度も「短く切ってしまおうかな」と考えたが、短くしてしまったら、それはそれで使い辛いように思え、仕方なくそのまま使い続けた。
約半分塗り終えたところで本日の作業は終了。

連日の作業でもう身体が悲鳴を上げている状態なため、夕食の支度を機に、今日はこれ以上頑張らずに身体を休めることにした。



27.6.15

肉体労働者


"クランプの君"を待つこと無く、今日同居人に手伝ってもらって本組み立てをした。二人で作業するのは予想以上に楽で、あっという間にグルーを付け固定し終えた。

その後は天板の鉋がけ。
今回は私が購入した中古西洋鉋で行ったが、シャープに研ぎ直したばかりの刃はさすがに気持ちよく削れて、鉋をかけることに何の苦痛も感じなかった。

夢中になって鉋がけをし終わり、夕食の支度に向うと、腕はダルいは、身体はクタクタだわで、しばし動けず…

数分休んでから、頑張って身体を動かし、夕食の支度をし、ワインを飲みながら夕食をとった後は、ベッドに入ってグッタリ。


同居人に手伝ってもらっている時、同居人が口ずさんだ曲がまだ頭にこびりついて離れない。新しい、今売れているような曲ではなく、少々時代をさかのぼるような、今の若い人が好んで聴くような曲には思えない曲で、それは昨年、ある人が私に贈ってくれた、いわば非常に思い入れの深い曲だったので、思わず何故その曲を知っているのかと聞いてしまったほどだった。
夜になって、同居人に、何故あの歌を歌っていたのかと聞いてみると、その時急にその曲が頭に浮かんだだけだと言っていた。

今でもまだ時々、何故なんだ?と思う暗示のような事柄が起こることがある。
私の人生は呪われているのか、はたまた祝福されているのか… 
全くわからない。










26.6.15

Dry Fit


夕方4時半に、ようやく仮組み立てまでこぎつけたが、クランプが完全に足りない。

クランプの君はいつ来るのかな… 早く来ないかなぁ〜と、待ちわびることになってしまった。

明日は天板の鉋がけしかできないかも知れない。




Mortices & Tenons 仕上げ


差し込む側を作るのは比較的簡単だったが、接着部分を寸分の狂い無く合わせるのは、今の私の技術では至難の業で、32カ所の内全く狂い無く合わせることができたのはほんの数カ所のみで、1ミリ以下ではあるが合わない箇所を鉋で合わせて行く作業に少々時間がかかった。

昨日のビデオの人のように、鑿で大雑把に切り取っただけの見苦しく汚い仕上がりの溝に、ピッタリではない(スカスカなサイズの)板をはめ込んで、「グルーとスクリューで固定すれば全然問題無い」と平然と言い切り、正々堂々とお粗末なビデオを公開できる 人、更にはあのビデオを公開することを良しとした"Woodworker's Journal" の判断基準に照らし合わせてみたら、きっとこれでも十分満足のいくものに違いないと、自分の技量の無さを慰めながらせっせと且つ慎重に、薄く薄く削って行った。



接着部分を合わせているとき、いつも思い出すのは、かつて働いていたアンティーク修復工房での経験だ。(私は陶磁器の修復を一から学んだ)
指先の腹で接着部分(或は修復部分)に段差が無いか確かめ、更には軽く爪でなぞってみる。
人間に備わった感覚というのは驚嘆すべきもので、指先、更には爪の末端までみごとに伝わっていて、目で見ただけでは見落としてしまいそうなほどほんのわずかな誤差を的確に見つけられるようになっている。

その誤差をそのままにして気になるか気にならないかが、最終的に美しい仕事ができるかできないかにかかってくるということを、ただ単に物を購入するだけの人はおそらく考えてはいないだろう(私もかつてはそうだった)。


今日も鉋がフル活躍しそうだ。


25.6.15

信じられないほどひどいビデオ




観るも無惨な、お粗末過ぎるデモンストレーション。
おそらく、そこにコメントしている人々の方が何百倍も綺麗な仕事ができるに違いない。



24.6.15

ようやく組み立てに入った


全ての tenon を切り終え、今日ようやく組み立て&接着に取りかかった。

一度に16カ所、板を差し込んで接着しなくてはならない。
乾きの遅い接着剤を使ったものの、差し込む部分が緩ければ比較的楽に入るだろうが、でき得る限りタイトに仕上げたため、全てを一気に合わせるのに難儀をし、「あ〜、もう一人居たら楽なんだけどなぁ〜」と泣き言を漏らしながらの作業になった。(これだけで神経を使い果たしてグッタリした)
接点が直角に接しているかもチェックし、歪みが無いか確かめながらクランプで締めていき、そのまま明日の朝まで置いておく。

明日もまた同じ作業をし、上の写真のようにクランプで留めている間に、接着し終わったものに仕上げ鉋をかけ、天板を用意。
全てを組み上げると、今度はペイント作業が待っている…

あぁ、あと何日かかるのかな…


23.6.15

この冬一番の寒さ

今朝、目覚める前に日本にまた行っている夢を見た。夢の中でも父はもうそこに居なかった。
私が今年1月末から2月末まで滞在していた時のように、ひどく寒い朝の風景...
姉夫婦は仕事に出かける前で、暖房の効いた居間に居た。
母は玄関先で何かをしている様子がガラス戸に映っていた。
夢では、私は前日に実家に着いた設定で、その日はゴミ収集車が来る日だったが、私は長旅で疲れているだろうから、ゴミ出しを手伝わなくていいと姉が気を使って言ってくれていた。
私は、「大丈夫だよ」と言って、おそらく外でゴミ出しの準備をしているだろう母の所に行くところで目が覚めた。

夢の中で震えるほど寒いと感じたのは、実際に寒かったからだというのが、布団から出る前にわかった。
本日のオークランドは一気に冷え込み、午前中は3℃と出ていた。

この寒い中、広々とした山の上の牧場から迷子になった(脱走した?)4頭の牛を探して、私の新しい友達(国内のインターネット オークションでアルミニウム バー クランプを出品していた人)は今日も走り回っていたのだろうか… 
昨日届いたメールに添付されていた見渡す限りの山、山、山の写真…、行方不明の牛たちはそのどこかにいるはずだと書かれていたが、写真を見ただけでこれは難儀なことだとため息が出た。

その"バー クランプの君"は、来週オークランドを通過してもっと北の方に向かう用事があるらしく、その時に私のところに寄るよとメールに書いてよこした。
どんな人か全く想像もつかないのだが、彼の父親はものすごく丁寧な仕事をした大工だったと聞いているので、牛の話やら木工の話やら、色んな話が聞けそうで、ちょっと楽しみである。

オークションでクランプを買わなかったら一生縁が無かっただろうと思われる人との交流… 

私の人生は、この先どのように展開することになっているのだろうか。



19.6.15

32もの穴掘り

昨日は雲の上のお師匠さんのやり方で行ったが、どうしてか彼のように綺麗にできなかったため、今日は自分なりのやり方に変更。
随分マシになってきたが、まだまだ修行が足りないなと実感するばかりである。

120cmの長さの板1本につき8カ所の穴を掘る。合計32カ所…
まだ2本目に入ったばかりだ…

1枚目の写真の左上に写っている小さな板は、掘った穴の深さを測るためのゲージで、薄い端板に鉛筆で線を書いただけの超簡単なものだが、これが非常に使い勝手が良い。




全ての穴を掘り終えた後、そこに差し込む板の加工に入る。
それができたらあとは天板を切り出し、ようやく組み立てることができるようになる。
何とも長い道のりだ...




18.6.15

Mortice-and-tenon


Mortice-and-tenon、日本語で何と言うのかわからない。

電動工具を使わず、父から譲り受けたノコギリとノミを使い、手作業で一つ一つ組み立てているが、まだ上手ではないし、早くもできない。

一日中集中して作業しているので、夕方には疲れ切ってグッタリしてしまい、次に作る物はもっと簡単な物にしようなどとついつい思ってしまう。
でも、これを作り終える頃にはMortice-and-tenonのコツをつかんで、きっともっと効率良く綺麗に仕上げられるようになっているだろうし、これは木工の基本中の基本なのだから、何が何でもマスターしなくてはお話にならないじゃないかと、自分を奮い立たせて頑張っている。


お師匠さんのFacebook page、削除されたと思っていた過去の投稿が、いつからかわからないがハイライトされて戻って来ていた。
色々なことを懐かしく思い出し、心が震えた。




15.6.15

クランプが足りない...


合板の端に1.2cm幅に切った無垢の板を張り付け、パッと見無垢に見えるように(& 合板の幅が予定していた寸法に足りなかったので、サイズ合わせも兼ねている)クランプで留めているところであるが、クランプが足りないので、全くもって作業がはかどらない。
一旦乾けば強力だが、乾きの遅いボンドを使っているために、この冬の寒い時期には最低でも4時間ほどクランプで留めておかないとならず、また追加でクランプを買わなくてはならないなと思いはじめた。

クランプを売ってくれた人とは、珍しくいまだにメールのやり取りが続いている。
かつては牧場主だったという彼は、今は一人で住んでいるらしく、庭にはリンゴの木が2本あり、食べきれないほど沢山の実を付けるので乾燥させて保存しているのだが、今年は何とかいう病害虫の被害を食い止めるべく早めに収穫したので、いつもだったらもっともっと甘くて美味しいのに、ちょっと残念だというメールが来たり、この間は今手伝いに行っている牧場の牛の話をしてくれたりと、これまでに無く新鮮な未知の世界の話が聞けて、これがけっこう面白い。

そんな顔も知らない彼が、来月か再来月にはこちらに来る用事があるので、私に会いに来ると言っていた。
もう何年も国内のインターネット オークションを利用しているが、取引した相手がプライベートで会いに来るというのは初めてである。
彼は山のようにクランプの在庫を抱えているらしいので、また数本購入し、来る時に持ってきてもらうことにしよう。送ってもらっても、今回のプロジェクトには間に合いそうも無いからな…







14.6.15

ヘトヘト


土曜も日曜も無く、作業作業の毎日。

昨日は棚板を買いに行った。
無垢の板を使うとなると、最も安い板でも棚板分だけでNZ$170以上になってしまうため、断念して合板を買い、断面に薄く切った無垢の板を貼付けて、『無垢っぽく見せる』ことに決定。
合板を買う際、切り売りされていたものでも車に入れるのに苦労しそうだったので、半分に切ってもらえるかと聞くと、担当のアイランダーのおじさん(きっと私よりも若いと思われる)が、「それ2枚買って半分ずつに切るんだったら、裏にある倍の大きさの板を4枚に切った方が断然安いよ」と教えてくれたため、お願いした。(2400 × 1200 × 12mm厚 のサイズで、NZ$34.48)
大きな板は、表は綺麗だが、裏が少々グレードが落ちる程度で、シューラックにするのには全く問題無かったため、何と半額の値段で必要な分をゲットできラッキーだった。
レジの所に居た西洋人の店員は見るからにやる気の無さそうな青年で、非常に親切に対応してくれたアイランダーのおじさんとは月とスッポンであった。

今日は買って来た合板を寸法通りに切り揃え、鉋をかけ、スタジオにストックしてある無垢板を薄く切っただけで一日が終わってしまった。

地味な仕事だなと思った。


日本に荷物を送る準備

YouTube で犬のコートの製図を教えてくれているのを見つけ、早速製図し、まずは試作品を作り、その後超個性的な生地を使って本番に臨んだ。 製図はいたって簡単だったが、最初に使用した布は手持ちのやや厚手のフリースだったため(緑色の布は、以前作ったもののほとんど着用しなかった自分用...