国内のインターネット オークションで、透かし彫りの紙ナプキン ホルダーを買ってくれた人がいた。
適度な大きさの段ボール箱に入れ、品物が外からの衝撃で壊れないよう、梱包材をしっかり詰め、出品する際に幾つか送料を見てみたのだが、段ボール箱をNZ Post のプリペイのバッグに入れて送るのが最も安かったので、送料はプリペイバッグ代の$9.00 と書いて出品し、落札者は送料も含めてクレジットカードで決済してくれてあった。
宛先が同じオークランド市内の住所だったので、プリペイのバッグに段ボール箱を入れるよりも、そのまま小包で送った方が安いかも知れないと思い、箱の大きさを測り、相手方の住所を番地までしっかりと入力して、NZ Postのオンラインで送料を確かめると、送料は$5.50 と出ていた。
わざわざ高い送料を支払わせるなんて相手に申しわけないと思い、落札者にその旨をメールで伝え、送料が安くなった分を返金し、今日土砂降りの中ポストショップに出掛けて行き、伝えられた値段は何と $8.50...
「何で?私、昨日オンラインでフル アドレスを入れて送料を出したら、$5.50 だったんだよ」と、もちろん聞いた。
窓口の職員は、送り先はオークランド市内なんだけど、ポストショップで判断するオークランドの"管轄範囲" からは外れているので、オークランド市内料金では受けつけられないと言う…
でも、私はフルアドレスを入れて検索したんだよ!!!
番地までしっかり入力すると間違った料金が出てくるのかい???
窓口の職員曰く、そうなんだそうだ。
お話にならない...
議論を戦わせるのが途中で面倒臭くなったので、ショップで売っている郵送料込みのバッグを買い、それに箱をすっぽり入れて出して来た。
NZ Post のウェブサイトには、ここで見積もられた料金は、実際窓口で計算されるものとは違う場合があると逃口上が書かれているので、どんなにおかしいと思っても、どうしようもないのが現状だ。
家に戻って地域名だけで検索してみたら、窓口職員の言う通りの金額が出てきた。
だが、ここでもまた腑に落ちないことがあった。
NZ Post のウェブサイトで、番地を入れず、地域名だけで検索した場合は、地方配達料金も別途支払う羽目になるように見えるが、窓口の職員はそれには全く触れていなかったのは何故なんだろう??
また、段ボール箱のまま送ろうとすると、追跡番号付きの割高なサービスしか受けつけられないと言うのに、その箱を送料込みのバッグに入れれば、安い(追跡サービス無しの)普通郵便料金で、オークランド市内のみならず、NZ 国内のどんな田舎にも配達できるという、全くもって理解し難いシステムになっている。
一体、どういう風に区別しているのだろうか… 袋に入っているかどうかの違いだけしかないじゃないか...
この次 NZ Post で荷物を送る時には、オンラインで送料を支払い、自宅で支払済の用紙を印刷したものを箱に貼付けて、支払済荷物を投函するポストに入れてくることにした方がよさそうだ。(後日、送料が足りなかったと請求書が届くのかな?送付先の住所がしっかり印刷されているのにも関わらず?)
今度試しにやってみよう… :)