14.2.16

切なる願い

お隣さんが引っ越してから数ヶ月…

次に隣りを賃貸物件として購入した人は羽振り良く、内装にも外装にも全て手を入れ、もう長いこと工事を依頼された各種専門業者が出たり入ったりしているため、未だテナントが入っておらず、騒音はするものの、とりわけ猫を飼っている人が入居していないことを、殊の外喜ぶ我家…

この何年か、隣りに入っていたのは猫を飼っている家族ばかりで、せっかく綺麗にした我家の裏庭に毎日毎日 "用を足しに来る" のがかなりなストレスになっていたのだ。
あの臭さは我慢ならない。気付かずにうっかり踏んでしまったりしたら最悪だ。

どうして犬はつないでおかなければならないことになっているのに、猫は放し飼いが許されているのだ?? 猫は人に危害を加えないと思われているということなのか?(そんなことはない。私の姉は小さい頃、よその猫に不意に飛びつかれた際、頬(目のすぐ下)に引っ掻き傷を作られ、その傷が50年以上経った今でもくっきりと残っているのだ。犬のように身体は大きくなくとも、恐怖と、痛みと、生涯消えない傷を負わせることのできる動物だということを、飼い主は決して忘れてはならない)

何故飼い主は(起こり得ることが想像できないはずはない)他人の迷惑には目を瞑り、平気な顔をして猫を放し飼いできるのだ??? 猫の糞の始末は地域で協力してするものだという暗黙の了解があるとでもいうのか?


猫が我敷地内に入って来ないように、猫が寄り付かなくなるというブルーのジェルをペットショップに買いに行き撒いておいたりしたが、それも数週間すると効き目が無くなり、また買いに行かなくてはならなくなる。何故こちらが損失ばかり被らなければならないのだと、庭の至る所に落として行ってくれる糞を片付けながら、迷惑この上ない猫好きの隣人たちに辟易していた。

猫そのものが嫌いだというのではなく、猫を買っている人の良識の問題なのだ。

猫好きな人で、自分の愛猫が自分の家の敷地外で用を足さないように気を配っている人が居るのだろうかといつも疑問に思う。
猫に、他人の家に行って用を足さないように躾をすることが果たしてできるのかどうか、私には全くわからないが、ぜひとも、田舎の一軒家でない限り、そのようにトレーニングされた猫のみを飼うよう制度化していただきたいものである。

どうか、次のテナントが猫を飼っていませんように…

今日、暑い中、裏庭の掃除をしながらそんなことを考えていた。


0 件のコメント:

コメントを投稿

「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...