1.1.17

一足お先に2017年

2016年大晦日…

2016年の十大ニュースを探したものの、10こ見つけられないどころか、たった3つしか取り立ててめぼしいニュースも無く、いたって平凡に暮らした年だったねと、年越しうどんを食べながら同居人たちと話した。
同居人Hはカレッジ時代の友達と一緒に新年のカウントダウンパーティーに出かけ、Tと私は静かに各自の部屋でお勉強。Tは愛車のエンジンを乗せ代えるためのお勉強で、私は木工関係。

深夜になって、元旦のお雑煮用にもち米を水に浸けておいた。

NZの年明けは日本よりも4時間早く、日本に居る長男と実家の姉に Line で新年の挨拶をし、姉とは珍しく3時間もチャットをしていたが、母はずいぶんと元気になっているようで、暮れは一人で彼方此方飛び回り、一日中目紛しく動き回っていたというので、「すごいね… 」とパワフルな母親に完全に負けている私達は、ただただため息が出るばかりだった。
まぁ、元気で何よりだ。



お雑煮の支度はするのだが、気分的に普通の日と何の変わりも無い新年…

朝起きて一番にコーヒーを入れ、そのまま餅作りに突入。
コーヒーを飲む間もなく、浸けておいたもち米の水切りをし、5分ほど待ってから少量の水とともにフードプロセッサーで撹拌し、ドロドロになったもち米を耐熱容器に入れて、1200wの電子レンジで1分加熱してはかき混ぜ、また1分加熱し かき混ぜ… もち米2合だったら3分で出来上がる。

出来上がった餅をオーブンペーパーの上に乗せ、上にもオーブンペーパーを乗せて伸し棒で適度な厚さに伸ばす。伸すために粉を使わないので、お雑煮にした時に汁が濁らず、粉で周囲を汚すこともない上に、こびりつかないという、いい方法だ。

餅を冷ましている間にお雑煮の支度をしていると、同居人が起きてきた。2017年が明けたことを祝うでも無く、ただ、「お餅って美味しいね」と言いながらお雑煮を食べた。



さて、アトリエでは…



去年暮れに、小物作り用にと端切れの板を一箱(約25kg)買っておいたので、今年は新年早々、新しく幾つかの種類の板を使って物作りができるよう、準備が整っている。

ボックスに入れてくれてあったのは、Tasmanian Oak、Pacific Kauri、American Ash、Macrocarpa、 それに pressed Bamboo だった。

初めて使う板ばかりなため、鋸で切れ具合を確かめ、鉋で削り具合を見たりし、仕上げはどうしたらいいのかと、端切れの板の欠点のある箇所を使って色々試しているところだ。

まずは、Macrocarpa (Cupressus macrocarpa)(イトスギ?)を試してみた。
見た目は Pine とKauri の中間という感じ。木目が細かく、柔らかな感じがする。
スクロールソーで切った感じは Pine よりもガサツキが少なく、Kauri に近いように思えた。


端が傷んだ板があったので、傷んだ部分を切り取り、板厚を薄くして、フリーハンドで板に直接形を描き、ユニークな形のバターナイフを作った。


仕上げはサラダオイルを薄く塗り、乾かしてからサンディングし、更にサラダオイルでコート。
オイルを塗ると表面は薄いブラウンになり、個人的には Pine よりもこちらの方が断然好きだなと思った。

上:Macrocarpa            
下:Pine (一年以上使い込んだもの)


しばらく使ってみて、強度などをみてみないとならないが、もし Pine と同じような価格で板が手に入るのだったら、今度から Macrocarpa で家具を作りたい。



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