11.5.16

念願のスプレーガン落札


塗った varnish がなかなか乾かないので、多分今週中は、玄関にみすぼらしい張り紙がくっついたままだ。

速乾性の varnish って無いのかな? 作業が一向に進まないので楽しくない。しかも、今回使った varnish は 6回ほど重ね塗りをしないと耐水の効果が期待できないというので、せめて3回は塗っておきたいなと思ったのだが(雨がかかる所ではないので)、こんなに乾くのが遅くては、一日に1回しか塗れそうにない… 
あ〜、面倒だ。

varnish を塗る際、刷毛で塗るのではなくスプレーガンを使いたいとかねてから思っていたが、「一々エア コンプレッサーにつなげなくてはならないものは面倒だから、エレクトリックのスプレーガンにした方がいいよ」という同居人Tの助言に従い、たまに思い出して、安くオークションに出ていないかと探してみたりしていたのだが、良さそうなものはいつも値段が釣り上がってしまって落札できずにいた。

が、運というのはいつかは回ってくるものである。
先ほど何の期待もしないでオークションで検索したら、非常に状態が良いと書いてあるもので、しかも手頃なBuy Now 価格+激安の送料で出品されている物があった。もちろん、即 Buy Nowで落札。
同じ市内だが、送料が信じられないほど安かったので送ってもらうことにし、2,3日で届くことを期待して、届くまでこのパネルは放置しておくことにした。


今日は薄暗い一日で、午後になって小雨が降って来たため、varnish が更に乾き難くなってガッカリだったが、一方で、庭に水やりをしなくて済んだのは助かった。


同居人が種を植えたコリアンダーの芽が沢山出て来ていた。コリアンダーはメキシカン料理にもノースアフリカン料理にも、はたまたタイ料理にも使えて重宝なので、我家では育つとすぐに無くなってしまう。


これもまた、同居人が先週末苗を買って来て植えたもので、Broad Bean(ソラマメ)。
威勢よく、すくすくと育っているので、収穫が楽しみだ。


私が買って来た Holy Basil は成長が思ったほど早くなく、葉はそんなに大振りではないが、そろそろ食べてみようかなと思う。

余談だが、同居人Hが、「このウサギ、用を足しているみたい」とケラケラ笑っていた。



PLEASE RING THE BELL

家に居たのに宅配業者が不在表を置いて行くというのは、一体どうしたことか…

私はほとんど毎日裏庭に面したアトリエで仕事をしているため、家の玄関に取り付けたドアベルが鳴ったらわかるよう、コンセントに差し込んで使うチャイムをその都度移動させているのだが、宅配業者の中にはおそらく玄関のドアをノックするだけで、ドアベルを押さない人がいるのだろう、最近立て続けに『家に居たのに不在表を置いて行かれる』という、全くもって嬉しくない(苛つく/ムカつく)経験をし、こんなことが続かないようにと、急きょ玄関に掛けるサインを作ることにした。


玄関のスペースに合うようサイズを測り、書体を選び、楕円形にしようか四角にしようか、また、幾つか装飾も考え、あっちに向けてみたり、こっちに向けてみたり… 

色々とデザインしてみたのだが、最後には面倒になり、もうこれでいいやと、薔薇の花を一輪加えて、さっさとスクロールソーで切り出した。

このボードの周囲を鉋でベベルに削り、裏に濃い色の薄い板を貼付けて仕上げようと思っている。

これができるまでの間にまた不在表を置いて行かれては困るので、取りあえず張り紙をしてあるのだが、張り紙というのは何ともみすぼらしい感じがするものだと、この歳になるまで考えても見なかったなと思った。



9.5.16

Marples 38mm Chisel


先週国内のインターネット オークションで落札したのは、Marples の鑿セット。
6mm、13mm、14mm、38mm という、"中古ならでは" のセットだ。

欲しかったのは一番幅広のサイズの鑿。
このサイズの鑿が出品されることはそんなに多くはなく、おそらくこれ1本でもけっこうな金額になるだろうと思うのだが、私がよく取引している出品者は、非常に良心的なBuy Now 価格(4本でNZ$42、¥3,000強)を付けてくれていた。

私は Marples の Blue chip Chisel のセットを以前にもオークションで落札しているのだが、今回落札したものとは、ロゴが若干違っている。


囲みが四角っぽく、文字がゴシック体のものは、今回購入した楕円形のロゴのついたものよりも古いものだと、何処かのウェブサイトで読んだことがある。
ハンドルが楕円形のロゴのものに比べて若干ズングリしているように感じるが、気のせいだろうか… 持った感触はほとんど変わりないように思う。

今回購入したものは、下の写真のロゴが付いていた。


私はこの Marples の鑿がけっこう好きで、鑿を使う時には真っ先に手が伸びるのがこれらなのだが、研ぐのが比較的楽で、切れ味が落ちるのも早いため、しょっちゅう研ぎ直しているような気がする。
しかし、無名の鑿の刃に比べたら比較にならないほど良質で、使った感触が柔らかな感じと言おうか、しなやかな感じと言おうか、とにかく気持ちよく使えるのだ。


今日はペインティングの合間に新しく加わった鑿を研ぎ直し、次に作るもののデザインを考え、製図をして一日が終わった。


さて、もう夕食の支度をする時間だ…


7.5.16

合板にフレンチポリッシュ仕上げ :)


シェラックを何度も重ね塗りし、#0000のスチールウールで磨いた後、ビーズワックスで仕上げた、素材を生かした Thanks 。
上の写真ではどれくらいツルツル、スベスベなのかわかり辛いが、実際は下の写真のようにツルッツルになっている。


板厚が1.8cm あるため、しっかりと立てられる。


この合板は珍しく穴空きが無く、余計な手間がかからずに済んでラッキーだった。


「世界には "たかが合板" に時間をかけてフレンチポリッシュを施す人もいるんだね」と笑う人がいるに違いない。


4.5.16

同じ物を作るのは芸が無いよな...


シェラックを2度塗りした後、#240のサンドペーパーで表面を軽く磨くと、真っ白なパウダーをうっすらと振りかけたようになる。


表も裏も、切り口も同じように磨き、掃除機でダストを吸い取った後、3度目、4度目のコートをし、乾かしている。

シェラックを重ね塗りする合間に、スクロールソーでもう一つ同じ形を切り抜き、表面を磨き、こちらは黒くペイントをした。


これはいつもおすそ分けをしてくれるお寿司屋さんへのプレゼント。
真っ黒な下地が乾いたら、ちょっと冒険して、上に何かをペイントする予定でいる。


3.5.16

from the bottom of my heart


2年前、ある人が言った。
「これから(自分の仕事用のfacebook pageに)あなたへのメッセージを投稿するようにするよ」と。

彼は疎遠になった今でも、時折、おそらく私に宛てて書いているのだろうと思える投稿をしてくれている。
私の内面をいつでも気遣い、励まし、引き上げようとしてくれているのが痛いほどよくわかる投稿を読む度、私は胸が熱くなり、そして悲しくなる。


今朝ふと、私もメッセージを送りたくなった。(投稿しても、見てくれるという保障などどこにもないが)


これは合板の板目を生かして、何層にもなった心からの Thanks を表すよう、クリアー シェラックで仕上げることにした。


明日、2度目のコートがすっかり乾いたら、またサンディングし、シェラックを重ね塗りする。



1.5.16

ガーデニングの日


同居人Hは、 DIY ショップ から$3.00で買って来た長〜いプランターを庭に据え付け、同居人Tに園芸用の土を沢山買って来てもらい、パセリとコリアンダーの種を蒔いた。


私は傍で、以前切った庭木の枝を、園芸用の鋏やら鋸やら斧を使って捨てられるサイズにし、ひたすら掃除し続けていた。

もう5月か… 

オークションに出品していた Lucet は全て売れてしまい、先日作った物はまだ塗ったオイルを乾かしている状態で出品できずにいる。

明日も、簡単にできて安価で出品できる小物作りかな…




29.4.16

最近 Lucet って流行ってるの?

TVも観ない、友達付き合いもほとんどない私は、世間の流行というものにめっぽう疎い。

最近、インターネット オークションに出品している Lucet が立て続けに売れ、購入してくれているのがある一部の地域というわけではなく、NZ国内に点々と散らばっているため、Lucet 愛好家のサークルが見つけてくれたというわけでもなさそうで、何故売れ出したのかまったくわからないでいるが、残り1つになったため、取りあえず補充にまた幾つか作った。


まずは板に鉋をかける。
この頃よく使うのは Henry Boker で、適度に深く削れるよう刃をセットした大きめの鉋(黄色っぽい色の方)で表面を均し、非常に浅く削れるようセットした小さめの鉋の方でスベスベの表面にする。


そしてスクロールソーで模様をカットして行く。


周囲の切り口を丸くし、使い易いように形を作るのは rasp(ヤスリ)と、spokeshave(上の写真の右上角に写っている工具)、それにサンドペーパーで、感覚で削って行く。

ヤスリは板目を考えて削らないと、板がボロボロになってしまうので注意しながら削る必要がある。


適当にデザインした、ハートが散らばる"ファンシー"なものは、強度がどうかなと思ったが、両側からかなりな力を加えてもびくともせず、使用するのには問題無さそうでホッとした。


滑らかな形を作り、スクロールソーの切り口のガサガサを取り除き、表面をスベスベにしたものに tung oil を塗る。小さな穴にもオイルが満遍なくコートされるよう、腰の強い筆を使って塗って行くのだが、オイル仕上げの良いところは、塗りムラができないことと、塗った後ひどく木の繊維が飛び出して来ないことだ。

水性塗料を使うと、塗った面の繊維が盛り上がり、表面がまたガサガサになってしまう。スクロールソーで透かし彫りした部分は細かいので、その部分を竹串に巻いたサンドペーパーで何度もサンディングするのは、考えただけで気が遠くなると思うようになってしまったのは、色々なペイントの方法を試してみて要領がよくなったからだろうか、それとも単に歳を取って面倒臭く感じることが多くなったせいだろうか…


オイル処理したものは、乾燥に時間がかかる。
しっかり乾燥させないとオイルが滲み出してくるので、作ってもすぐには売りに出すことはできないというのは、大きな難点だ。

NZは次第に気温が低くなって来ているので、これをオークションに出品できるようになるのはまだまだ先になるだろうが、その頃にはもう誰も Lucet に興味を持たなくなっているかも知れない。


「出来上がったばかりで、少々オイリーだから、購入後家で乾燥させてから使ってね」と但し書きをして売ったら大丈夫かな…



25.4.16

同居人H のコンクリート工作

同居人Hはコンクリートで作るポット/置物に興味を持ったようで、DIY ショップで『水を加えるだけで使える Super Easy Concrete 』を買い、また、その近くにある安物ばかり売っている店でモールドになりそうなものを幾つか買って来た。

段ボールやら厚紙で自作のモールドも幾つか作り、コンクリートに触れる面にフィルムやらテープを貼ってから、更にオイルを薄く塗り、水で適度な硬さにしたコンクリートを流し込んだら、後は乾燥させるだけ…


凹みを付けるために差し込んだ使い捨てコップ等の中には、重しのために木の切れ端を入れたり、私の工具を入れたり、はたまた全く美味しくならない庭のバレンシアオレンジを取って来て入れたりし、一番大きなプラスチックのボールで作るプランターには、ペイント缶を入れて、「上手くできるかなぁ〜?」と、少々心配しながらも、楽しそうに作業していた。



我家の住人は皆、私に似て工作が好きだ。
そして、誰かが何かを作っていると、皆興味津々で集まって来て、手伝ったり(手伝わされたり)しているので、いつの間にか色々なことができるようになっているということが多い。

初めてのコンクリート工作。
明日、モールドを外すのが楽しみだ。


22.4.16

Veritas は高いが それなりによく働くはず

NZ国内で、新品の木工関連商品を購入する時には、私はいつも CARBA-TEC のウェブサイトで検索することにしている。
同じ商品をUS やUKのAmazon或はeBay等の価格と比較し、送料を含めると、CARBA-TECで購入した方が遥かに安いということが多いためだ。
しかも、オークランド市内にあるこの店にオンラインで注文を入れると、在庫がある場合は翌朝一番に玄関に届くので、高いガソリン代を使って片道30分以上も車を走らせて店に出掛けることはほとんど無くなっている。

注文を入れると、速攻で配送状況がemailで送られて来る。在庫切れの物については、電話で入荷予定日がいつ頃になるかを伝えてくれ、注文をキャンセルするのか、入荷するまで待つのか、すぐに決定できるようにしてくれているのも有り難い。。
送料は、オンライン上で試算された金額より実際の送料の方が安かったら、安い金額でクレジットカード決済してくれてある。どこぞのインターネット オークションの出品者と大きく違い、非常に良心的だ。

さて、今回購入したのはこの3点。

Veritas 24in Steel Straight Edge

Veritas Dual Marking Gauge

Veritas Chair Doctor Glue

今更ながらのストレート エッジ…
ずっと欲しかったのだが、何処のメーカーの物も高くて手が出せず、ようやく購入したこれは、誤差 0.001"(0.0254mm)という精度で、他のメーカーと比較したら決して高過ぎる値段ではなかった。

私のアトリエにあるステンレス製の物差しが真っ直ぐではないのを知ったのは、ずっと以前、ステンドグラスの長方形のパネルを製図した時だった。
定規で正確に測ったはずなのに、サイズが微妙に合わず、角が直角にならない…  最初はステンレスの物差しが問題だなどとは思わず、自分の測り間違いだとガッカリし凹んだが、定規で引いた線の通りにガラスを切りそろえて、パターン通りに作った物をテーブルの上に置いて写真を撮ったら、底のエッジから光が漏れていて、どうにも納得ができず、その時になってようやく、パターンをおこした段階で既に直線が歪んでいたのだとわかった。
定規を信じられないと思ったのは、その時が初めてだった。

そのひどい定規を、今日届いたVeritas Straight Edge に当ててみると、インチ表示側は中央が凹んで隙間ができている。



では、反対のセンチ表示側はというと、下の写真の通りであった。



これでは正確な寸法の物など作れるわけがない。これはこちらで買った Made in China の物だ。この企業は、『計器』というものの本来の役割を理解せずに仕事をしている。

日本から持って来た物差しも調べてみたが、このコクヨの物差しはストレートだった。




ステンドグラス用に買った合成樹脂製の直角定規は、アメリカから送られて来たものだが、Made in Taiwan。
これは見かけは安っぽいが、驚くべきことに、エッジはストレートで、狂いのない直角を保ち続けているという優れものなのだ。しかも、サイズが大きいのにも関わらず、誤差がほとんど無い。



定規というのはそのように正確であって然るべきだと思うのだが、全く正確ではない定規が他にもあった。


スタンレーのコンビネーション スクエア(Made in England)。
これは直角でもなければ、45度でもないという、誠にお粗末な定規である。
Amazonのリビューに何件か同じようなことが書かれていたが、大方は満足しているようなので、全ての物が不正確なわけではないかも知れない。が、そんなにバラツキのある商品を売っていていいのか、スタンレー?!


余談だが、Made in China とMade in Taiwan は同じようなものだと思っている人が多いように思うが、私は両者の間には大きな隔たりがあるように思う。

上記の台湾製の合成樹脂製の定規はもう長い年月使っているが、歪みもせず、強度も申し分無い。

また、中国製のカッティング マットはやたらと硬くて、上に置いた紙も、ナイフのブレードも、マットの上を滑ってしまって切り辛かったという経験があるが、Made in Taiwan のカッティング マットは、非常に品質が良く、しなやか且つ強度が有り、間違ってもナイフのブレードが滑るなどということは無い。しかも、手頃な価格だ。



収益を上げるために粗末な材料を使い、商品の品質管理もせず、イイカゲンなものを世に大量に散蒔いている企業がどんどん姿を消して行ってくれることを願うばかりである。


Veritas Dual Marking Gauge と、Chair Doctor Glue については次回...

日本に荷物を送る準備

YouTube で犬のコートの製図を教えてくれているのを見つけ、早速製図し、まずは試作品を作り、その後超個性的な生地を使って本番に臨んだ。 製図はいたって簡単だったが、最初に使用した布は手持ちのやや厚手のフリースだったため(緑色の布は、以前作ったもののほとんど着用しなかった自分用...