13.6.16

ココナッツ オイル仕上げ

ハードウッドのKwila には何故だかビーズワックスが綺麗に乗らない。
塗った直後はツルツルしているのだが、すぐに艶が無くなり、部分的に汚らしい感じになってしまうので、昨日初めてココナッツオイルを試してみたら、大当たりだった。



これはごく普通にスーパーマーケットで売られている食用のもので、食用だけではなく、ヘアーオイルとしても使え、またスキンケア用品としても使えると同居人が言っていた。

ココナッツが好きな人にはたまらなくいい香りがし、塗った後、全くべとつかず、サラサラになるのも嬉しい限りだ。

食用なので、木製のまな板やらスプーン、食器、スパチュラなどに安心して使え、油独特の嫌な香りも付かず、私がこれまで使っていたオリーブオイルよりも、断然こちらの方がいいように思った。

板に塗る時には、適量を耐熱容器に入れ、マイクロウェーブで溶かすと簡単に綺麗に塗れる。
(21℃以上の熱で溶け、それ以下だと固まると書いてあった。ということは、夏は常温に置いておくと溶けているということか…)NZは今冬なので、常温に置いても固まったままだし、マイクロウェーブで溶かしたものも、しばらくするとまた固まってしまうため、厚く塗り過ぎると表面に残ったオイルが白い固まりとなって残ってしまう。
ココナッツオイルを板に上手に塗るには、ごく薄く塗って、きれいに拭き取っておくことだ。


オークションでイスラム模様の鍋敷きを落札してくれた人は、とても感じの良いemailを送ってくれ、すぐに入金も済ませてくれた旨を知らせてくれた。
送料を合わせると、日本円にして¥3,000強… 決して安い買い物ではないのに、値切ることもせず、売れ残って値下げしてfixed price offer してくるのを期待することもなく、掲載を見てすぐに入札してくれた、珍しく欲深くない人だ。

鍋敷きにももちろんココナッツオイルを塗り、サラサラ、スベスベにして送ったが、今後のケアのために、ココナッツオイルを小さな容器に小分けし同封しておいた。

気に入ってくれるといいな… と、いつも心配になる。
実物を見ないで、掲載されている写真だけを見て買ってくれた人が、「買って良かった」と思ってくれるように、これからも手を抜かず丁寧に作らなくてはと、売れる度に肝に銘じている。




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