9.6.16

待ち時間の長い木工作業


朝一でスツールにステインを塗った。

1回目のコートの際、ステインは塗ってすぐに(間、髪を容れずに)拭き取るとムラが出来て、おぞましいほど薄汚くなってしまうので、塗ったはしから拭き取ってはいけないということを経験から学んだ私は、拭き取る頃合いを見ながら、数カ所塗っては、数分前に塗った箇所(若干乾き気味になったところ)を拭き取るということを繰り返しながら塗り進めるようになった。

* 2回目以降のコートでは、ステインは塗ったらすぐに拭き取らないと、綺麗に拭き取れなくなり、ムラができてしまうので、刷毛で塗ったらボロ布で拭き取る、塗ったら拭き取る...を繰り返しながら塗って行く。もしくは、布にステインを含ませて拭いて行く方法でも良いと思うが、布で拭くようにして塗る方法は、ボックスなどの角になった部分を塗る時に難儀をするので、刷毛(ブラシ)と布を併用するのが好ましいように思う。
布で拭き取る時には力を入れず、軽く拭き取らないと綺麗に仕上がらないので、注意が必要だ。

一通り塗って、拭き取り終わったものは、完全に乾かした後サンディングするのだが、NZの冬は寒い上に雨ばかり降っているため、乾きがすこぶる遅く、乾かしている間に他の作業をしていないと時間がもったいない。

さて、何を作ろうか…


ステンドグラスの仕事も同じように時間のかかる仕事だが、木工のような『待ち時間』は無く、始めたら終わりまでずっとその作業に取り組んでいられるので、『一度に一つの事にしか集中できない』性分の私にはピッタリな仕事だった。
せめてハンダだけでももう少し安く手に入ったらと、今でも販売業者を探しているのだが、品質が良く、良心的な価格で卸してくれるところを見つけるのは至難の業だ。


はてさて、本当に何を作り始めようか… 



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