NZ Rimu は高価なので、端切れを捨てるなんてことはできず、使える部分だけ寄せ集めた為、継ぎ目で木目を合わせることは到底できず、まぁ、よほど木工に携わった人でなければ気にしないだろうが、父親に注意を受けた私としては、やはりこの満足度は 60/100 程度、或はそれ以下かなと思った。
ステンドグラス用の額縁は、サイズにも依るが、できるだけシンプルなものを選んだ方がいいと私は思っている。額縁の存在感が全く無いというのも、それはそれで変だが、額縁の存在感が強過ぎて中身の存在を打ち消してしまっては元も子もない。
以前作ったRose De Sahara と名付けた大きなステンドグラスのパネルの額縁は、専門店に行って自分で選んだものだが、これ以上しっくりくるものは無いというほど雰囲気に適合していて、非常に気に入ったものだった。
この額縁は個性的ではあるが、色と形状が主張し過ぎておらず、作品を引き立てる役目を見事に果たしている。
このザックリした質感は、自分ではまだ作れそうもない。
ちなみに、この作品はエキシビション用に製作したもので、普段は滅多に入れないサインが入っている。このサインはガラスにサンドブラストして彫り込んだものだが、質感のあるガラスのため、サインはしっかり見ないとわからない。
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