16.10.15

転機の予感

私は自分の腕前に自信が無い。
もっともっと優れた人を見続けてきたせいかも知れない。


少し前からまたインターネット オークションで作ったものを売っているのだが、今日の昼前に終了するオークションの一つに質問が来ているという通知が届いた。

実際には質問ではなかった。

「私は入札してはいないけれども、これだけは言いたいと思って… これ、すごくクールだわ。だからしかるべき金額で落札されるよう願ってるわよ。」

私は物を右から左に動かして収益を得ているわけではないので、自分が時間をかけて作った物に対して、見ず知らずの人がこうやってコメントを残してくれることを、この上なく嬉しく、また、有り難くも思う。
どれだけ高く売れたかが問題ではなく、まだまだダメだなと自分では感じている手仕事でも褒めてくれ、また励ましてくれる人がいることを知るということが何にも増して大きな収穫なのだ。


最近、私の周りに起こる様々な事柄が、これから訪れる大きな変化/転機を暗示しているように思えてならない。
良い方向に転がる保障など何も無い。だが、どうなろうと、そう成るようになっているという確信のようなものを感じるのだ。

自分の人生なのに、私はそれを操ることはできないとよく知っている。

でき得る限りの努力をし、運を天に任せて暮らすしかない。
そうするしか道は無い。






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