23.7.16

最終チェックを残すのみ


今朝、ようやく最後の varnishing が終わった。
黒のペイントを3回重ね塗りし、その後 varnish を6回重ね塗り。
4,5回目はスプレー ガンで吹き付けたのだが、その際に細かな気泡が付いてしまった部分があり、失意のどん底に突き落とされた。
それをスチールウールでできる限り取り除き、最後はまた刷毛で塗ることになった。
自分的に完璧な仕上がりではないのだが、これで充分かなと思えるまで作業したので、このペイントが完全に乾いたら、不具合が無いかのチェックをし、ようやく出荷ということになる。

以前、鉋をかけて表面を均したスベスベの無垢の板にペイントし、綺麗に仕上げた作品があったが、それを見た人から「プラスチックみたいですね」と言われ愕然とした記憶があるため、今回は板のザラッとした表情やら、元々の板の傷などを意図的に残しておいた。

スプレー ガンを使うのは嫌いではないが、不完全な換気の室内で使い続けたら身体を悪くしてしまう(実際体調を悪くしてしまった)。かといって、屋外でペイントするのに適した日を待っていても、なかなかそんな日は訪れない… 
スプレー ガンが何の心配もなく使えるような環境を整えるには膨大な経費がかかりそうなので、取りあえずはペイント ブラシで作業できる物だけを作ることにしようと、今回改めて思った。



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