朝食は同居人と一緒にしっかり食べるのだが、お昼ご飯は一人なので、わざわざ作る気が起きず、シリアルで済ませることが多くなった。時々カップラーメンを食べたくなるが、一般のスーパーマーケットには日本のように美味しいものは無く、また、日本食材店で目が飛び出るほどの金額の(たかが)カップラーメンを買う気にもなれず、今年始め、病院で父の付き添いをしていた時に、夜中お腹が空いて、姪と二人でナースステーションの前のロビーで食べた『麺づくり』を懐かしく思い浮かべ、ため息を付いている次第である。
父から譲り受けた鑿やら錐やらをまとめて入れておく箱が2つ出来上がった。
長い方は手元にあったマツ材の板の厚みを半分にして作ったので、手前のNZ Rimu の箱と比べると華奢な作りに見えるが、これもdovetail joint でしっかり組まれているため、かなり丈夫にできている。
頻繁に使うものなので、あえて蓋は付けなかった。蓋があっても、作業中は開け放しておくに違いないし、蓋が開いているとスペースを取って邪魔になるのである。
底板を大きめにしてあるので、二つを重ねて収納できる。
また、今日は小さなステンド グラス パネル用のフレーム(フォト フレーム)をNZ Rimu で作ったのだが、父の形見の鉋の中に、刃が片方の縁に寄せて付けられているものがあったので、試しにそれを使って、ガラスをはめ込むための溝を削ってみた。
削る部分の厚みを揃えるのと同時に、鉋の水平を保つよう、不要なMDFボードの端切れを両面テープで平らな板に張り付け、それに沿って鉋がけをしたので、いとも簡単に正確な溝が出来上がり、作業がとても楽しかった。
ちなみに、この鉋の刃は父が研いだ時のままで、引き継いでから研ぎ直してはいない。いまだシャープな刃先を維持しているというのは、すごいことだなと改めて思った。
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