父の使っていた鉋や鑿、あるいはナイフ等に使われている刃のほとんどが、このようにラミネートされたもので、非常に切れ味がいい。
日本の刃物と西洋の刃物の違いについては、ここにわかり易く書かれていたので、あえてここには転記しないが、少し前、雲の上のお師匠さんのブログに、昔のある期間、スタンレーでもラミネートした鉋の刃が使われていたことと、昔の西洋の木製鉋には通常ラミネートされた刃が使われていたことが書かれていたので、包丁に関してはどうかわからないが、鉋の刃に関しては、ラミネートして作ることは日本に限った事ではなかったことをここに付け加えておくことにしよう。
ちなみに、私の使っている和包丁は木屋のもので、砥石で研いで使っている。世の中には便利な包丁研ぎの道具が出回っているが、特にチープな包丁研ぎはかえって包丁の刃をボロボロにしてしまうので、使わない方がいいように思う。
切れ味は、やはり砥石で研いだものには到底敵わない。
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