28.7.15

水平器の重要性


ステンドグラスを学び始めたばかりの頃作ったランプは、最後のキャップ(頂点に付ける金属)を付けるまでは完璧な仕上がりだった。
それなのに、先生に教えられた通りに付けたキャップが若干水平ではなく、ランプベースに据え付けると微妙に傾いてしまい、それが全てを台無しにしてしまうように思えてならなかった。

先生は目測だけでキャップを固定するよう指導していたが、ずっと後になって水平器を使って正確にバランスを取る方法を個人的に勉強して知り、それからというもの、水平器は私のスタジオになくてはならないものになった。

日本でステンドグラス用に買った水平器は全長10cmに満たないほど小さなものだったので、数ヶ月前、木工用に長いものを買った。
前回のシューラック作りでも使ったが、私は幅の広い板の鉋がけの際にもこれを使ってフラットになっているかどうかを見たりもしている。年期の入った職人から「邪道だ」と言われるかも知れないが… :)

*土台となる床やら作業台が水平かどうかを、まず最初に調べてみないとならないのは言うまでもない。

昨日はこの天板になる板を鉋がけしていて疲れたため、夕食の後すぐに寝てしまい、明け方3時半に目が覚めてしまった。

ただ今の気温12℃。
昨日に引き続きそんなに寒くない一日になりそうだ。


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