21.9.15

作業台の上の作業台


生垣にジャスミンの花が咲き始め、良い香りを放っていた。


今日も一日アトリエに隠って取り外し可能な作業台作りをしていた。

bench tail vise を取り付けた板は、ずっと以前、ステンドグラスの大型パネルを作る際に作業台として使ったもので、裏は半田付けした時にペースト フラックスが溶けてシミとなった跡が付いていたりする。
極力お金をかけたくなかったので、取り外し可能な作業台の寸法は熟考した末に出した最適なサイズではなく、ただ単に、『残っていた板の半分のサイズ』ということになったが、まぁ、当面はそんなに大きな物を作る予定は無いので、これで間に合うだろう。

vise は板の端にやや近い所に取りつけたが、板の中央にも簡単に移動できるよう予め穴をあけておいた。二つの穴の横に深さ 1cm 弱の細い溝が掘ってあるが、これは vice の出っ張りを埋め込むためのものである。


この押さえの部分は丈が高過ぎて、押さえた板の鉋がけをする際に邪魔になるので、対策として、下の写真のように、残りの半分の板を 4cm ほど上げて取り付けることにし、いよいよストッパーを差し込む穴を空け始めた。


穴は昨年初旬に買った forstner drill bit で空けたのだが、安い drill bit のためか、はたまた板が MDF だからか、穴を開けるのに時間がかかって、仕事が捗らない。


bit に詰まってしまう MDF の粉を何度も何度も取り外しながら思ったのは、bit の刃を研ごうかなということ…  たまに使う程度のものなのに、しかも、新品で買った物なのに、シャープさが感じられない道具… やはり安物だからかな?と、ややガッカリしながら、今日は全部の穴を空けきれずに終了となってしまった。

ストッパーは直系 22mm と表示されていた棒を買って来て、寸法を測り、切ったものだが、22mm (と表示されている) forstner drill bit の穴は棒の太さよりも狭く、他にピッタリなサイズの bit が無かったので、棒をサンドペーパーで削って細くしなければならなかった。(面倒なので調べてはみなかったが、いったい、どちらの表示が間違っていたのだ… ?)



見るからに『なんちゃって作業台』だが、使い易いといいな…




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