11.2.25

一週間もかかった配達

たとえ祝日 1 日と土日を挟んだ移動とはいえ、遅過ぎる荷物の取り扱いに心底ガッカリした。

通常であれば 1〜3 日で配達されて然るべきものが、1 週間もかかるとは... しかも、その内の 5 日間は出した地点から徒歩で 36 分しかかからないソーティング センターで番号をスキャンされていて、何度も何度も "Processed at depot" が更新されるのみだったため、私は本当に配達されるのかかなり心配になっていた。(EMS であれば、海外の住所にでもとっくに着いている)


何はともあれ、送ったステンドグラス製品は無事に購入者の元に届けられたようで、届いてすぐに中身を確認してくれた彼は、無事に着いたことに加え、商品自体もパーフェクトで、梱包が非常によく考えられていて素晴らしいとコメントを残してくれ、ホッと一安心した次第である。


細々と、いつも一人で作業している私には、見ず知らずの人が、世に溢れる数多の商品をよそに自分の作ったものを選んで買ってくれて、おまけに感謝の言葉まで残してくれるというのが、何より有り難く、心底嬉しく思っていたが、年老いてその気持ちは益々大きくなってきた。

歳をとって作業時間は細切れとなってしまっているが、体の動く限りは頑張って作り続けよう。



8.2.25

手間取った注文、原因はVPN

 Blue Steel のフライパンをついに注文した。

注文を入れたのは、過去に何度か購入履歴がある店で、クレジットカードの情報を入れて注文を試みること 6 回?or more?

最初の 3 回はクレジットカード会社の 3D 認証の画面に飛ぶことなく、決済に失敗という画面に変わってしまい、おかしいなとカード会社のサイトで 3 D 認証の通知が指定したメールアドレスに届くようになっているのを再度確認したりしたが、どうにもうまくいかず、T にその旨を相談すると、VPN を一度切ってみたらどうかな?というので、そのようにして再試行...
すると、今度は繋がりはしたものの、カード会社が不審な取引と判断してブロックしているようで、またもや取引失敗。
もし自分自身がカードを使ったのであれば、再度購入してみるようにと書かれた email が届いたので、そうするも、またブロック...

そのロックを解除する方法として、email に追記されている URL に飛び、一時的にロックを解除するというボタンを押せば、カードが使えるようになると書かれていたが、ロックが解除されるまでには数分 〜 1 時間程度かかる場合があるかもしれないという但し書きに少々困惑しながら、30 分ほどおいて再度試してみた。

そこでようやく注文確定。

その後、数十分経った時に、知らない番号から携帯電話に着信があった。
非常に早口な女性で、最初何を言っているのかさっぱりわからなかったが、注文を入れた先の店からで、確認の email を送ったが届いているかどうかとの問い合わせだった。
確かに届いていることを伝えると同時に、何度も注文を入れるべくトライしていたが、受け付けられた注文は一回だけになってるよね?と確かめ、きちんと 1 回だけになっているというのでホッとした。

トラブルの原因はクレジットカードの 3D 認証の問題だったんだと伝えると、その女性は「あー、そうだったんだ」と納得。消費者を保護するためとはいえ、すんなりと購入できなく、面倒になってしまったことをお互いに憂いた次第である。


程なくして、荷物は送られたという通知が来た。
そしてその翌日、土曜日にも関わらず無事荷物は届けられたのだが、配達員は FRAGILE とデカデカと書かれたテープの存在を完全に無視して、9 段しかない階段途中から思いっきり投げて去って行った。
『中に何が入っていようが、届けさえすればいいんだろ』という態度は実に腹立たしい。


緩衝材でしっかりとプロテクトしてくれてあったおかげで、中の荷物が無傷で届いたのは幸いだった。
(ファンシーな "紙袋" に入ったフライパンを見たのは生まれて初めてかも?)


早速、インストラクションに書かれていた通りにシーズニングを行い、ほぼ使い物にならなくなっていたテフロンのフライパンは、晴れてお役御免となった。




それにしても、VPN をオンにしていると決済できないというのは困ったものだ。決済時にセキュリティを軟弱にする必要があるというのは、本末転倒ではないか...




6.2.25

処理速度が遅すぎる郵便局

 売れた商品をトラッキング番号付きで送ったものの、1 日経っても追跡番号がシステムに入っておらず、送ってくれてあるのかと、購入者から連絡が入った。

確かに、何日の何時頃、どこそこで投函したけれども、不思議なことに追跡番号が保留或いは番号が間違っている可能性があると出てくるのみで、何かの手違いだろうから、今週いっぱい待ってみて、それでも荷物が届いていないとか、その時点でも追跡できていない場合には知らせてと返事を送っておいた。

それから 3 日後の深夜確認すると、ようやく追跡が可能になっており、Processed at depot と表示されていて安堵した。しかし、荷物は未だ投函した場所から 2.6km 離れた(徒歩で 36 分しかかからない)所にある仕分け センターにあるらしく、購入者の手元に届くのは来週の月曜の予定とのこと。

カタツムリとか亀並みの遅さである。

まぁ、追跡ができるようになり、配達予定日もきちんと出たので、とりあえず購入者にその旨伝え、梱包には万全を期したが、届いたら、輸送中に破損していないかどうかを確認してほしいと付け加えておいた。

バレンタインズ デイのプレゼントとして購入してくれたらしいので、その日の数日前に無事着いてくれることを願うのみだ。



4.2.25

フライパンの替え時

 いいかげんテフロンのフライパンに嫌気がさしてきた。

H はもうかなり前からテフロンのフライパンを止め、カーボンスチールのフライパンを使っているとのこと。
どのメーカーの物を使っているのか聞くと、de Buyer の Mineral B だというので、調べてみるとかなりの高額... まぁ、半一生モノと考えれば高くもないのだろうが、半額近い同社の Blue Steel と比較してどれだけ優れているのだろうか?

Blue Steel の厚みが 2mm なのに対して、Mineral B は 3mm と、素材自体が厚い分、より鉄のフライパンに近い熱伝導になっているようで、特に肉料理などの場合には、外側が焦げ過ぎてしまうことなく内側まで火を通すのに適しているようだ。
(ステーキなどの調理の際には鉄のフライパンを使う私のような者には、炒め物に適したものの方がかえって良いように思える)


私の長年使っている中華鍋は、さほど厚みの無いカーボンスチールだが、歪みもせず、食品がこびりつくこともなく満足しているので、大きな中華鍋を使うまでもない簡単な炒め物用には、同じように 2 mm 程度の厚さでも充分なのではないか...

と、そんなことを考えながら過ごすこと数ヶ月...


オンラインでオーダーするにしても、極めて限られた選択肢しか無い NZ 。以前は Amazon US とか、Amazon JP とかの価格を比較対象にしていたが、送料がべらぼうに高くなってしまった今となっては、Amazon はもはや対象外である。(商品価格よりも送料の方が高い場合が圧倒的に多い)


買おうかどうしようかと迷っていた USA PAN の Quarter Sheet Pan もついでに注文することとし、24 cm と 28 cm の Blue Steel フライパンと合わせて日本円にして 3 万円強か... と、ため息をつきながら注文ボタンをまだ押せずにいる。


そんな中、出品していたステンドグラスの作品が 1 個売れたとの連絡が入った。
購入してくれたのはウェリントンに住む男性で、そのサイトでの購入は初めてのようだった。

割れないよう、細心の注意を払い梱包を済ませた。
歩いて数分の場所にあったポストが消えて無くなってしまったため、ポストショップに投函に行くのに車を使わなくてはならなく、少々面倒ではあるが、ついでに何処か行く所があっただろうか...?





26.1.25

老いの実感

母が亡くなってから 1 ヶ月が経った。

母が居なくなり、母のために食事を用意することも、下の世話をすることもなくなり、母がデイケアに行っている間に急いで様々な用事を済ませる必要もなくなった姉は、今自分のために生きることができるようになっているだろうか?
そんなことを考えながら、私は真夏の NZ で T に大きな合板を切ってもらい、オーブンの上に置く棚を製作しているところである。



もう何年か前から、ほとんど全ての重労働を T が率先して担ってくれているおかげで、私は怪我もせず、病気で病院にかかることもなく、非常に楽に過ごせているというのは、実にありがたく、嬉しいことで、T が居なかったら姉のように一人でほとんど全てをこなさなければならず、車を運転して買い物にも出かけなければならないことを考えると、自分はどれだけ恵まれているか計り知れないなと、しみじみ思った。



そんな楽をしている状態であるが故か、それとは関係なく歳をとって単に著しく体力が衰えてしまったためか、一昨年前と同じような作業(或いはそれ以下)をしているのにも関わらず、少し根を詰めると動悸息切れに襲われ、一時顔面蒼白になってしまうようになってしまうことが多くなった。

座って編み物をしている分には長時間でも何の支障もないのだが、こと、しゃがんだり、立ったり、頭を傾けたりという動作が続くと体調の悪化は的面である。


雲の上のお師匠さんは既に 70 歳半ばとなっているのにも関わらず、いまだに大きな家具を作り続けているのを観ると、流石にずっと作業をし続けてきた人は体力が違うものだなと、感心せざるを得ない。

そういえば、姉がツアー旅行で会ったお百姓さんだと言うお婆さんは、姉よりも遥かに年上だったが、健脚で、全く疲れた様子を見せなかったと、たいそう驚いていたことがあった。
また、姉の高校時代からの友達は驚くほど元気な人で、70 歳間近だというのに、階段の上り下りも苦にならず、農作業にも疲れを見せず、日中じっと座っているのを見たことがないほど、よく動き回っていて凄いよと、私が日本滞在中よく話題に登っていた。

私は、このままでは急速に老化の一途を辿ることになるのは目に見えている。
休憩を挟みながらも、体力をつけるよう木工に励み、たまには遊歩道散策などに出かけるなどして、頑張らないと...


ちなみに、今日は板全面をサンドした後のペイントまでは、気分が悪くならずに作業を進められたが、ペイントが乾くのを待って再びサンドし、二度塗りを行う気力は欠片も無く、作業は明日に持ち越しとなった。





16.1.25

初カヌレ (Cannelé de Bordeaux)

 昨年、日本に一時帰国する直前に買ってあったカヌレ型を、昨日初めて使ってみた。

日本に居た際、母が入院していた病院に入っていたドトールのキオスクで、たまたまカヌレが割引されて売られていたのを見て、思わず買ってしまったのだが、その時は格段に美味しいとは思わず、その値段を出すのならスーパーマーケットやらコンビニでもっと美味しいスイーツがいくらでも買えるよなと思ったほどだった。


スイーツ事情が日本とは全く違う NZ 。
フレンチ ベーカリー系やら日本のスイーツを売る店など少しはあるものの、やたらと高くて、おいそれとは買えないという状況においては、やはり自分で作るしかない。
たとえ焼き型を買い揃えなくてはならないとしても、その先行投資はおそらく 1,2 回使っただけで元が取れるほど微々たるものとなるだろう。

さて、我が家の初カヌレだが、レシピは YouTube でゲットした。だが、焼く段階になって、買ったばかりのオーブンの最高設定温度がレシピで設定されていた温度にとどかないことがわかり、急遽別のレシピの温度に変更せざるを得なかった。

配合が若干違ったために、本当にその温度で良かったのかと、焼き上がるまで不安で、何度も焼け具合を確認しなければならなかったが、まぁ、初めはそんなものか...


↑ この段階では部屋中にラム酒の香りが漂っていたが、焦げ目が付いてくるにつれて、ラム酒の香りは薄くなって行った。


少々焦げた匂いがしてきたなと心配になってきた頃、ようやく設定時間終了。

少し冷めるまで型に入れておき、その後取り出すと、予想以上に綺麗に焼けていてびっくり。
外側はしっかり硬くなっていた。


あらかた冷めてから、T と共に試食...
外側はカリカリ/サクサクで、内側はしっとりモチモチな、非常に美味しいカヌレが出来上がった。(残念ながら、ラム酒はごく微かにしか感じられなかったが)



時間が経つと外側は柔らかくなってしまうため(それはそれで美味しいのだが)、その食感の違いを存分に味わうためには、食べる前にトースターで再度表面を焼いたほうが良い。
焼いた直後は柔らかいが、表面が冷めてくるとまた硬くなって、カリカリ/サクサクな、最高の状態で味わうことができるようになる。

カヌレを焼くのは大変だと聞いたことがあるが、私の初カヌレは、自分では上出来。

T にとっては生まれて初めてのカヌレ。
「これまで食べた焼き菓子の中で一番美味しいかも」との評価をもらって、型を買っておいてよかったなとホッとした。





14.1.25

ダッチ ファミリーとゴーカートに...

昨年 12 月後半 、ネザーランド(オランダ)から、( H のパートナー) R のお母さんと R の年若い弟 & 妹が、休暇を過ごしに H たちの家に遊びに来た。

R の家族はクリスマス後にロードトリップに出かけていたため、私と T は、オークランドに戻ってから R の家族と共に飲茶で会食となり、そこで初めてダッチファミリーと初対面となったわけだが、R のお母さんの人柄の良さは会った瞬間から伝わってきて、子供達も素朴で、シャイで、とても楽しい一時を過ごせたのはこの上なく喜ばしいことだった。

お母さんは飾った所など微塵も無く、優しさが滲み出ていたのを、私のみならず T も感じたようで、T は当初、自分は別に会わなくてもいいかなと言っていたほどであったのに、飲茶の後寂れたボーリング場に行き、そこにあったレーシング ゲームで楽しそうに遊ぶ子供達を見て、ゴーカートに連れて行ったら喜ぶかも知れないと提案してくれたのがきっかけで、会食の数日後にはゴーカートを一緒に楽しみ、とりわけ R の弟はとてもエキサイティングに、かつ楽しそうに、T に話しかけていたのが印象的だった。



ゴーカートは初めてだったらしい R も、ゴーカートはすごく良いチョイスだったと殊の外喜んでくれ、二家族が一緒になって遊んだ、記憶に残る一日となった。


R の家族は明日の便で、氷点下のネザーランドに帰ることになっている。
何事もなく無事に飛行機が着いてくれて、皆がずっと元気でいてくれることを、心から願うばかりである。



5.1.25

パン型 蓋改良

おそらく 10 年以上前に買った長い USA Pan のPullman Loaf 型は、そのサイズ故、これまで備え付けのオーブンでしか使えなかったが、昨年末に購入した Ninja Foodi XL Air Fry Oven は結構な大きさがあるため、使えないかとサイズを測ると、本体部分は入るものの、蓋がつかえて入らない...

マジマジと蓋を見ていたら、不必要に長いことが判明。


長い部分を切ってしまっても問題ないだろうと踏んで、暇を持て余していた T に相談し、把手をどのようにしようかと話し合った後、二人でスタジオに降りて行き、T が早速ハックソーで不必要な部分(↑ 赤線部分)を切り取ってくれた。

切り口は鋭利なため、私がヤスリで角を落とし、引っ掛かりを全て取った後に、T が把手を作るべく板を上にギューっと曲げて、無事作業終了。



改良した蓋を付けて、早速オーブンに入れて具合を見てみた。



真横にして入らなくもないが、出し入れがしにくいので、斜めにして入れた方が良さそうだ。


我が家のパナソニック製パン焼き器はハードパンには適しているが、普通の柔らかい食パンを焼くのには適していないため、パン焼き器で捏ねと一時発酵まで済ませたら、パン型に入れてオーブンで焼く方法を取ろうと考えているところだ。

ちなみに、この Ninja のオーブンには Dehydrate 機能も付いており、最低温度 30℃ から設定できるようになっているため、乾燥対策にパン生地をラップ等でシールするなどすれば、二次発酵もこのオーブンを使ってできることがわかった。

*Reheat 機能は最低 40 ℃から設定できるようになっているので、もしかしたら、それも使えるかも知れない。




2.1.25

Ryobi 草刈機

数年前から、市の環境美化部門のようなもの?が規模を縮小したのか、歩道の草刈りに来なくなった。
私の家は借家なので、当然のことながら、裏に住むこの家の大家さんが草を刈ってくれていたのだが、その大家さんが引っ越してしまい、伸び放題になってしまっている草を、今度は私たちが刈らなければならなくなってしまった。(ちなみに、近隣の借家は、大家さんが業者を頼み、定期的に草刈りに来ている)

日本でよく使われているような、ディスク型の刃が付いた草刈機を探していたのだが、何処の店にも見当たらず、で、昨年末仕方なく購入したのがこれ → 。(手裏剣もどき型?)
暴風の日が何日も続いていたため、大晦日まで使用できずにいた。

これまで使っていたライン(プラスチック製の細い紐)が回転して草を刈るものは、ラインが詰まって出て来なくなったり、すぐに切れたりで、頻繁にスイッチを切らざるを得なくなり、かなりなストレスだったが、これはそれに比べたら遥かにマシで、あっという間に草刈り完了。
ただ、長身の T にはハンドルの位置が若干下らしく、少々腰を屈めないとならないので、改良しなくてはと話していた。


年々値上がりしてきたとはいえ、まだ周囲の借家の価格からすれば良心的と言えるだろう我が家の賃貸料を考えれば、約 NZ 369 くらいの出費で済んで良かったと考えた方がいいのかも知れないが、なかなか痛い出費である。


昨年末試運転し、バッテリー切れで中途半端に終わった草刈りを、新年明けて早々に片付けてくれた T。

業者に頼んだら、自分たちで片付けられる簡単な仕事でもべらぼうな金額を請求されることはよくわかっているため、できることは自分たちでする習慣がしっかり身に付いた。

さて、今年はどんな年になるのだろうか?




28.12.24

母永眠

 前日までデイケアに通えていた母が、昨日朝突然気を失い、そのまま帰らぬ人となったと、姉から連絡が来た。

我が家にしては珍しく、誰の誕生日とも関連していない日ではあったが、訪問診療の医師が母のもとに着き、母が死亡と判断された時間は、正に母の誕生日の数字と一致した。

92 年余の長い人生で、幾度となく病院に入院した経験はあれど、最期は自宅で迎えられたことを、間違いなく嬉しく思っていたことだろう。

私は姉の計らいもあり、葬儀のために日本に帰ることはしないが、それで後悔は無い。


長きに渡る人生、お疲れ様でした。

Rest in peace.



19.12.24

初めてのソックス編み

 姉は実に器用な人で、洋裁も編み物もプロ並みに上手い。

ほとんど毎日のように、時間を見つけては編み物をしていて、私が滞在中にも、幾つ作ったか数え切れないほどの作品が出来上がっていた。

母の誕生日にはカーディガンを編み、ソックスも、帽子も、ティッシュケースも、マフラーも全て母のために編んであげてあった。
姉が娘のために編んでいた薄手のセーターは、袖が透かし編みでデザイン的にも美しく、色も綺麗な青で、姪にとても似合っていた。

私も過去には少なからず編み物をしたことがあるが、ここ何年も編み針セットを見た記憶がないほど遠ざかっていて、専ら木工に勤しんでいただけだった。


ふと目に入ったテーブルの上のコースターを、気分転換に編んでみようかなと姉に言うと、編み方図をコピーしてくれ、かぎ針やら毛糸やらまで用意してくれて、そこから編み物教室の始まりとなった。
小学生の頃、姉に洋裁を教えてもらったことがあるが、それは厳しい人で、一度教えたことは二度と教えてくれなかった記憶が蘇ってきたが、歳をとって丸くなった姉は、私が戸惑っていると何度も丁寧に教えてくれるようになっていて、それが最も驚いたことだった。



コースターの次は小物入れ、そして、それらを編み終わると、今度はソックスを編んでみるように言われ、少々躊躇しながら、YouTube のビデオを観ながら編み始めたが、説明がよくわからないところは、隣で姉に教えてもらう必要があった。

編んでいる途中、母からの呼び出しブザーで中断すると、どこを編んでいたのかもうわからなくなる...
私が面倒な所を編んでいる間は、姉が気を利かせて率先して母の面倒をみてくれることが多かったが、コツが掴めないうちは何度も目を確認しなければならず、きちんと出来ているかどうか定かでないと編み直しもしたりして、完全に覚えるまで結構な時間がかかった。



集中して編み物をしていたおかげで、介護のストレスはだいぶ解消でき、編み物が前にもまして楽しく思えるようになってきた。


姉が私と編み物が好きな H のために、細かいパーツを買い揃えて作ってくれた段数リング、目数リング、増目リングは、実際使ってみると誠に便利で、もうこれら無しには編み物はできないだろう。






日本に荷物を送る準備

YouTube で犬のコートの製図を教えてくれているのを見つけ、早速製図し、まずは試作品を作り、その後超個性的な生地を使って本番に臨んだ。 製図はいたって簡単だったが、最初に使用した布は手持ちのやや厚手のフリースだったため(緑色の布は、以前作ったもののほとんど着用しなかった自分用...