12.7.16

Marine Grade Varnish VS Concrete Clear Coat



ブラック ペイントは3度塗りで良しとし、その上に塗るVarnish (ニス)は何を使おうかと悩んでいる。

昨日ペイント専門店に行き、店員に聞いてみると、木工用の varnish は一種類しか置いていないと言うので、「それ、これまで使ってたんだけど、塗ると黄色っぽくなっちゃうし、光沢があり過ぎて好きじゃないから、別のもので防水効果がある物ないの?」としつこく聞いてしまった。
年配の女性店員はそれしかないと言い張っていたのだが、「それじゃ、アクリルペイントはある?」と聞いてみたら、渋々店に居た(私にはペイントに関する知識がありそうに見えた)男性に、私の使用目的を話しに行った。
その男性はマネージャークラスなのだろうか、ユニフォームは着ておらず、店に着いたばかりなのか、はたまたそれからどこかに出かけることになっていたのか、私服で、しかもコートを羽織っていた。

女性店員から、私が既に板にペイントを施してあることを聞いた彼は、それだったら、コンクリート用のコート剤が使えるよと勧めてくれた。それだったら黄色くもならず、乾きも早く、3度塗りで充分で、しかも水性塗料だから、扱いも楽だよと…


ペイントを施していない板には使えないが、ペイントしてあるものだったら板でもOKというので、少々高かったが試しに買ってみた。

大丈夫だと言われても、自分で試さないまま使ってしまう勇気がなかった私は、要らない板切れに同じペイントを塗り、このコンクリート クリアー コートを塗って様子を見ることにした。

刷毛で塗っても、varnish のように塗りムラもできず、キラキラ/ギラギラにもならず、その上乾きがとても早いので、本当にこれが使えるのだったら言うこと無しだ。

今日の仕事を終え、コンクリート コートを3度塗りした板切れを家に持ち帰り、3時間ほど乾かした後で、流しで水をかけてみると、しっかり水をはじいていた。

水をつけて長く置いたらどうなるだろうと、水滴を垂らして放置すること3時間...


水滴は少々広がっていたものの、まだ丸みをおびたままだったが、水分を拭き取ると、しかりと痕が付いていた。


黒い塗装が薄くなっているように見えるが、ペーパータオルで拭いても色はつかなかったので、実際には色落ちはしていないようだ。ということは、ペイントが落ちたのではなく、ペイントの上の透明なコートが落ちたと考えられる。

コンクリート コートの使用説明書には、水が溜まるような場所には適さないと注意書きされていたので、これは木の板に限らず、コンクリートであっても同じようになるということなのだろう。


看板は壁に掛けて使うものなので、もし雨に晒されたとしても、表面の水滴は流れ落ちる。水が流れ落ちるだろう表裏の面は問題はないかも知れないが、看板の厚み部分(幅18mm)に付いた水滴は流れ落ちずにこの実験のようになる可能性は否定できない。

はてさて、どのようにしたら良かろうか…

やはり黄色っぽくなる varnish で全体を隈無くコートするのが一番良いのかな…



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