ここ数日出掛ける用事が重なったため、先日作ったスクロールソーのダストボックス(ダスト コレクター)にペイントし、乾かす時間が充分あった。
緑のボディのスクロールソーに合わせてアトリエにあった緑色のペイントを使ったが、色が違う…
まぁ、こんなものはどうでもいい。
早速使ってみたところ、ボックスの縁にうっすらと舞った粉がかかっていたが、果たしてそれがテーブルの手前から落ちたものか、ブレードの出ている穴から落ちたものかよくわからない。
ほとんどのダストはしっかりチャッチできているので、服や足下がひどく汚れることはなくなった。
スクロールソーのボディの下に差し込んだ底板にもやはり若干の粉が飛んでいたが、こちらは全く気にならないほどの量だった。
ダストボックスを作るついでに、横に取り付ける浅い箱も一緒に作っておいた。
この上の写真に写っている『アームが落ちて来ないようにするためのストッパー』を置くための台として、これも磁石でボディにくっつけて使っている。
アームを固定するためのストッパーももちろん自作である。
このストッパーが無いと、ブレードを数多の穴に差し替える際に、アームが落ちて来てしまって実に作業し辛いのだ。
これらは簡単にできるものばかりだが、自分で作ることができなければ、不自由なまま使い続けるか、はたまた誰かに頼んで作ってもらうか、出来合いの物が無いかどうか探さなくてはならなくなる。もし使えそうな物を見つけたとしても、それを買うのにバカバカしいほどの金額を支払い、その上法外な送料がかかったりもするのだ。
これらは全て端材でできている。自分で作ることができれば、わざわざこのために散財をしなくてもよいのだから、出来るに越したことはないと誰しも思うだろう。
(実際、誰でも出来るような簡単な作りだ)
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昨日、お世話になっているお寿司屋さんに、修理した巻き寿司カッターのブレードを渡して来た。
ブレードを簡単に研ぐための治具を作り、研ぐためのダイヤモンド パドルのセットも一緒に渡して、研ぎ方を説明してきたので、「もう高いブレードを買わなくてよくなる」と、お寿司屋さんはとても喜んでくれた。
多分、ブレードが切れてしまわない限り、使い続けられるだろう。
彼は、「業者の人はこういうことを教えてはくれないんですよ」と言っていたが、機械を売っている業者は、間違ってもブレードの研ぎ方など教えないだろう。なぜなら、機械を売ってしまった後は、ブレードで稼がないとならないからだ。
鋸まで使い捨てのブレードにしてしまう国だ。このテの機械に付けるものを研ぎ直して使うなどという発想のもとに作るはずが無い。
そんなお寿司屋さんから、私はとても高価な物をいただいて帰って来た。
マキタのチェーンソー。
これで、前に同居人の友達からもらった丸太が簡単に切れると、頂くのを大変申し訳なく思いながらも、お心遣いに感謝して、ありがたく受け取って来た。
丸太を切って、何を作ろうかな…
楽しみだ。
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