moulding plane は数えるほどしか持っていないので、オークションに安く出品されている物をコツコツと買い集めている。
そのほとんどが長い間使われずに工具箱等にしまわれていた物で、虫食いがあったり、カビ臭かったり、ブレードが錆び付いていたりするのだが、手を加えればまだまだ使えるものがほとんどだ。
これは虫食いの穴は開いておらず、かなりカビ臭かったものの、本体は非常に綺麗な状態で、カビを取り、表面をビーズワックスを塗布した#0000 のスチールウールで磨いたら、カビ臭さはマシになった。(が、まだ少々臭う)
ブレードは見ての通り、かなり錆び付いていたので、今回は稀釈したビネガーに一晩浸けて錆を落とすことにした。
一晩経って、丁寧に水洗いし、#250のサンドペーパーで軽く磨くと、赤錆はほとんど取れたので、これで良しとした。(潔癖性ではないのがよくわかる)
刃を研ぎ終わると板を削って切れ味を確かめるのは誰しも同じだろう。
要らない端切れの板を削ると面白いほど簡単に綺麗に縁飾りが出来上がり、ニンマリしてしまった私… これ、けっこう楽しいよ。
今年は鍋敷き作りに精を出そうと決めた私が次に作った物は、Pacific Kauri で作ったイスラム幾何学模様のもの。
また父が使っていた彫刻刀(多分、私が小学生の時に使っていたものだと思われる)で交差部分を少々削り、立体感を出しておいた。
このデザインは透かし彫り部分が広いので、楽に筆でオイルを塗ることができ、疲れ切ってしまわずに作業を終えられたのは何よりだった。
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