22.7.15

MDFで飾り板作り


フリーのパターンで作りたいものがあった。

適当な無垢の板が無かったので、スタジオにあったMDFを使ったが、一般にホームデコの店で売られているこのような物はMDFでできていることが多いように思う。おそらく安価だからだろう。

MDFは水分を吸収すると膨らんでしまい、見るも無惨な姿になるので、アウトドアには向かず、インドアでも水のかかる可能性のある場所では、表面によほどしっかりした防水加工が施されていない限り使用できない。
塗料を塗る際には、予めMDF用のコート材を下地として塗っておかないと、塗料が染み込んでしまって綺麗に塗装できないので注意が必要だ。

また、この程度の透かし彫りなら問題無いが、もっと込み入った繊細な模様を透かし彫りするとなると、板自体が脆いのですぐに折れてボロボロになってしまうため、私はこの板を作品作りに使う事は滅多に無い。


今日はパターンを切り出しただけで終わったので、明日下地コートを何度か重ね塗りし、乾かしてから塗装することになる。


作成中の Grandma's Chair は、昨日アンバー シェラックを二度塗りし乾かしておいたので、今日はサンディングし、更に二度重ね塗り。明日またサンディングし、色の具合を見て、更にシェラックを重ねるか、はたまたワックスで仕上げとするかを考えることにした。



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