先日『虫食いの板』について書いたが、『店で売られている板には機械でカットした跡が付いている』ということがよく理解できるビデオを見つけたので、私のような木工初心者向けにビデオをシェアさせていただくことにした。
この巨大な木をスライスする機械及び他の重機類、また数多の周辺機器を開発してくれた人たち、更にはそれに携わる人々のおかげで、私達は労せず扱い易い板を入手できるようになっているのだ。
有り難いことだと、今更ながら思った。
荒削りな板をどのように美しく仕上げるかは、制作者の技量による。
4月22日に日本の某通販会社(アマゾンではない)に注文した『世界で一番くわしい 木材15』の本が、今日ようやく届いた。(あまりに遅いので、紛失したのかも知れないと思い始めていたところだった)
『世界で一番…』というタイトルの真偽のほどはわからないが(世界中のそのテの書籍全てを調べたとは想像し難いため)、木材のことについては何も知らないに等しい私には十分な量の情報が簡潔に書かれているように思え、本の冒頭で、… かくゆう私自身、木材に関しては往事より並々ならぬ関心をもち、自らの設計活動においてもその品質に十分な検証を繰り返してきましたが、あらためて「本当に木のことを知っているのか」と問われれば、若干の疑問を抱かずにはいられません。それほど木という素材は、奥深く、深遠なものです。… と少々不安を抱かせる著作に関わった方の "(好意的な見方をすれば)真摯な" 発言を踏まえた上で、非常に興味深く読み始めたところである。
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