8.6.15

今日の作業


9cm × 120cm のパイン材 4 本分の鉋がけ。鉋屑は休憩の度に庭の植木の根元に撒きに行ったため、山のような鉋屑は写っていないが、作業中、私は鉋屑に埋もれている。

父の鉋の刃はいまだに研いでいないが良く削れる。
最近日本の鉋の方が扱い易くなり、頻繁に使うようになったため、そろそろ研ぎ直さないとならないなと思いつつも気が咎めるのは、自分がまだまだ父親のようには完璧に研げないという思いがあるからに他ならない。


最近国内のオークションで購入した手のひらサイズの Stanley Rule & level Co block plane no.103 
もちろん、速攻で(何段階にも角度のついたひどい状態の)この刃を研ぎ直し、本体の底を平らにし、スーパー シャープな使える鉋に仕上げたが、刃を研ぎ直しながら、一体どんな人がこれを使っていたのだろうという疑問が湧いてきた。
刃を研ぐ角度もまちまち、底も平らでない鉋では、どう考えても見事な仕事はできなかったであろう。





また、同じオークションで購入した Gouge Chisel の刃もこれまたひどい状態であった。
これは刃先の幅が 32mm と広く、オリジナルではないらしい少々朽ち果てた感の漂う柄が付いていた。何故かとても温かい感じがして、柄は取り替えるのをやめることにした。





一番上の写真に小さい鉋が写っているが、今日の作業を終えて夕方家に戻る時、棚に片付けた鉋を見て思わず笑ってしまった。
まるでオモチャのようなサイズの、何とも可愛い鉋であることよ。


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