8.4.20

COVID-19: lockdown から2週間経過

これまでのところ、NZでは70代の女性が一人、コロナウィルス が原因で亡くなっている。

世界中で激増する感染者数をよそに、NZに旅行に来た呑気な集団は、バックパッカーの宿でパーティーを開いたりなんぞして、まるで緊張感が無いように見受けられる。
まぁ、こんな時に旅行しようと思うこと事態、私にしてみれば "どうかしている" としか思えず、自分の安全のみならず、他人の安全をも脅かす可能性が非常に高いと考える能力が、元々全く備わっていないのではないかと思えて仕方がない。

残念なことに、世界にはそういう輩が星の数ほどもいて、もっと残念なことには、血の繋がらない身内にもそういう愚か者が居たことを知って、嘆かわしいのを超えて、怒り心頭に達した次第である。感染せずに海外旅行から帰って来ることができたのは、ただ単に運が良かっただけだということを、当人はおそらく微塵も考えていないに違いない。


必要以外出歩くなと政府/警察が口を酸っぱくして警告している中、家でじっとしていられない人々は散歩やらジョギングに出かけるなどして、心身共に健康を保とうと努力しているわけだが、ビーチで泳いだり、サーフィンを楽しんだり、釣りに出かけたりと、あたかも『長期休暇が与えられた暇な人々』のように振る舞っている人々に対しては、政府が禁止勧告を出し、違反すれば罰金を課せられるようになったとのこと。

こともあろうに、NZの Health Minister の一人 も、この lockdown 中に家族を引き連れて遠方のビーチに遊びに行ったり、マウンテンバイクを楽しみに出かけるなどしていたらしく、首相から弁解の余地の無い愚かな行為だと叱責され、こんな非常事態でなければ即刻職を失うところだが、今はそんなことで混乱を引き起こしているわけにはいかない。首相は、彼に引き続き仕事はさせるが、当然のことながら彼は代償を払う必要があると明言し、これまでの Associate Finance Minister の役職を剥奪し、閣僚の最も下のランクまで降格させると発表した。
NZの首相の非常にクリアーな方針と小気味良いほどの迅速な行動は、確かに国民に高く指示されている。これほどまでに統率力のあった首相を、私もこれまで見たことがない。

隣国オーストラリアでは、後手後手にまわっている政策に怒りを覚えている人々が、SNSに面白い投稿をしていることが、ニュースで取り上げられていた。


地図上のオーストラリアの国名を消し、NEW New Zealand のBig Island とし、ニュージーランドは北島、南島と呼ばれている。
NZの首相の抜きん出た統率力を高く評価していることが、手に取るようにわかるとともに、こんな非常事態になってもユーモアのセンスを失わないでいる人が多く存在することを、とても嬉しく思った次第である。



さて、lockdown になって特に不便なのは、食料品/日用品の買い出しである。
スーパーマーケットは店内での混雑を避けるため、一度に入店できる人数を制限している。そのため、客は店の前に気が遠くなるほどの行列を作り(人と人との間隔は 2m)、入店するまでに1時間待ちということも耳にしたりする。
私はそんなに待つ気は無いので、オンラインショップで宅配を頼んだのだが、向こう1週間は予約で満杯... 確実に予約を入れる方法は、深夜、予約画面が切り替わり、予約日が一日減り一日増えた時点で間髪を入れず予約を入れることだ。注文の品を選んでいる間に予約が一杯になってしまい、キープした配達時間帯がキャンセルされてしまうこともあるため、予め買い物リストを保存しておく方が良い。(もしくは、とりあえず少量カートに入れただけで予約を完了しておき、実際に配達される前日までに必要な物を追加するという方法もある)

便利な宅配サービスだが、当日在庫が無い商品については自動的にキャンセルされてしまい、必要だったのに手に入らなかったというガッカリな結末を迎えたりすることもあるため、100% ハッピーだとは言い切れない。(スーパーマーケット側が注文予約の品々を全て確保してくれているわけではなく、配達当日の状況に応じて "柔軟に" 対応しているということを忘れてはならない)まぁ、そこは致し方ないだろう。


最初の lockdown の目安は4週間ということだったが、はてさてどうなることやら...


私はといえば、毎日のように朝パンを焼き、数少ない材料でブランチを用意し、ストックしてある板を使って細々とプランタースタンドを作り、Oculus Quest で1時間〜1時間半の運動をし、品数を控えた夕食を用意し、毎日の新感染者数をチェックして一日が終わるという生活を繰り返している。
お菓子が底をついたためか、運動の効果が顕著に現れ始めたためか、最近は順調に体重が落ちてきているのは喜ばしいことだが、この非常に窮屈な生活環境が一刻も早く改善されることを願って止まないのは、言うまでもない。


*一日の新感染者数は徐々に減ってきているとみていいのだろうか...
今日午後1:00の発表では、この24時間での新感染者数は50名。
これまでのトータル感染者数は1210、完治した数は282、死者1である。



25.3.20

COVID-19: NZ 当面4週間の lockdown 決定

急激に感染者数が増えたNZは、今日の深夜11:59にAlert Level 4 の国家非常事態宣言が出されることとなり、慌ただしい雰囲気に包まれている。

基本的に、今居る場所から離れないこと。同居者以外との接触は禁止。必要不可欠な食料品/日用品の買い物時には、他の客やスーパーマーケットのスタッフとの距離を2m以上取ること。また、入店に際しては、一度に店内に入店できる人数を制限するとのことで、家族と一緒には入店できず、一人で買い物をするようにという通達が来た。

パニック買いに走らないよう、スーパーマーケットの外には警察が待機し、監視する場合もあるらしい。

NZ国内全てのレストラン、バーはもとより、様々な小売業も完全に店を閉めざるを得なく、非常事態の最中に開いているのはスーパーマーケット等の生活必需品を扱う店舗、ガソリンスタンド、薬局、郵便、獣医、タクシー等々で、政府の通達では営業することになっている銀行は、ほとんど閉める方針でいるようで、限られた支店のみ、週に一度数時間開けるとかいう書き込みがあったりして、いったいどうなることやら、よくわからない。

H の働いている広告代理店では、今週初めから職員全員を在宅勤務としたとのことだったが、在宅勤務できない業種は最低でも4週間の休業とするしかない。
配送業者は営業可能とはなっているが、配送に関しては生活必需品のみ受け付けるという制限が付いたため、それ以外の商品は最低でも4週間は配達されることはない。

フライトセンター(旅行代理店)は航空会社の大幅路線カットに続き、諸外国からの入国が事実上禁止となり(NZ国民及び永住権保持者とそれらの家族は入国可)、出国についても非常に厳しい制約が課せられたため、大幅な人員削減を行い、首切りの対象になってしまった人々は一時的にスーパーマーケットに転職という記事も、ニュースで取り上げられていた。

とりあえず次の仕事にありつけた人は幸運であると言えるだろう。


まずは4週間、国民のほとんどが自主隔離状態となるわけだが、もしそれでも感染者数が増え続けた場合は、さらに長い期間非常事態宣言が発動されることになる。


NZの3月25日現在の感染者数は205人、死者0と発表されている。
日本よりも遥かに少ないにもかかわらず、非常事態宣言が発動される事態になったというのは、NZの"基盤"が弱いことをよく物語っている。
病院は日本ほど整備が整っているわけではなく、イタリアのように一気に感染者が増えてしまったら手の施しようがなくなってしまうわけだ。
そう考えたら、日本は数多の大災害をくぐり抜けてきた実績があるためか、底力があるのだろうなと思えてならない。日本は強い国だよなと、そんなことを考えてしまった一日だった。

あぁ、こんな不便な状態が一刻も早く終息を迎えてくれないかな...

多くの国民が lockdown を前に、既にうんざりしてしまっているのが手に取るようにわかる lockdown 直前の風景を、私は何故だか写真やビデオに収める気にはならず、既に機能をストップしているかのように思てならない銀行のお粗末な対応に辟易しながら、スーパーマーケットにも寄らず家路についた。




20.3.20

COVID-19: NZ 国境封鎖に突入

At 11:59pm on Thursday, March 19, the NZ Government shut the border for the first time.

NZ 政府は、コロナウィルス 感染確定者28人の段階で、自国民の海外への渡航禁止及び外国人の入国禁止を発表した。

人々はイタリアなどの惨状を見ているため、判断が早すぎると思った人など、おそらくほとんどいないだろう。

NZへの旅行を計画していた人々にとっては非常に痛い措置だが、非常事態というのはそういうものなのだ。


 Jacinda Ardern 首相が毎日メディアに登場し、確固とした態度で理路整然とマスコミの質問に返答しているのを見ると、弱腰のどこぞの首相とはまるで違うなと、感心せずにはいられない。


日本に高齢な母が居る私にとっては、渡航禁止令よりも飛行機の運航停止の方が深刻な問題になる可能性を秘めている。

渡航禁止といっても、温情あるNZ政府は肉親の命の危機に際して無慈悲で冷酷な対処はしないに違いない。だが、飛行機が飛んでいないとなると打つ手が無いのだ。


母が元気でいるよう切願すると同時に、この非常事態が一刻も早く収束してくれることを、ただただ祈るばかりである。





19.3.20

COVID-19: NZのその後

NZ 国内のコロナウイルス罹患者は3 月17日の段階で12名と報道されていたが、翌18日には一気に8人増え、20名の感染者が確認されている。(今現在、NZ ではコロナウィルス による死者は報告されていない)
罹患者全てが NZ 国外で感染してきた人々で、イランを皮切りに、ヨーロッパ(イタリア、ドイツ等々)、アメリカ、カナダ、イングランド、オーストラリア等の国名が挙がっていた。

オーストラリアからの旅行客は、NZ に来る前にフランスに行っており、オーストラリア帰国直後コロナウイルスの検査をしていたようだが、なんと、検査結果を待たずに NZ に来てしまい、NZ のカフェで息子と食事をしている時にオーストラリアからの検査結果(陽性)を受け、すぐさま滞在中のホテルで自主隔離に入ったとのことで、オーストラリアで検査をしておきながら、結果を待たずに NZ に来てしまったという、思慮分別のかけらも無い身勝手な行動に、NZ 国民は当然のことながら怒りをあらわにしたのは言うまでもない。
数多のバッシング報道を見たその罹患者の娘は、父親は正しい振る舞いをしたのに非難されるのは間違っていると強く抗議したが、その抗議は更に大きなバッシングを喰らい、その家族のとんでもない倫理観が、数え切れないほど多くの NZ 国民の顰蹙を買ったのを見て、私はこの国健全さを実感し、少し安心した。

NZ 政府は、3月16日の午前 1:00 以降に諸外国から入国した全ての人々に、14日間の自主隔離を義務付けた。
それに従わない者は強制国外退去を申し渡され、速やかに従わなければ警察に逮捕されることになる。(実際に滞在先から警察に連行され、強制出国に至ったケースも出ている)
国外退去(国外追放)ということになれば、将来、この国に入ってくることは非常に難しくなるのは間違いなく、そのような "履歴" を持った旅行客を手放しで受け入れる他国もまた、限られてくるだろうと予想されるため、せっかく支払った旅行代金が水の泡になっても、到着した国の方針を素直に受け入れるしか無いのだということを、肝に銘じておかなければならない。

それにしても、この危機的状況の最中に海外旅行に出かけても楽しくはないだろうに...
旅行代金をドブに捨てたくないがために、人々は心配しつつ出掛けるのだろうか?

各国の状況は刻々と変わっており、到着した場所が完全に封鎖されていて、観光どころではなく、食料を調達するのにも苦労をする可能性が出てくるやもしれぬとは考えないのだろうか?
最悪な場合、飛行機が運行を停止し、国に帰れず、その地で命を落とすことになる。
それまでして旅行に行きたいのだろうか?

今の時期、切迫した状況で飛行機に乗らなければならない場合(家族が危篤状態とか)を除いて、空港に出向くべきではないと私は思うのだが...



NZ で最も感染者数が多いのはここオークランドだが、海外から運んで来てしまったウィルスを自主隔離という形でなんとか抑えようとしている NZ 政府の努力が、自分の置かれた状況を考える能力が欠如しているとしか思えない人々によって踏みにじられることがないよう、祈るばかりである。



12.3.20

🏓 卓球を楽しむ親子

60 歳半ばの姉と86 歳を越えた母が、ダイニングテーブルを使って、二人で楽しそうに卓球をしているビデオが送られてきた。

母がしっかり打ち返している姿に驚いたのは言うまでもないが、「普通、(母の歳になったら、卓球なんぞ)喜んでやらないよね」という姉の言葉から、母が楽しんでやっているのがうかがえ、あの歳になっても母は好奇心旺盛なままなのだと、安心した。

一日に 30分を 2回... いい運動になっていることだろう。

しかし、何故に卓球?

姉曰く、YouTube で武漢の隔離家族がやっているのを見て、あまりに楽しそうだったので、すぐに簡易卓球セットを買ったとのこと。(コロナウィルス に感染しているわけではないが)

武漢の隔離家族はコロナウィルスで相当な打撃を喰らっているに違いないが、おそらく気晴らしに行っただろう卓球の様子は、国境を越えて好影響を与えてくれるものとなったというわけだ。
私はそのビデオを見つけ出すことはできなかったが、最低な状況にあっても常にポジティブに生きることを忘れてはいけないと、改めて思った次第である。


隣国オーストラリアのスーパーマーケットでは、女性同士が激しくトイレットペーパーの奪い合いをし、ニュースの一面を飾っていたが、自分の利益しか考えない輩というのは、誠に見苦しい行いを恥じることなく人前でさらすことができるものである。

そのニュースを観て、心底愚かだなと感じた人は少なくはなく、辛辣なコメントが多く寄せられていたのは、まぁ当然と言えば当然だが、そのようなコメントで誰かを寄ってたかって攻撃し始めるというのはいかがなものか... そのような一昔前には表に現れなかった超ローカルな話題が、個人を特定でき得る形で、今は即座に全世界に向けて配信されてしまうというのも、これまた恐ろしいことのように思えて仕方がない。
悪行を犯した人のプライバシー云々を叫ぶつもりはないが、もし仮に、誰かの悪意によって投稿された写真なりビデオなりが世に出回ってしまったとしたら、『冤罪』を着せられることになる人が出てくる可能性は高くなり、また、撮影された中に写り込んでしまった第三者の人生を狂わせるものに繋がる可能性も、これまた否定できないのである。

何はともあれ、自分の周りには、撮影可能なスマートフォンを携帯している人ばかりだということを、よく理解した上で行動することを絶対に忘れてはならない。
肖像権の侵害などと、顔が出てしまった後で訴えたところで "あとの祭" なのだから。



私はVRで、毎日一人黙々と汗を流している。
少し前に購入した BOX VR という、音ゲー ボクシングは、難しくはないが、T シャツがぐっしょり濡れるほど汗だくになり、消費カロリーも表示されるため、頑張り甲斐はある。
だが、エクササイズとしてはもってこいだが、ボクシング自体には全く興味が無く、BGMも別に好きなジャンルの音楽ではない私にとっては、"単なる運動" でしかなく、お世辞にも楽しいとは言い難いのが難点だ。


20年以上前(いや、25年以上前か?)、夕方になると家族皆で家の外に出てバドミントンをして楽しんでいたのを、今ふと思い出した。
彼の人の職場で働いていた人も中に入っていた。
そして、夕刊を配達に来た新聞屋さんが、私たちを見て笑顔で話しかけてくる...

実に健康的な家族だった。




3.3.20

COVID-19 : NZ初のコロナウイルス感染者

先月末、NZ国内で初めてのコロナウィルス感染者が出た。
イランからバリを経由してオークランド空港に降り立った60代の男性は、オークランド到着後間もなく、オークランド シティー ホスピタルの隔離病棟に入院したとのこと。

そのニュースが流れると、すぐに市民はスーパーマーケットやらハードウエアショップに殺到し、マスクやらハンドサニタイザーやら、何故だかトイレットペーパーや水のボトルまで買い込み始めたようで、すっかり物がなくなったスーパーマーケットの陳列棚の写真がニュースで取り沙汰されていた。(オイルショック時の日本を思い出した)

それを受けて首相は、パニックになる必要はないと、国民の動揺を一笑に伏す素振りで緊急会見をしていた。その前日の初めての感染者が出たという緊急会見の際には、まるで戦争に突入したかのような悲壮な面持ちであったのだが、その暗い会見が嘘のように、何事もなかったかのような気楽な明るい表情を国民に見せていたのが、非常に印象的であった。

はてさて、この先、NZでどれほどの感染拡大が待ち受けているのか...




キッチンの窓際に置いた Bear's Paw (Cotyledon tomentosa) に沢山花が咲いた。
薄いピンク色の花弁は、日が経つにつれて赤みが薄れ、色褪せて黄色くなって来るのが少々残念だ。




アトリエでは簡単なプラント スタンドの製作が続いている。
今回は少し丈を長くし、大きめの鉢が乗せられるよう、幅も広くした。


前回は、足と、足を繋ぐ板の厚みを変えて作ったのだが、今回は全て同じ板厚。
見た目は大差が無いのだが、板厚を変えて作る方が、組み立てた時のコンマ何ミリという微妙な狂いを気にせずに済むため、処理が楽である。


全ての結合部分を段差がないように鉋で削るのだが、板目がクロスしているため、削る際には注意が必要だ。

次は、この基本の形に色々と手を加えて作ってみようと思っている。




27.2.20

閑散としたレストラン

H の誕生日は、トルコ料理店で祝うことにした。

それは小洒落たフードコートという感じの、小さなレストランが集まった一角にあったが、日曜の夜だというのに(いや、金曜や土曜でなく日曜だからか)、周りの店にもお客はたいして入っておらず、これで商売がやっていけるのか?と疑問に思うほど閑散としていた。



料理は美味しく、量も多かったので、料理に関しては満足だったが、テーブルは少々狭く、ベンチシートに至っては、私には若干高過ぎただけではなく、明らかに奥行きが無さ過ぎ、食事中ずっと uncomfortable 極まりなかった。



あんなに奥行きの無いベンチシートに座ったのは初めてで、食事が終わりさぁ帰ろうかと立った途端、脚の付け根に痛みが走り、痛みを我慢して歩かなくてはならないという、悲惨な状態になってしまった。

食事を楽しむためには、料理そのものの質は言うに及ばず、快適なテーブルと椅子のセッティングが提供されないとならないということを痛切に感じたディナーだった。
もしまたそのレストランの料理が食べたくなったら、間違いなく Take Away(持ち帰り)にすることだろう。


そして翌日、誕生日休暇(有給)をとった H が、私を買い物に誘ってくれた。すっかり車の運転に慣れた H は家まで迎えに来てくれ、少し離れた所にあるショッピング センターに行き、二人していくつかの店を見て周り、帰りにスーパー マーケットで食料品を買いなどして、3 時間半ほど出かけていた。

日頃 VR で足腰を鍛えているのが幸いしてか、膝も痛くならず、翌日に疲労感も残らなかった。



19.2.20

VR 汗対策

2ヶ月で 7kg 減量したという長男が羨ましい...
私は未だ 2〜3kg 減のままだ。


VR のヘッド セットにシリコン パッドを着けているためか、毎回プレイ中に汗で滑り落ちてきて、非常に不快な思いをしていた。
どうしたものかと色々と考えた挙句に、薄いヘッド バンドを作ってみることにした。

T がマイクロファイバーの雑巾用布(洗車時に使用)を何枚かストックしているのを思い出し、普通のタオル地よりも汗を吸収しそうだと、1枚分けてもらい、それに手持ちの布を縫い付けて、1枚の雑巾から 8個のヘッドバンドを作った。



作り方は超イイカゲンで、どこぞの大量生産品の品質に毛が生えた程度だなと、自分でも笑えてきたが、まぁ、使用中、或いは洗濯時にほつれてくることのないようには作ってあるので、こんなもので充分だろう。(これを身に付けて外出するわけでもないし)

昨日早々試してみたところ、額の汗は滴り落ちてくることなく、ヘッドセットがずり落ちることも全く無くなって、万々歳である。

薄いので、使用後石鹸を擦り付けて手洗いし、手で絞って干しておけば、次の日には乾いている。



ちなみに、
一般的に、洋裁をする際にはアイロンの使用が不可欠であるが、このマイクロファイバーという素材は熱に弱く、アイロンを使えないどころか、熱いお湯で洗濯すると一気にガサガサ/ゴワゴワになってしまうというので、アイロンで布のシワを伸ばし、縫い目を整えるという作業も無しで、素人感満載の作りに拍車をかけたものとなっている。



17.2.20

Plant Stand

H が "お高い茎" を買ったのは半年ほど前だっただろうか...

何でもその植物は、Monstera Deliciosa Albo Variegated という、何故だか信じられないほど高価なものなのだそうで、つい先ごろ国内のインターネット オークションで一部枯れかけている鉢植えが何と NZ$5,000 超え(¥350,000以上)のとんでもない落札価格をマークして、私のみならず H もまた、度肝を抜かれ、しばらく唖然としたままだった。

余裕で海外旅行できるほどの大金を、惜し気もなく鉢植え一つに注ぎ込む情熱というのは、私たちにとっては想像を絶するもので、およそ、正気の沙汰とは思えないと、貧乏人は考えてしまう。

そんな大層なプラントは、お高い鉢に入れて、綺麗にデコレートされた部屋に置くのだろうななどと想像していたら、ふと、プラント スタンドを作ってみようかなという気になった。


そう、重い腰を上げ、私はプラント スタンド製作を始めたのだ。

まずは簡単な、巷でよく見かけるようなデザインで作り、耐久性等をみてみることにした。
鑿でまず Mortise Hole をあけ、次に Tenon と呼ばれる凸部分(差し込む側)を形作る。緩過ぎずかた過ぎず、接合部分に極力隙間ができないように、慎重に作業しなければならない。

今回、Mortise & Tenon をクランプでしっかり固定できるよう、足部分の加工は後回しにした。




グルーがしっかり乾いたら、足部分を形に沿って鋸で切り落とし、外側の角に丸みを持たせるべく、spokeshave で削り取っていく。(板目に沿って削らなくてはならない)


ここまでできれば、あとは組み立て、仕上げの塗装をするだけである。


組み立ては、足と足をつないだ板の中央にあけてある溝をはめ込むようになっていて、はめ込んだだけでも滅多なことでは抜けない程度の締り具合なため、グルーは付けなかった。(写真上の奥の足の中央には下側に溝が開けてあるのだが、何も気にしないで写真を撮ってしまったため、溝が隠れてしまっている)


初めて作ったプラント スタンドは、少々ズングリした形だ。

仕上げはオイルコーティングにしてみた。
オイルを乾かし重ね塗り... を何度か繰り返すため、完成にはまだ数日かかる。





取り敢えずは自分用 & 植物好きな H 用にいくつかの種類を作り、使い心地、耐久性、植物とのバランス等々を考察し、一般的に使えそうな形とサイズを模索するという作業から始めなければならないが、巷で売られているような粗悪な作りではなく、亡き父に見せても恥ずかしくないような、昔ながらの工法で作ることになるのは間違いない。

時間はかかり、販売価格も割高になるだろうが、質を落として安価な物を作る気にはならない。
果たしてどれだけの人に受け入れられるか全くわからないが、少なくとも父から「そんなことはしない」と言われるような仕事にはならないように努力するつもりだ。




3.2.20

2020年2月3日

イギリス王室の揉め事も、オーストラリアの山火事も、すっかりコロナウィルスの話題に掻き消され、世界中の多くの人々が不安を抱えながら生活することを余儀なくされている今日この頃...




Albert Camus の『ペスト』に描かれている世界そのものの様相を示している "震源地" の様子を見るにつけ、これが、この科学技術が進んだ "現代" に起こっていることのようには思えなくなってくるのは、おそらく私だけではないだろう。

既にウィルスは様々な国に広がってしまっているが、NZでは現時点で感染者は確認されてはいない。
だが、人々は感染の恐怖から、中国人を(実際には、見分けがつかないため、アジア人を一括りとして)敬遠し、人種差別とも十分受け止められるほどの迫害をし始めている。
『病原菌拡散者』という汚名を着せられたアジア人はSNSなどを通して実態を公表してはいるが、偏狭で無思慮な "ニュージーランド人" と名乗る輩たちは、NZ生まれのアジア系の人々に対しても、それとは知らず(いや、様々な可能性を考える能力が劣っているのだろうとしか思えない)公の場で容赦なく攻撃するという愚行に出ている。

中東の人々=テロリストと決めつける人々と同じようなものだ。


政府の対処が後手後手になっているのを非難する市民は多いが、一人の伝染病患者が確認された時点で、既に病原菌は誰かにうつっており、鼠講のごとく増え広がっているという状態では、実際のところ手の打ちようがないではないか... どの時点で対策を発表したとしても『手遅れだ』と言われるに違いない。


NZ政府は、2月2日以降に中国本土から来た者、及び中国本土を経由してきた乗客は入国禁止とし(NZ国民並びにNZ永住権保持者は制限付きで入国可)、また中国本土への飛行便を全て当面の間運航停止とすることを発表した。

また、"震源地" に足止めとなってしまっているNZ国民を帰国させるべく、チャーター機を出すことを決定したが、帰国者を2週間隔離するための軍の施設を用意したと発表すると、それを受けて、その施設のある地域の住民が不安を訴え始めた。

どう考えても、完璧な対応などできる由はない。だが、何とか早急に対処しなければならないという立場に置かれた人々は、身の縮む思いをしながら、酷評に耐え、不完全だと承知しつつも判断を下さなければならないのだ。


この騒ぎが収束するのにどれくらいの時間がかかるのかわからないが、この伝染病もいつかは姿を消し、時を違えてまた別の伝染病が出現することになる。
この世から病原菌が一掃されることなど不可能だろう。





そんな最中...
日本に居る長男から連絡が入った。
長らく連絡も無かったかつての近親者から、彼の人の実家の墓の場所を教えて欲しいというemailが届いたというのだ。問い合わせには私たちの肉親が関係しているようだが、詳細は知らされていないとのこと。取るに足りない案件であればいいのだが... と、皆胸中穏やかではなくなった。

私は咄嗟に、見えないものの存在(力?)を感じてしまった。

何故、よりによって彼の人の誕生日であり、私の父の命日である今日、連絡が来たのだ?
一年は365日もあるというのに、何故今日なんだ?
しかも、email を受信した時間は、彼の人の命日の日付になろうという、正にその時だった。



19.1.20

簡単 & 美味 コーヒーゼリー

昔から好きだったコーヒーゼリー。
日本にいた頃は買って食べるものだったが、この国のスーパーマーケットでコーヒーゼリーなるものを見た記憶が無い。

故に、自分で作ることになる...



毎日コーヒーを淹れるので、コーヒーゼリーを食べたくなった日には、多めにコーヒーを淹れ、コーヒーが熱いうちに水に湿らせたゼラチン パウダーを入れてよく溶かし、カップに注ぎ分けるだけで作業は終了。何とも簡単な作業である。

ゼラチンを入れて混ぜると泡が立つが、冷蔵庫に入れる前に冷まさなければならず、殆どの場合、その間に泡は消えるため、丁寧に泡を取り除かなくとも問題はないだろう。

コーヒーゼリーには砂糖を入れず、食べる際に自家製シロップ(砂糖に水を加え、ゆるく煮詰めたもの)と、生クリームをかけて食べると、砂糖を入れたコーヒーの独特な "くどさ" を感じることなく、後味も非常によろしいと、コーヒー好きな私たちは、この超簡単な作り方で作ったもので充分満足している。しかも、一般的なプリンに比べるとカロリー控えめだ。(生クリームの容器をシャカシャカ振ってから注いだので、泡が立ってしまっていて、少々見栄えの悪い写真だが... )


この国に来てから手作りするものが多くなった。
木工から料理に至るまで、自分で作らないと手に入らない、或いは、高価過ぎて手が出ない(=買うのが馬鹿らしくなるほどボッタクリ感がある)ものが、日本に比べて圧倒的に多いためだ。

自分で作ることができれば、手に入らないことを我慢することは少なくなり、不便な思いをし続けることも無くなってくる。

限られた収入で快適に暮らすためには、創意工夫が必須だ。
私はそれを、幼い頃に、親の姿を見て学べたのは幸いだった。


日本に荷物を送る準備

YouTube で犬のコートの製図を教えてくれているのを見つけ、早速製図し、まずは試作品を作り、その後超個性的な生地を使って本番に臨んだ。 製図はいたって簡単だったが、最初に使用した布は手持ちのやや厚手のフリースだったため(緑色の布は、以前作ったもののほとんど着用しなかった自分用...