24.5.16

あれから18年目の誕生日

同居人Tが今の仕事に就くためのインタビューを受け、仕事が始まったのが彼の人の誕生日。そして、社内で他のポジションに異動すべくインタビューを受け、いよいよ異動となった日は、私の誕生日だった。
インタビューを受けた日からその日までの間に、それぞれ何週間もあったというのに、まるでその日に決まっていたかのように、ピッタリ『ある特定な日』になるというのは、一体何なのだろう…

私の父が亡くなったのも、まるで合わせたかのように、彼の人の誕生日になってしまったのにも、何か意味があったのだろうか…
父はその日の朝には自分で髭を剃れるほどに回復していたのだ。そんな父がまさか数時間後に息を引き取るなんて、誰が信じられようか。

1年は365日もあるのに、私の周りでは不思議な一致の起こる確率がやたらに高い。

これからどんなことが起こることになっているのだろうか…

インターネット オークションの Q&A 上で注文してくれた人へのウェルカム ボードを作りながら、そんなことを考えてしまった今年の誕生日。
「あなたよりも、もう18年も長生きしてしまったよ」と彼の人の写真に向ってつぶやき、細かい木の粉が舞う中で、ひたすら板を切り続けていた。






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