木工を始めたばかりの頃、ネット上で見つけたスツールを(簡単そうだから)作ろうかなと、製図をコピーしたまではよかったのだが、そのまま忘れてしまっていたのを思い出した。
歳を取って背が縮んだためか、数年前までは全く気にならなかった窓の開け閉めやら、釣り戸棚の中の物を取るのに難儀をするようになってしまい、これまでは別に必要ないと思っていた "踏み台" がいよいよ必要かなと、クイーンズ バースデイで同居人たちが休みだった今日、午後になって板を切り始めた。
合板と言えども、板の切り口には鉋がけをするため、1~2 mm ほど大きめに板を切っておく。
先日鉋の刃を研いだばかりなので、しっかりと思い通りに、しかも素早く鉋がけを終えられ、すこぶる気持ちがよかった。
足になる板はスクロールソーで1枚ずつ切り取った後、2枚揃えてクランプで留め、ヤスリで若干の誤差を削って同じ大きさに揃えた。
足に差し込む補強板の穴もスクロールソーで切り取れなくはないが、どんなに頑張っても正確さに欠けることがわかっているので、鑿を使って空けた。
と、ここまでで今日の作業は終了。
最近めっきり寒くなり、ここ数日、最低気温は10℃を切っているため、夕方5時には寒くてたまらず、アトリエの鍵を閉めて家に戻った。
家に戻ってインターネット オークションに出品しているものをチェックすると、昨日出品したばかりのイスラム幾何学模様の鍋敷きに入札してくれている人がいて、本当に有り難いことだなと、身体は冷えているのに、気持ちは暖かくなった。
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