22.5.15

stereotype (固定観念)

ふと思い出した。

少し前、同居人と歩いてショッピングに出掛けた際、『ARTIST』というナンバープレートを付けた高級そうな車を見かけた。

「それに乗ってる人、絶対に本物のアーティストじゃないよね」
「本物のアーティストって、高級車に乗ってるイメージがないと思わない?」
「その車って、値段は高いかも知れないけど、全然スタイリッシュじゃないし」
「本物のアーティストってさ、こ綺麗に自分自身を着飾って、チャラチャラ派手に見せようなんて思わないでしょ」
「そんなことに気を取られない、浮世離れした人がアーティストって感じだよね」
「その車に乗ってる人、もしかしたら、アートを扱う単なるビジネスマンとかじゃない?」

想像する"真のアーティスト"についての、実にステレオタイプな会話で盛り上がった。

そして、終いには、
「『職人』っていう響きはこざっぱりした仕事場を連想させるけど、アーティストってさ、小汚いアトリエで仕事してるイメージがあるよね。」という話になり、二人で私のアトリエの状態を思い出し、

「お〜、アーティストだ」

と、笑いながら歩いていた。

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