6.8.20

久々に日本国総領事館へ...

3ヶ月以上市中感染はゼロのままではあるが、やはり公共の乗り物には乗る気がせず、仕事が入っていない T に頼んで総領事館まで車で行ってもらった。

総領事館の周りの路上駐車場は驚くほど満杯で、少し離れた所に車を停め、急坂を上がったり下がったり... 少し歩いただけなのに息は切れ、汗が噴き出した。


外国人の日本への入国が許可されていないためか、総領事館の中に来館者は居らず、私は家で記入しておいた申請用紙と必要書類を提出し、これだったらものの 5 分もあれば手続きが終わるに違いないと、高を括って待っていた。

なぜそんなに時間がかかるのか理解に苦しみながら待っていると、一人の来館者が現れ、なぜだかその人の方が早く用件を済ませて帰って行った。

気の短い人だったらイライラし始めていたに違いないという思いが頭の中を占領し始めた頃になってようやく、領事の判が押された証明書を受け取ることができ(来館者の多かった去年とほとんど変わらないと思われる待ち時間)、そそくさと、用意して行った日本宛の封筒に証明書を入れて封をし、少し離れたところにあるポストショップに寄って投函完了。

3 月後半のロックダウンから 6 月になってアラートレベルが 1 に引き下げられるまでの間、総領事館は緊急の場合を除いて扉を開けておらず、緊急の場合に限っては事前予約という形を取って対応していたため、証明書を取りに行くこともかなわず、更には、通常通りの業務を行えるようになってすぐには混雑が予想されるとのことで、私にしては珍しく、申請の期限を過ぎて気がかりなまま数ヶ月を過ごしてしまった。

ポストショップでは、日本宛の郵便はしばらくの間受け付けていなかったのだが、運送が再開されたのは果たしていつだったのか、定かではない。

日本からの郵便物が届くようになっているので、おそらく通常の日数+数日で日本に届くことだろう。

気がかりだったことが一つ減ってホッとしているところである。



4.8.20

金木犀

日本に居た頃、我が家の庭にはとても大きな金木犀の木が植わっていて、毎年秋になると、これでもかと言わんばかりに芳しい香りを放っていた。

13歳で日本を後にした H はとりわけ植物好きで、幼いながらも記憶にしっかりと刻みついて離れなかった金木犀の香りをどうにかして手元に置こうと、数年前に金木犀の香りの香水というのを買ったのだが、やはり木そのものを欲しいということで、先日家に遊びに来た折に二人してインターネットで探し、少し離れた Raglan という地域の Nursery(種苗園)にあるのを見つけたため、オンラインで注文することになった。

注文は $100 以上にする必要があったため、他に2つほど注文したのだが、そのうちの一点は欠品だとのことで、その種の別のものを無料で送ってくれると言っていたが、早々に届いた苗は本当に小さなもので、笑えるほどだった。




金木犀も決して立派なものではなく、頼んだもの全てに枯れかけた葉が付いており、イマイチの状態で、少々ガッカリな買い物...

到着してすぐに H にメッセージを送り、仕事の帰りに取りに寄ってもらった。
仕事場が我が家のすぐ近くというのは便利なものである。



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昨日は、Napier, Hawkes Bay にある VETRO という店に注文を入れておいたBurghul Wheat、Maldon (Sea Salt Flakes)、Mzsa粉、スライスド アーモンド、ピーカン ナッツ、ブラック ラズベリー ドレッシング等々もクーリエで届いた。


しっかりした梱包と価格の安さが魅力の店であるが、幾ら買っても送料無料とはならないのが残念なところである。


Burghul はトルコ産、シー ソルトはUK産である。



初めて使うこの塩は、比較的高価なので、卓上塩のようにして使うべきだろう。(塩茹でなどに使ったのではあまりにもったいない)
舐めてみると非常にまろやかで美味しかった。

ブラック ラズベリー ドレッシングも非常に美味しく、期待していた以上で、こちらは満足な買い物だった。


30.7.20

ロシアのソバの実

用事で出掛けたついでにロシアの食材等を売る店に寄り、先日買い物に行った際に見た『ソバの実』を買ってきた。


ロシアではこの実を炊いて食べるのがポピュラーなんだそうで、ソバの実で検索すると、カーシャという料理名が出てきた。

鍋でパチパチという音がするまで乾煎りしてから、少量の塩とソバの実に対して2.5倍程度の水を加え、蓋をして弱火で20〜30分ほど炊くと、ふっくらとした "ソバの米" が出来上がった。


とりあえずはカップ 1杯を炊いてみたのだが、2人では一回に食べきれないほどの量になった。
膨らみ具合は予想以上で、炊く前の実と比べると、膨らみ方は米以上かもしれない。



香りは正に "穀物" という感じで、嫌いではない。
中東風の味付けにしても、ジャンバラヤ風にしてもイケるだろう。

栄養価が高く、脂肪の吸収を抑えるタンパク質が含まれているというこのソバの実は、調理方法も簡単で、米の代用としても良し、サラダに入れても良し、更にはシリアルのようにして食べても良しと、様々な料理に対応できるのも嬉しいところだ。


味について言えば、私は bulgur の方が好きだが、どちらも続けて食べるとおそらく飽きるに違いない。やはり、生まれてからこの方食べ続けてきた白米やら、普通のパンほどには馴染みのない食材なので、味に慣れるのには少々時間がかかることは致し方ない。


昨日、不思議なほど激安の bulgur( 1kg NZ$ 3.99 = ¥ 279 強)を見つけ、オンラインで注文しておいたので、同居人 T はまた "得体のしれない食べ物" を近々目にすることになるだろう。




26.7.20

蕎麦粉

蕎麦粉が手に入ったので、簡単そうなレシピを探し、蕎麦粉のガレットやら、クレープやらを作ってみた。

蕎麦は好物なのだが、ガレットやらクレープやらは期待したほど美味しくはなく、食べられなくはないが、何度も食べようという気にはならないという程度だ。
ちなみに、蕎麦の味はしなかった。

次は蕎麦がきを作ってみようと思うが、日本のれっきとした蕎麦屋であっても、蕎麦は美味しいが蕎麦がきはイマイチという声も結構多く、日本の蕎麦粉で作ってもさほど美味しくはないものを、この国で買った どこ産かもわからない buckwheat flour(蕎麦粉)で作って美味しくなる可能性が果たしてあるのだろうかと、甚だ疑問である。


時間をかけて、さして美味しくもない料理を作るというのは全くもって楽しいものではなく、いい加減嫌になるなと憂鬱になってきてはいるのだが、好きでもない料理をしてせっかく作ったもので体調を悪くしているのではお話にならないと、少しでも身体に悪影響を与えない食事ができるよう心掛ける毎日...
料理が好きだという人が心底羨ましい。



さて、ここ NZ におけるコロナウィルスの感染者は、日々少しずつ報告されてはいるが、これまでのところ海外からの感染帰国者のみで、市中感染は86日間に渡ってゼロという状況が続いている。
帰国者は隔離施設内で帰国後 3日目と12日目の二度 PCR 検査を受け、陰性であれば14日以降施設を出ることが許されることになっているのだが、これまでに隔離期間中に許可無く施設を出た人々(脱走者)が少なからず居り、そのモラルの欠如した輩たちは、当然のことながら裁判所において罰則を受けている。
違反を犯した者に対する世論は非常に厳しく、他人の不利益を考えず、自己中心的なものの考え方をする輩に対してはもっと厳しい罰則を課すべきだという意見も多く見られるほどで、そういった真っ当な考え方の人が大半を占めていたおかげで、4週間の徹底したロックダウン生活が無駄に終わることなく、今こうやって、平穏な生活を送れるようになっているのだと実感した。

昨日、T は早起きして友達と連れ立って釣りに出かけ(ボートでの釣り)、私は H と買い物に出かけたり、食事をしに行ったりと、ほとんど何も心配することのない極々普通の週末を過ごした。

今現在、安心して過ごすことができる国がどれほどあるだろう?
NZ 政府の迅速な判断と、厳格な規程を厳守したほとんどの国民の努力が、浅はかで愚かな一部の帰国者に踏みにじられることのないよう、これからもボーダー コントロールをしっかりと行って欲しいと、ただただ願うばかりである。



8.7.20

Keto モカ チア ムース & チョコレート ケーキ

なかなか消費しきれないでいたココナッツ クリームを使って、チョコ ムースもどきなデザートを作ってみた。


材料は、
無糖ココアパウダー 大匙 1
チア シード 大匙 1
無糖コーヒー or エスプレッソ 大匙 2
ココナッツクリーム 大匙 1
エリスリトール or ステビア等(或いはメープルシロップ) 適量

適当な入れ物に入れ、全部混ぜたら 4 時間ほど冷蔵庫で寝かせ、出来上がり。
チア シードは、水分を含むとシードの周りがゼリー状になるため、まるでチョコ ムースのようになる。

上記のレシピ通りに作るとかなりしっかりとしたムース状になるが、私はもう少し緩い状態の方が好きなため、更にコーヒーを加えた(適当に)。



糖分の摂取を気にしない人は、ホイップクリームを乗せれば見栄えが良くなり、更に美味しくなるかもしれない。

ちなみに、ココナッツの風味はほとんど感じない。
味が濃いため、一度に多くは食べられず、二日続けて食べたら飽きた。


今日は注文しておいた Keto チョコレート ケーキ ミックスが届いたため、家にあった胡桃を加えて焼いた。


このミックス粉にはひまわりの種からできた粉、ココナッツ粉、タピオカ粉、ココナッツ シュガー、ココア パウダー、グルテン無しのベーキング パウダー、アルミニウム無添加のベーキング ソーダなどが入っている。
これに卵と純正メープル シロップ、ココナッツ オイルと水(又はアーモンド ミルク等の植物系ミルク)を軽く混ぜてオーブンで焼くだけである。

最近、Keto のパンやらケーキ、クッキーなどを焼いていたのだが、このケーキ以外で美味しいと思ったものは皆無だ。
どれも二度と作りたくないと思うほどの味で、パンに至っては腹が立つほど不味かった。

ローカーブ+ローシュガーを心掛け始めたものの、不味いものを我慢して食べる気にはならず、どうにかして美味しいものにしたいと、試行錯誤する毎日である。

ちなみに、厳格な食事制限をするつもりは毛頭無く、お米も食べれば、パスタやら芋も食べ、ラーメンを経つつもりは更々無いという、いい加減な姿勢を崩さない性格は、H にも遺伝してしまったようで、私よりも早くローカーブ生活を取り入れた H と、不出来な食品の写真を見せ合い笑っている始末...

巷に溢れる不味い Keto レシピに振り回される日々に、早く終わりを告げたいものだ。




25.6.20

COVID-19: 止められない感染者の帰国

あれよあれよという間に、国内の感染者が 13名(直近の感染帰国者15名のうち2名完治)になった。

全て、最近国外から NZ に帰国した国民或いは永住権保持者で、帰国者は全員入国後14日間の隔離施設(ホテル)滞在を義務付けられており、毎日のように感染者が見つかってはいるが、一般市民への警戒レベルは引き上げられることなく、感染は隔離施設内のみに限られ、市中感染は今のところ確認されていないとのこと。(数日前の、検査無しで施設を出てしまった複数のケースを除いてだが)

日本でもやはり、帰国者に対して14日間の自主隔離を要請しているようだが、隔離にかかる費用は一部を除いて(最初の検査結果が出るまで指定ホテルに滞在した場合に限り滞在費用は無料?)自己負担であると聞いている。
しかし、ここ NZ では帰国者全員の14日間の滞在費(ホテル宿泊代、食費等々)はこれまで全て政府が負担してきたため、何千人分もの14日間に及ぶ生活費は、実質国民が支払わされる税金から出ていたことになり、反発する声が少なからず上がっていた。(14日間を過ぎても、検査結果が陽性であれば、治癒するまでの期間、政府がずっと面倒を見てくれるということになるのだろうか?)
既に莫大な金額になっている上に、この先もまだ何千人も帰国予定であるとのことで、記者会見でその費用負担について問われた首相は、このような非常事態には政府が国民を救済するのはしかるべき措置だと数日前には明言していたのだが、今後は政府の全額負担を見直すことになる可能性が浮上し、今度は今現在国外に居る帰国希望者からの反感を買うこととなった。
両者を満足させることはおそらく不可能だろう。


隣国オーストラリアでは、また感染が再拡大しつつあるのか、昨日スーパーマーケットでのパニック買いが報じられていた。


NZ でもまたこのような光景を目にするようになるのだろうか?
何を差し置いても、帰国者の感染チェックだけは、今後ミスを犯すことなく徹底して行って欲しいものだ。




17.6.20

COVID-19: 新感染者 2名

24日間新感染者数ゼロを記録したNZ だが、ついに昨日、新たな感染者が報告された。

UK から帰国し、定められた14日間の隔離期間を待たずして親の訃報を受けた女性二人は、人道的配慮で隔離施設を離れる許可を取り、オークランドの隔離施設であったホテルから、*身内が用意した自家用車で主都ウェリントンにある家族の家まで戻ったとのこと。
オークランドからウェリントンまでは相当な長旅であり、最初報道された「道中誰とも接触しておらず、何処にも立ち寄ることはなかった」という内容に疑問を呈する声も出ていて、果たして報道されたことが真実なのかどうかわからない国民は、状況の変化を不安を抱えながら見守らなければならない状況になってしまっている。

NZ 帰国後初めてウェリントンでウィルス チェックをしたという報道を聞いた国民が、怒りを露わにしたのは言うまでもない。
本来、帰国した場所、オークランドで検査を受けていて然るべきなはずが、帰国後一週間ほどの隔離期間があったにも関わらず、一度も検査を受けていなかったというのは正に驚きである。


感染が明らかになった昨日になって初めて、滞在していたホテルで接触した可能性がある人々を探すという作業が始まったというわけだが、もし感染が拡大していたら、また元来た道に戻らざるを得ないだろう。

ニュース サイトからの抜粋



感染者は言わば犠牲者であるのに、自分が菌を撒き散らした段階で今度は加害者として非難されることになる。(明らかに "加害者" と呼ぶに相応しい愚の骨頂と言えるケースも実際ある)
浴びせられる非難は情け容赦のないもので、聞くに堪えない冷酷なものも非常に多い。


人間は全くもって不完全である。
このどうしようもなく救いようのない事実を忘れてはならない。
悲しいかな、人災というものは決して無くなることはないのだ。


追記:新たに感染者が出たという報道の2日後になって、感染者に移動のための車を用意したのは友人たち(2人?)で、その友人たちは感染者が途中道に迷った際にも助けに行き、こともあろうにキスとハグで感謝の意を示されたとのこと。濃厚接触者となったその友人の内の一人は、その後ジムに行って運動していたようで、ジムのみならず、その友人たちの訪れたであろう先々で波紋が広がるのは目に見えている。

コロナウィルス が蔓延している UK から帰国し、何の検査もされないまま隔離期間満了を待たずして施設を出た人々に対して、友人たちもまた、何の緊張感も抱かなかったのだろうか? 能天気な人々と言われても致し方ないだろう。



8.6.20

COVID-19: NZ now Covid-free



17日間続けて新感染者ゼロを記録した今日、最後に残った NZ 国内の感染者一人も完治し、一般国民の知り得る限りにおいて、NZ にはコロナウィルス の感染者は居なくなったようだ。



NZ 入りしている Avatar の撮影クルーは14日間の隔離中であるが、今後そのような海外からの入国者が感染源とならない限りは、安心して暮らせるようになるだろうと、国民の多くが、引き続きの国境封鎖に等しい措置を政府が取ってくれるよう、心から願っている。

感染の心配は非常に薄らいだことは間違いない。だが、国内の大、中企業は店舗数を減らし、人員削減せざるを得ない状況に変わりはなく、生活困窮者が増え、怒りの吐口を犯罪という形で行動に移してしまう輩が増えてきたように見受けられるようになったのは、非常に残念なことである。


さて、NZ は今日の深夜、アラート レベルを 1 に引き下げると、午後 3 時に首相がライブで記者会見をした。
この数ヶ月間、一時も尽力を惜しまなかった首相 Jacinda Ardern も、保健省最高責任者 Dr. Ashley Bloomfield もまた、素晴らしい笑顔で会見をしていた。

明日からは、国境の厳しい制限以外は、このパンデミック以前の生活と同じように振る舞うことができるようになる。
感染者数が一桁にもなっていない国々で、人々が政府の規制を無視して自由に出歩いているのとは、状況が全く違うのだ。

ほとんどのニュージーランダーは、本当によく頑張ったと、胸を張っていいだろう。
良い国である。




30.5.20

半年振りの飲茶ランチ

T と私の誕生日を一緒に祝うべく、家族+H の BF が近くの飲茶レストランに集合した。

先週末までは、家で出前を取って祝おうと思っていたのだが、皆で外食することに決めたのは、ここ一週間の新感染者数ゼロ、アクティブ ケースが NZ 国内で 1 となったからだ。



平和を取り戻したかのように見える NZ では、ほとんどの人がマスクを着けずに街を歩いているものの、レストランでは客が密集しないようしっかりテーブル席を減らし、通常はスタッフが料理を持って通路を行き交うところを、各テーブルに注文表(メニュー)を備えて、スタッフがテーブル毎に注文の品を運んでくるという具合になっていた。

残念なことに、ほとんどの料理は少々冷めていたが、それでも味は美味しく、私たちは満腹で店を出た。

コロナウィルス の影響で、特に中国料理店は客足の減少が甚だしく、経営が困難になっていると報道されていたが、私たちのお気に入りの店は何とか持ちこたえたようで、こうしてまた皆で飲茶を楽しむことができるようになったことを、心から嬉しく思った。





食事の後、H が注文しておいてくれたバースデー ケーキを頂きながら、半年以上振りに、皆で数時間一緒に過ごした。

全員が夕飯を食べられないほど満腹状態...


夜になって、T は友達と一緒にイカ釣りに出かけて行った。
この 3ヶ月弱の間、多くの国民同様、私たちも同居家族以外との接触を控えてきたため、友達が車で迎えに来ることを新鮮に感じてしまうようになっている。

以前は当たり前だったことが、今は当たり前ではない。
だが、この非日常的な暮らしも、時が経てば人々の記憶から薄れることになるに違いない。


長い人生の間には、本当に色々なことを経験するものだ。
この先も子供達が、どんなことがあろうとも、臨機応変に、そして強靱な精神を持って立ち向かって行ってくれるようにと、心から願わずにはいられない。



21.5.20

COVID-19: 一見何の変哲も無い日常

先週末、DIY ショップに生活必需品を買いに出かけたのだが、道路には車がつながり、道すがらのスーパーマーケットの駐車場は満車状態だった。

DIY ショップにも買い物客が多く、チラホラとマスク姿の人を見かけるも、大半の人はマスクを着用してはおらず、店員もマスクをすることなく接客していたのには、正直驚いた。
私は、ポケットから手作りマスクを取り出し、しっかりと顔半分を覆って店の中に入った。
目的の物のある場所に直行し、一般のレジには長蛇の列ができていたため、普段あまり客が居ない電動工具売り場のレジに一目散に向かい、そそくさと支払いをして、ものの 10分もかからないほどのスピードで買い物を終えた。
おそらく、そのレジで電動工具以外の物でも会計できると知っている人は少ないのだろう。( T にその話をすると、 "裏技" を知っててよかったねと笑っていた)


T は今週も仕事が入っている。
担当しているのは、地域再活性化を鼓舞するプロジェクトだそうで、ビデオ編集の仕上がりをチェックするのはプロデューサー、ダイレクターは言うに及ばず、ビデオに出演する各企業のボス+複数の上層部という、非常に稀な展開となっているようだ。
ちなみに、グラフィック デザインは H が担当しているとのこと。其々が自分の得意分野で活躍してくれていることを知るのは、誠に嬉しいものである。


今週月曜日から、学校やら一般企業も再開したが、H たちの会社のように、引き続き在宅勤務できる業種は、在宅勤務をしばらく続ける方針のところも多いだろう。

とは言え、学校が始まったため、朝晩の道路の混雑は以前の状態と何ら変わらないように見える。
T が出かける頃にはしっかりと渋滞になっているのを見ると、この国がいっ時 lockdown になったという事実がまるで嘘であるかのように思えてくる。


世界中の報告を観ると、今も感染者数と死者の増加に歯止めがかけられず、急激な増加を記録している国が多い。
幸いにも、NZ は早期の超厳格な規制のおかげで、このように早く平穏を取り戻しつつあり(束の間かもしれないが...)、経済面で大きなダメージを抱えながらも、必要以上に怯えずに暮らすことができるようになっている。
有り難いことである。
だが、国外向けの郵便はいつ再開するのだろう?
インターネットの発達のおかげで、母国に住む親族と連絡を取ることはできるものの、公共機関に提出しなければならない書類等を郵送することも、年老いた母に特別な蜂蜜を送ることもできずにいる。
(日本に居る長男も、私たちへのプレゼントを用意した後に、国外に送ることができないことを知り、ガッカリしていた)




今日現在のコロナウィルス に関する報道では、世界中の感染者数は 500万人を超え、死者の総数は 30万人を超えたと出ていた。(感染源の国の報告はほとんど当てにならないため、実際にはその数を遥かに超えていると考えるべきであろう)

いまだに収束する気配は全く無い。


16.5.20

COVID-19: Alert Level 2

NZ は 5月 14日からAlert Level 2 に移行した。とりあえずは 2週間の予定で Level 2 が続くことになっている。


Alert Level 2 を目前にした今週始め、フリーランサーである T に仕事が入り、引き続き在宅勤務のままの H をよそに、数ヶ月ぶりに仕事に出かけて行った。

仕事再開初日、職場には T が元所属していた部署のボスが一人居ただけで、コマーシャル撮影に来ていたフォト関係の人以外、他の職員は在宅勤務となっていたようだ。
lockdown 後、会社は飲食物の提供を取り止めているとのことで、T はトラベル マグにコーヒーを満たし、更に水筒に水も入れて持って行かなければならなかった。
職場にはほとんど人気が無いため、マスクは着けるまでもなかっただろうが、用心深い T は万が一人が多く集まった時のために、毎日マスクを持って行っていた。


14 日木曜日、Level 2 になり、ほとんどの業種が業務を再開できるようになったが、再発の可能性が無いとは全く言えない状況下での営業の再開は、仕事に出なくてはならない人々にとって心地よいものでないのは言うまでもなく、引き続き social distance はしっかり取るよう要求され、パーティーなどの集まりは 10 人までと制限されているのを見ても、気を抜けない状況であることは、大方の住人がよく承知しているところとなっている。

しかし、『気を抜けない状況』との認識はあるものの、14日、再開したばかりの馴染みの寿司屋にランチを買いに寄ってみると、店も客も、誰一人としてマスクを着けている人はおらず、ここはマスクを着ける文化ではないということを、改めて強く感じた次第である。

寿司を持って在宅勤務をしている H の所に行った。
作ったマスクと、 H のために買っておいたキッチン用品、裏庭でできた薩摩ミカン、それに作って冷凍しておいた potate pierogi などを届けがてら、久々に一緒に食事をした。
H の仕事の邪魔をしないよう、ランチを食べてすぐに家に戻った。
(帰りがけに T にも寿司を買って帰ろうかと思っていたのだが、公園の入り口に駐車した寿司屋のトラックの周辺には依然として行列ができていて、駐車車両も長い列を作っていたため、断念し、そのまま家路に着いた)


新感染者数は連日ゼロ〜 2 程度に抑えられており、リカバードは総感染者数の 95% にのぼるとのこと。16日現在のアクティブ ケースは国全体で 49名(内、オークランドは 7名)と報道されていた。
(5月16日時点における感染者総数 1498、死亡 21、治癒 1428、未完治 49、入院治療中 3)


「移住先を NZ と決めて良かった」
夕食の支度をしながら、ふとそんなことを思った。



日本に荷物を送る準備

YouTube で犬のコートの製図を教えてくれているのを見つけ、早速製図し、まずは試作品を作り、その後超個性的な生地を使って本番に臨んだ。 製図はいたって簡単だったが、最初に使用した布は手持ちのやや厚手のフリースだったため(緑色の布は、以前作ったもののほとんど着用しなかった自分用...