今日はまず、昨日に引き続き、ガラスをはめ込むための凹みを削り、周囲を鋸で菱形にカット。カットした部分に鉋をかけ、製図通りのサイズに揃えた。
その後デザインした麦の穂をスクロールソーで切り抜く作業に取りかかった。
ガラスをはめ込む部分を先に削り取っておいたので、削り取ったサイズよりも若干小さめに切った板を用意し、動かないようはめ込んでおく必要があった。これは、スクロールソーでカットする裏面がガサガサになったり欠けたりするのを防ぐためだ。
次にはめ込むガラスをカットしたのだが、このガラスは若干湾曲していて、せっかく平らに掘った凹みの中でカタカタと落ち着かなかった。
ガラスの厚みを削って平らに均すことはできないので、(削った部分が磨りガラスになってしまうため)仕方なく板の凹みを部分的に更に凹ませた。
研ぎ直した鑿で、薄皮を剥ぐようにして削いで行き、何度もガラスをはめて深さを確かめながら調節した後は、削いだ部分に段差ができないよう、サンドペーパーで均した。
そのようにして、ようやくガラスがピッタリと納まった。
さて、次はこのガラスを動かなくさせるための工夫と、板の周囲の加工、その後、切り抜いておいた文字の配置…
時間がかかっている割に、あまりパッとしないものになりそうな予感…
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