17.3.16

喜ばしい変革

最近、国内のインターネット オークションの仕様が少々変わり、これまで無料で掲載できる商品写真はたったの1枚だったが、何といきなり20枚まで無料になっていた。

これは、私のようなハンドメイドの物を出品している者にとっては、願ってもない変革で、作業工程をかいつまんで写真に撮って載せれば、一つ作り上げるのにどれほど時間がかかっているか、またどれだけ丁寧に作られているかが、おぼろげながらでも理解してもらえるようになるに違いない。全ての人とまではいかなくとも、『心ある人』はきっとわかってくれるだろう。また、それに伴って、時給にしたらほんのわずかな収入にしかならないものを値切ろうと思う人が少なくなってくれればいいなと願わずにはいられない。

まぁ、少なくとも、何処かから安く仕入れて来て販売利益を沢山上乗せした商品ではないことは、誰の目にも明らかになるだろうし、もしそのような物を作りたいという人がいたら、どのようにして作るかがわかって、役に立つ事があるかも知れない。

多くの人は、「製造工程を見せたら、同じようなものを作り、もっと安く売りさばく人も出て来るに違いない。そうすれば自分の作品が売れなくなるじゃないか。作り方を明かさない方がいい」と考えがちだが、私と同じ程度のクオリティで作ろうとしたら、おそらく同じくらいの時間、あるいはそれ以上の時間がかかり、私の提示している価格でなど出品できないだろうし(販売価格は制作時間に全く見合っていない)、クオリティを落として雑に作った物では、根本的に比較にならない。
だから真似する人が現れても全然構わないのだ。




丁寧に一つ一つ作っていることが広く知れ渡るようになれば、信用を築ける。
信用を築けさえすれば、あとはデザインの問題だけだ。



何とかこの道でやって行けるといいなと、そう願いつつ、今日もコツコツ一人で作業していた。







0 件のコメント:

コメントを投稿

「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...